NO.6〔ナンバーシックス〕#4 (YA! ENTERTAINMENT)

  • 講談社 (2005年8月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (214ページ) / ISBN・EAN: 9784062693585

作品紹介・あらすじ

何も知らなかったのは、おれのほうなのか。あの眼、あの動き――殺られる……。
紫苑、あんた、何者なんだ?

「NO.6」の治安局員に拉致された沙布を救うため、紫苑とネズミはエリート高官から内部情報を聞き出す。聖都市で極秘裏に進められる恐るべき計画とは何か?そしてついに「人狩り」が決行され、囚われの身となった2人は矯正施設の内部へと入っていく――。

感想・レビュー・書評

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  • ついに前回の謎だった「人狩り」の意味を知ることになりました。
    そして、紫苑に対してのネズミの違和感・・・

    巻数を重ねて、どんどんこのNo.6の世界にのめり込んでしまします。
    最初はなんとなく読んでいましたが、長編小説の凄いところが垣間見えた気がします。

    とにかく続きが気になって仕方がありません。
    ボリューム自体も大きくないので、気軽に読めるのがいいですね。

  • (再読)
    小学生の頃急いで新刊買いに行って、あっという間に読み終えてしまって、展開はすごいゆっくりで、また次は一年後か・・・とヤキモキしたのをすごい覚えてる笑

    胸がひりひり痛むのは、現実だから。決して単なるフィクションではない。

  • 紫苑とネズミの絆が、静かに深まっていく。
    そして物語は、いよいよ巨大な組織との対決へと大きく動き出す。
    相変わらず絶妙なところで幕を引く展開だなぁ。次巻を読まないと…

  • どんどん逞しくなっていく紫苑
    先が気になる

  • 沙布を助けるために、紫苑とネズミはNO.6の高官・富良を捕らえて矯正施設の情報を手に入れる。ネズミはそのやり取りをイヌカシに『北風と太陽』のようだと揶揄される。

    NO.6に戻った富良は矯正施設で殺人バチの実験台にされ死亡。「人狩り」が始まり、紫苑とネズミは矯正施設に連行される。

    かなり物語が動き出しました。5巻は矯正施設かな?楽しみです。

  • うーーーん前半の冨良とのやり取りがなんともいえない
    冨良さん、のちのち味方になってくれるのかななんて期待していただけにちょっとショックでしたね


    紫苑の知らない一面を見てしまって動揺しているネズミにちょっとドキッとしてしまいました
    これが今後どのよのように作用されていくのか楽しみです

    "きみという他者なしに、ぼくは生きられない。"

    この一文がたまらなく好きです。

  • 再読
    いよいよ、人狩りを利用して矯正施設の内部へ

  • 震えるイヌカシ、ネズミを失う恐怖で動転する紫苑、紫苑のことが分からなくなるネズミ。
    キャラの性格や感情に厚みが出つつ、話が進み出しました。
    赤ちゃん育てるイヌカシ絶対可愛い。

  • 運命の人、ってこういうこと?

  • #4 それは、まっすぐでたんじゅんな
    あいのこくはくだった
    きみというたしゃなしに、
    ぼくはいきられない

  • いよいよ矯正施設に入っちゃった。生きて戻ってくれ、ネズミ、紫苑…!!!

  • 1巻から書き続けているのでしつこいようだけれどもSFは好みではありません。でも続きを読もうと思うので、自分ではよくわからないけれど、魅力があるようです。

    図書館に行くたびに一巻ずつ借りて読むのがちょうどいい。

  • 矯正施設にいる沙布を助け出すため高官から情報を聞き出す。そして人狩りが行われ紫苑とネズミは自ら狩られて施設に侵入した。

  • 昔見た海外ドラマを思い起こさせるものがあります。
    なかなか想像出来なくて辛い

  • 【あらすじ】NO.6の治安局員に拉致された沙布を救うため、紫苑とネズミは高官から内部情報を聞き出す。聖都市で進められる恐るべき計画とは? ついに人狩りが決行され、囚われの身となったふたりは矯正施設の内部へと入っていく…。

    【雑感】ついに、紫苑は「人狩り」を身をもって知ることになる。それにしても、ネズミも紫苑もイヌカシも、火藍も、すごい。「かっこいい」とか「優しい」とか、そういった言葉では、今の私ではうまく表現できないのだけれど…。
    「自分のために生きていく強さ」がすごい、と思ったのかな。
    あとがきまで、じっくり読んでみてほしい。

  • 展開が遅くなってきた。個人個人に踏み込んで描写しているぶん、話が進まない。沙布はどうなった?ネズミはどうした?謎が深まる。

  • 来ましたついに最後沙布ちゃんを救いに矯正施設に突入しましたねえ。
    もう沙布ちゃんを一刻も早く助け出してくれお二方。
    イヌカシの言動がかわいい。
    そしてアニメの力河さんにショックを受けた・・・

  • あの台風の日に窓を開けただけなのに、それで二人が出会ってここまで絆を深くしてきたのかと思うとちょっと感動する。
    特にネズミが、自分以外の誰かの存在を案じ、信頼するなんてイヌカシとかからすれば信じられないんだろうなぁ。

    そういえばイヌカシってやっぱり…?

  • スピーディーで楽しかったです。
    終わり方いいです。どきどきします。
    イヌカシ君がいい子です。かわいいです。

  • いろんな登場人物の視点での行動を描写しており飽きがこない。今回沙布の行動はなかったが新たな人物の富良がキーを握っている。施設内部の情報を手にした紫苑はどう動くのか見物である。

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著者プロフィール

あさの あつこ:1954(昭和29)年、岡山県生れ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師ののち、作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリーII』で日本児童文学者協会賞、『バッテリーI~VI』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。著書は『福音の少年』『No.6』シリーズ、『弥勒の月』『アーセナルにおいでよ』など多数。

「2025年 『あなただけの物語のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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