夢想

  • 講談社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (58ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062663540

作品紹介・あらすじ

華麗なアールヌーヴォーの代表作が詩画集に。
世紀末パリに華開いたアールヌーヴォーの旗手ミュシャの代表作50数点と、同時代に日本の詩歌界に鮮烈に登場した『みだれ髪』が、美しくコンパクトな1冊に。

感想・レビュー・書評

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  • ◆ 20世紀初頭の芸術◆
    「アール・ヌ-ボー」は1900年ごろ、20世紀の初頭から汎ヨーロッパを中心
    に花開いた芸術運動です。コンセプトは「実用品に芸術性を取り戻す」。
    産業革命以降、粗雑な日用品が大量生産されたことに、当時の芸術家が動き始めたのです。今日に残るアール・ヌーボーの作品は例えば、ガレのガラス細工の花瓶やランプ、ガウディの建築など生活の中にあります。アルフォンソ・ミュシャはポスター画家として広く知られ、モチーフは今も多く使われています。

  • ミュシャの絵がたくさんあり、表題と政策年も書いてありました。文学部教授の最後の解説文とミュシャ年譜があり良かった。晶子の詩をしっかり読めるようになりたい。

  • 詩画集としては成立しているかあやしい

  • ミュシャと晶子はなぜ合うのだろうか。連作がとてもきれい。ミュシャ館に行きたい。

  • ミュシャ展が開催されるので借りて読みました。
    ミュシャの繊細な筆遣いと世界観にあいまった詩が
    非常に感慨深かったです。

  • アルフォンス・ミュシャさんの絵画と与謝野晶子さんの詩のコラボの詩画集。
    アールヌーボー様式の曲線と、女性と草花をモチーフにしたスタイルが、柔らかで乙女な詩にぴったり。
    ナイスコラボだと感じました。
    ミュシャさんも与謝野さんも大好きなので、お気に入りの一冊。

  • 与謝野晶子×ミュシャという興味深いコラボレーション。星や花、なかでも恋のモチーフをくり返し歌い、言葉の綾を巧みに駆使した与謝野晶子。そして、堂々とした人物のポーズ、文字や衣装のビザンチン風の衣装効果、女性の髪の流れるような曲線の強調など、アール・ヌーヴォー様式の特徴が遺憾なく発揮されたミュシャの絵。ふたつは与謝野鉄幹が発行した雑誌『明星』で結ばれることとなります。この画集で特に好きな絵は『黄昏』。好きな歌は『やは肌のあつき血汐にふれも見で さびしからずや道を説く君』です。

  • ミュシャと与謝野晶子がこんなにしっくりくるとは新鮮です。

  • やっぱミュシャはいい!!

    でも、この本で1番気になるのは与謝野晶子の子供の名前!
    エレンヌとかアウギュストとか
    日本人じゃないのか??

  • きれいな絵が描かれた缶コーヒーを見つけました。それがアルフォンス・ミュシャのものと知り、この本を購入。与謝野晶子の詩歌を読めば、絵の女性達がますますしっとりと美しく見えてきます。

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著者プロフィール

Alfons Maria Mucha 1860-1939。アール・ヌーヴォーを代表するチェコの画家

「2020年 『アール・ヌーヴォーの華 アルフォンス・ミュシャ 代表作から知られざる初期作品、習作まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アルフォンス・ミュシャの作品

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