クレーの天使

  • 講談社
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本棚登録 : 339
レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062663694

感想・レビュー・書評

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  • 『クレーの絵本』と同じ日に読みましたが、こちらの方が明るくてやさしい印象でした。
    天使の絵だからでしょうか。
    線だけで描かれた絵も多いです。

    詩も『クレーの絵本』よりこちらの方が好きなものが多かったです。入院しているお友だちのお見舞いに持っていくならこちらですね。
    いろいろな「てんし」が詩の中にでてきます。
    「天使とプレゼント」
    「泣いている天使」
    「希望に満ちた天使」が特によいと思いました。

    「天使とプレゼント」
    なにがてんしからのおくりものか
    それをみわけることができるだろうか

    はなでもなくほしでもなく
    おかしでもほがらかなこころでもなく

    それはたぶん
    このわたしたちじしん・・・

  • 天使って何だろうと思って読み始めて、
    だんだんわからなくなっていきました。
    天使ってなんだろう・・・

  • クレーの描く天使と谷川俊太郎の詩が織りなす世界は素晴らしい。

  • わたしのいちばんすきな天使は載っていませんでした…( ・ᴗ・̥̥̥ )
    泣いている天使 と
    忘れっぽい天使
    用心深い天使
    が印象深かったな。
    クレーの天使はどこかシュールだったりコミカルだったりしながら、はっとする何かがあって、それに名前をつけるのは難しいけど、やっぱり衝撃とか情動なのかな。
    谷川俊太郎の詩が沿うとより一層深まる気がする。
    どちらも優しい顔をして、優しくない。

  • クレーの天使に出会った
    それは、鉛筆でひと筆書きで描かれた様な簡単なものだったけど
    生きているような気がした
    悩んだり、空想したり努力したりしていた

    いろいろ解釈があって
    谷川さんのイメージもあるだろうけど
    それぞれ個人の思う天使がいる

  • 天使があんまり可愛らしくもなく、善良そうでもなくていい。谷川俊太郎さんの詩は声に出して読むと、もっといい。何度も何度も読みたい。

  • クレー展覧会で購入。シンプルな線画の変わった天使と谷川俊太郎の詩がなんだかいい感じ。

  • 絵を観て、詩を読んで、ふと涙がこぼれました。
    《天使、まだ手探りをしている》
    「いつかだれかがみつけてくれるだろうか」p.4
    《泣いている天使》
    《おませな天使》
    《希望に満ちた天使》
    《鈴をつけた天使》
    が特にお気に入りです。

  • 「天使というよりむしろ鳥」が好き。

    としおいた きのねんりんにまぎれ
    こいぬのひとみにひそみ
    かくれんぼしていた あのてんし

    泣きそうになる。

  • パウル・クレーの描いた天使たちに
    谷川俊太郎が短詩を書いたもの。

    わたしにとってこの本は
    なぐさめだったような気がします。

    わたしに見えなかった漠然としたものが
    言葉によって見えたとき
    「あぁ…わかってもらえた」
    そんな安堵感から涙が溢れ出てきたのを思い出します。

    どの天使もあどけない表情をしていて
    愛着がわいてくる。
    ともだちのように手元に置いておきたい本です。

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著者プロフィール

20世紀を代表する画家の一人。1879年、ドイツ人音楽教師を父に、スイス人声楽家を母にベルン(スイス)近郊に生まれる。高等学校卒業と同時にミュンヒェンに出て画塾に通うが3年後ベルンに戻り、独学の道を選ぶ。1906年、ピアニストのリリー・シュトゥンプフとの結婚を機にふたたびミュンヒェンに赴く。長い無名時代を経て、1920年、総合造形学校バウハウスから招聘される。ヴァイマール、デッサウの同校で教鞭をとった後、1931年にはデュッセルドルフ美術学校に籍を移すが、2年後、ナチスの弾圧を受けてベルンに亡命。皮膚硬化症を患いながらも制作意欲を失うことなく、その後も数多くの作品を残した。1940年、南スイス・テッシン州の療養院で60年の生涯を閉じた。

「2018年 『クレーの日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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