文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.58
  • (550)
  • (918)
  • (1736)
  • (79)
  • (9)
本棚登録 : 6805
レビュー : 564
  • Amazon.co.jp ・本 (984ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062649612

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 前作から其ほど期間を空けることなく読了。
    やはり面白いのはそうなんだけど、若干間延びした感は否めないかも。前作はページを捲る手が止まらないくらい引き込まれたんだけど、今回は後どれくらいだろう?と残りを確認することがしばしば……
    けど、ミステリとしては今作の方が断然楽しめました。真相の仕掛けが凄くミステリ的だからでしょうか。
    別々のものに見えた事件が一連のものという京極堂の言葉通り、よくこれだけ散漫させておいて綺麗に纏め上げたな、とただただ感服です。
    次作を読むのは何時になるか解りませんが、今年中には読みたいものです。

  • うーむ・・・読書のレビューが、うーむではじまるのもどうかと思うが、やはり「うーむ」なのである。
    うならされるというかね。
    前回は、つなげて考えるからわからなくなり、今回はつなげて考えないとわからないという。
    色々な事件がストンとおさまるラストには感嘆したが。
    僕が貴方で、貴方が僕で・・・というわけですな。
    次作も期待。

  • 京極堂第三弾。やっぱり面白い。

  • ほね、ほねほね。京極堂シリーズ第3作目。わたしは全部読み終えるのか。

  • ラストの冬の海岸のシーンが爽やかで好き。

  • 京極堂はなかなかででこないが、榎木津が絶好調ではないか!?
    「フットボール」だなんて・・・(笑)
    躁状態です!

  • 百鬼夜行シリーズ3作目。短期間に読みすぎだ。読みすぎて考え事がすべて関口独白風になってしまうじゃないか…。

    今回のキーワードは「髑髏」と「夢」。
    記憶喪失の女・朱美は、以前首を切り殺した夫が夜ごと自分に会いに来ており、自分はその度にまた首を切っては殺していると言うのだが…。

    京極堂、関口、榎木津、木場、伊佐間といった腐れ縁の面々が互いに文句を言いながら集まっている雰囲気が好き。
    今回の謎は、特に宗教が絡むからかオカルト色が強く、その暗くてじめじめした雰囲気がたまらない。

    どのキャラクターも魅力的だが、引用は榎さんのセリフが多くなってしまうなぁ。面白くてかっこいい奇人変人は大好きです。今回は特に輝いてたよ。自由すぎる。

  • 何度も蘇る夫とその度に殺して首を切り落とす妻。
    金色に光る髑髏と牧師が見る髑髏を祀る夢。
    妻が見る骨になる夢。
    骨、骨、骨。
    どこかちぐはぐで噛み合わない幾つかの事件を京極堂が一つに繋ぐ。
    そこに浮かび上がるのは、哀しい女の人生と井中の狂骨。

  • 国譲りの武御名方富命(たけみなかたとみのみこと)の怨念晴らし、隠岐流島の後醍醐天皇の正統への執着。京極堂が語る神やら天皇やらに絡む呪詛の青史には皆式ついていけず、今回は外したなと思いつつ読み進む。なのに読後感がいいから不思議だ。

  • 全970ページ。長い。とにかく長い。
    京極堂が登場するのが600ページ以降。散りばめられてきた謎を解き明かすのが800ページから。謎解きだけで170ページもある。
    大仕掛けすぎて、難しい。混乱してくる。
    ここまで大仕掛けのミステリーは初めてだ。
    山田正紀の解説も素晴らしい。

全564件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)のその他の作品

狂骨の夢 単行本 狂骨の夢 京極夏彦

京極夏彦の作品

ツイートする