三月は深き紅の淵を (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 8317
レビュー : 943
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062648806

感想・レビュー・書評

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  • 作者の意図が高等過ぎてよく分からない。第三章まではそれなりに楽しめたのに。第二章はおもしろかったのに。

  • いい意味で、届きそうで届かない、掴みかけているのに…
    そんな読後感でした。

  • 僕の読解力がないのか
    あまり頭に入ってこなかった。

    1章・2章はまだいいが
    4章になると意味不明。

    これは個人の感想なので
    この本に対する世界観が好きな人は
    高評価になると思いますが・・・

    ブクログからの献本なのにすみません。

  • 1章と2章がよかった。
    本のうんちくというかなんというか。
    3章は気持ち悪い。
    4章はまじめに読むのしんどかったので読み飛ばした。
    小説とは、みたいな話をもっと読んでみたいと思った。

  • 知らぬ間に『三月は深き紅の淵を』の世界に囚われた住人になっている。誰かの作り出す世界は出口のない物語。つばの広い帽子をかぶった、柔らかな口髭を生やし物静かな表情の義眼の男。彼に連れられてわたしはここに来た。外側から内側へ。紡がれていく幻想に迷子になっている。

  • 「麦の海に沈む果実」がけっこう楽しめたので、それを読むきっかけになったこの本を再読。
    残念ながら、昔ほどワクワクできなかったことがショック。当時、架空の物語を断片的に追う、ってあたりに惹かれたのかもしれませんが、「麦の海に沈む果実」を読んでしまうと、この本の持つ謎めいた雰囲気が薄れてしまうのかも。
    シリーズを読むなら、やはり最初に読むべき本かもしれません。

    第1章で出てくる、人生で読んだ本全てが詰まった、夢の本棚って、今ならネットで再現可能なんだなー。

  • それぞれタイトルと関わる四つの小説。それぞれ印象が違うところが面白い。時々、作者らしい女性が顔を出す第四話が新鮮な感じはしましたが、少し読みにくかったかな。個人的には腹違いの姉妹が出てくる第三話が良かったと思います。

  • 裏表紙のあらすじを見て、すごく面白そうでずっと積んでた1冊☆
    第三部まではスイスイ読めました。
    第四部の回転木馬…難しかったです。
    シリーズ化しているみたいですが、多分読まないかなぁ。他にも読みたい本がたくさんあるし。
    恩田さんなら、ドミノが一番好きです。

  • 一冊の本に惑わされる

  • 2章を読み始めたとき、思わずこれは短編集だったっけ?と首をひねってしまったのだけど、読み進めて行くにつれ『三月は深き紅の淵を』に繋がっていく様はドキドキした。
    ラストの章は途中まで恩田さんがなかなか進まない原稿に無理矢理とってやりつけた章のように見えてしまって少し浮いて読んでいたのだけれど、「黒と茶の幻想」の冒頭が出てきた瞬間思わずゾワっとした。(手元にたまたま図書館から借りた「黒と茶の幻想」があった。これに続く作品とは知らなかった)
    作中でも述べられているように、「よくできた話」「伏線」が素晴らしい本とはまさにこのことだろうなぁと思う。

    すでに先に「六月の昼と夜のあわいに」や「図書室の海」を読んでいたからかもしれないが、ところどころ、あれこれってもしかしてあの作品の匂い?というものを感じるところがあった。
    おそらく本書の方が先に書かれていると思うので、「六月〜」や「図書室〜」の方が意識的に書かれた可能性もあるのかもしれない。

    皆がこぞって探す本。読みたいと心の底から思える本。
    そういうものはこの世のあるのだろうか。
    読みたいような、読みたくないような。
    夢は夢のままで終わらせた方がいいこともある、という言葉もあるけれど、強く願うものこそ、願いのままでいてくれた方がいいのかもしれないなぁと思う。

    全てが違う雰囲気の作品なのに、どれが一番良かったということなく、どれも一つずつ好きな章立てだった。
    昔、ネクロポリスを読んで冒頭で挫折してから恩田さんは久しく読んでいなかったのだけれど、今年に入ってから数冊読んで、もしかしたらとても好きな作家さんなんじゃないかなと、思っている。
    きっと、私が求めているもの、探しているものを教えてくれる気がする。

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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