ショートショートの広場 11 (講談社文庫 あ 4-25)

著者 : 古賀牧彦

制作 : 阿刀田 高 

• 講談社 (2000年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Tetchyさんの感想 · 2019年5月8日]

もはや読書生活の息抜きの感を呈してきた本シリーズ。それでもやはり元々読書の趣味の素地を作るきっかけとなったのが星新一氏のショートショートであったためか、書店の店頭に並んでいるのを見ると、ついつい手が伸びてしまう。

今回は全くといっていいほどキラリと光る名編が無かった。
とどのつまり、編者と読者との隔たりは創作者と読み手という立場にあると思う。つまり編者は自分にこの話が思い付けるかに重きを置くのであって、読み手の期待するオチは二の次なのではないのだろうか？
もしそうだとしたら、次もまた･･･。