巨泉人生の選択 (The New Fifties)

著者 :
  • 講談社
3.51
  • (7)
  • (11)
  • (14)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 133
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062683302

作品紹介・あらすじ

大人気の司会業を56歳でセミ・リタイアメント。春・秋は日本、夏はカナダ、冬はオセアニアに住む快適生活。シングルのゴルフ、釣り、ジャズ、旅行、読書を堪能。多面的に自己実現を成しとげた男のやり方。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人生後半戦で大事なことは、健康、パートナー、趣味、財政計画。
    そして九戒。
    1.誰も必ず死ぬ。正しい価値観を持とう
    2.健康第一
    3.いつも明るく、人の役に立て、情けは人の為ならず
    4.怒りっぽい人、揉め事の好きな人を避けよ
    5.熱狂的信者も避けよ
    6.自分で喋るより、人の話を聞け
    7.人に説教はするな
    8.弱者や敗者に寛容であれ
    9.成功は金ではない
    春秋は日本、夏はカナダ、冬はオセアニアに住み、趣味はゴルフ、釣り、ジャズ、旅行、読書。素晴らしい!!!

  • 巨泉の人生はまねできないけれど、いくつか是非自分の人生に取り入れたいことも書いてます。ところで、民主党から出馬当選していたのは、その頃政治に興味がなかったので知りませんでした。

  • 大橋巨泉がテレビに出てるのを見ると、どうも気に食わない。
    永六輔と一緒に「昔のテレビは良かった」とか言ってたりすると余計にムカつく。

    エラソーな感じが鼻につくからなんだとは思うが
    そんなにエラソーでもない秋元康にも巨泉と同じような、いけ好かない何かを感じる。

    おそらく、心の奥底から

    「ヤロウ ! うまい事やりやがって !」

    という気持ちが沸き起こって来るんだと思う。

    本書は巨泉によるセミリタイヤの指南書である。


    読んで知った事。

    巨泉とて、思いつきでセミリタイヤができた訳ではなく
    かなり準備に時間をかけて(15-20年ぐらい)
    そこまで持っていったんだなと。

    巨泉がセミリタイヤしたのは1990年、巨泉56歳の時で大して若くもないが
    30代には将来を見据えて
    早々にパイプカットまでしている。

    後半生を楽しみたい方は
    遅くとも35歳ぐらいまでには
    家族計画を終わらせておきなさいよと。

    セミリタイヤの歳になった時に
    まだ子供が学校に通ってたりすると
    外国を遊び歩いたりできませんぜと。

    やっぱり、自分の20-30年先をリアルにイメージしてる人は強いな。

    ちなみに自分の20年後は
    釣りバカの浜ちゃんみたいになりたいと思っております。

    天気のいい日に、午後半休とって
    釣りに行っちゃう感じ。

  • 人生の終盤戦は「森光子型」と「巨泉型」があるという。
    一生仕事をしていたいタイプと早々にリタイアして悠々自適したいタイプということだそうです。
    私はどちらかというと森光子タイプかなあ。
    でもこの本は面白く読めました。

    あと子どもを持つことを完全否定しているので
    産むか産まないか迷っている人は目からウロコかも。

  • 自分の人生のあるべき姿を見つけられた一冊。
    一度きりの人生悔いのないように生きたい。
    一生働き続けるのは本意ではない。
    人生の後半は自分のやりたいことをしたい。
    そんな漠然とした自分の目標に一筋の道筋をみつけたような感じがした。
    こんな生き方がいいなぁと共感できた。


  • この本がブックオフで100円なんだから。。。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

おおはし・きょせん/1934(昭和9)年、東京両国生まれ。本名・克巳(かつみ)。早稲田大学第一政経学部新聞学科中退。ジャズ評論家、テレビ構成作家を経て、1965年、『11PM』への出演を機にテレビタレントに転身。以後、『巨泉・前武のゲバゲバ90分!』『クイズダービ―』『世界まるごとHOWマッチ』『巨泉のこんなモノいらない!?』など、数々のヒット番組を手掛けた。1990(平成2)年、セミ・リタイアを宣言した。
『巨泉 人生の選択』『岐路』(いずれも講談社)、『頑固のすすめ』(王貞治氏との共著、角川書店)など著書多数。

「2016年 『ゲバゲバ人生 わが黄金の瞬間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大橋巨泉の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×