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- Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062649773
感想・レビュー・書評
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栄華を極めた藤原道長の系図を見た時、ふと気になってしまう女性。正室倫子に並び"ふたり妻"と呼ばれた道長の妻、源明子。あまり知られていない存在を、作者の自由な感性で主役として描きあげた、とっても読み応えのある小説でした。
淡い初恋や男の片思いが切なく彩る、歴史恋愛小説ですね。 -
道長とその妻、倫子は有名だけれど。
明子を主人公にした物語は珍しい。
明子は既に父親が他界していたから、道長の後ろ盾になれず、影が薄いのか。
また女の子は2人。
4人の女の子全員東宮や帝の后となった倫子とは扱いが違うのか?
明子に関してはぼやけていた印象が、この本のおかげでくっきりしてきました。 -
有名な道長の二人妻のひとり、明子姫側からのお話は中々珍しい。
どうしても家の権力違いから倫子の方が正妻扱いで実際にそうだったのかもしれませんが、道長が平等に通っていた事から見ると、案外仲は悪くなかったような気がします。
このお話では道長と確執的な争いを続けていたので、全体的に読むのが気詰まりな感じでした。
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