人生を豊かにするモノ (The New Fifties)

  • 講談社 (2002年10月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784062683784

感想・レビュー・書評

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  • ものが増えると言う事は、同時に人とのしがらみが増えると言う事でもあるのだ
    家を新築する時ほど、大きな金額に麻痺する感覚を味わうことがない
    買い物は一期一会。欲しいものを見つけたときに買っておかないと二度と巡り会うことができない
    結局私は、他人に値踏みされるような人生を送りたくない、と思っているのかもしれない

  • 旅に出るとこんなに少しのモノでも暮らせると身軽になった開放感が嬉しい。
    寅さんみたいにいつも同じ服で小さなトランクひとつで生きていくのが理想です。

    だから家のガラクタを片そうといつも思っているのに、いざ始めると、あのときに買ったんだよなあ、とか、まだ使うチャンスはあるかもしれないとか、挙句の果ては、○○円もしたんだから・・・なんてことでまたまた詰め込んでしまう。

    玉村さんは一流の目利きで、その審美眼にかなったさまざまなモノを愛でています。家の建築はその最たるものでしょう。最初に建てた軽井沢の家はなんとリビングに砂を敷き詰めたもの!!

    これは糸山さんの「海の仙人」に家の中に砂を敷く・・というのがあって、とても印象に残ったけれど、実際には大変なことでその後ステンレス板を張ったとか。

    自分のセンスを透徹するのは、欲しいものは絶対に手に入れる根性と思い込みと時間とお金がなければできない。やはり究極には「物欲」なのだと思いました。

    私は物欲も影が薄くなり、お金も体力も精神力もないのに、なんでこんなにガラクタにまみれているのでしょう。

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著者プロフィール

エッセイスト・画家。1945年東京都生まれ。東京大学文学部仏文学科卒。パリ大学留学。長野県東御市にて、2003年「ヴィラデスト ガーデンファームアンド ワイナリー」、2015年「アルカンヴィーニュ/ 千曲川ワインアカデミー」を設立。著書には、『料理の四面体』『食の地平線』『玉村豊男 パリ1968-2010』『ヴィラデストの厨房から』『今日よりよい明日はない』『絵を描く日常』『旅する人』『花摘む人』『ぼくのワインができるまで』『玉村豊男のコラム日記』、翻訳『美味礼讃』(ブリア=サヴァラン)ほか多数。画集には『HARVEST』『GARDENS』『PARIS パリの美しい9月』『ヴィラデスト 里山の花暦』 ほかがある。

「2026年 『ブドウ畑の傍らで暮らす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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