No.6〔ナンバーシックス〕 #4 (YA!ENTERTAINMENT)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062693585

作品紹介・あらすじ

何も知らなかったのは、おれのほうなのか。あの眼、あの動き-殺られる…。紫苑、あんた何者なんだ?

感想・レビュー・書評

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  • 沙布を助けるために、紫苑とネズミはNO.6の高官・富良を捕らえて矯正施設の情報を手に入れる。ネズミはそのやり取りをイヌカシに『北風と太陽』のようだと揶揄される。

    NO.6に戻った富良は矯正施設で殺人バチの実験台にされ死亡。「人狩り」が始まり、紫苑とネズミは矯正施設に連行される。

    かなり物語が動き出しました。5巻は矯正施設かな?楽しみです。

  • うーーーん前半の冨良とのやり取りがなんともいえない
    冨良さん、のちのち味方になってくれるのかななんて期待していただけにちょっとショックでしたね


    紫苑の知らない一面を見てしまって動揺しているネズミにちょっとドキッとしてしまいました
    これが今後どのよのように作用されていくのか楽しみです

    "きみという他者なしに、ぼくは生きられない。"

    この一文がたまらなく好きです。

  • 1巻から書き続けているのでしつこいようだけれどもSFは好みではありません。でも続きを読もうと思うので、自分ではよくわからないけれど、魅力があるようです。

    図書館に行くたびに一巻ずつ借りて読むのがちょうどいい。

  • 矯正施設にいる沙布を助け出すため高官から情報を聞き出す。そして人狩りが行われ紫苑とネズミは自ら狩られて施設に侵入した。

  • 昔見た海外ドラマを思い起こさせるものがあります。
    なかなか想像出来なくて辛い

  • 【あらすじ】NO.6の治安局員に拉致された沙布を救うため、紫苑とネズミは高官から内部情報を聞き出す。聖都市で進められる恐るべき計画とは? ついに人狩りが決行され、囚われの身となったふたりは矯正施設の内部へと入っていく…。

    【雑感】ついに、紫苑は「人狩り」を身をもって知ることになる。それにしても、ネズミも紫苑もイヌカシも、火藍も、すごい。「かっこいい」とか「優しい」とか、そういった言葉では、今の私ではうまく表現できないのだけれど…。
    「自分のために生きていく強さ」がすごい、と思ったのかな。
    あとがきまで、じっくり読んでみてほしい。

  • No.6中央管理局の富良(ふら)をはめて、矯正施設についての情報を聞き出すネズミ、紫苑、イヌカシ、力河。
    そして人狩りがはじまり、それに乗じて、矯正施設に入り込む企てを実行する。

    1開幕~リヤ王 第五幕 第三場
    2第一幕 第二場~手塚治虫名作集17グランドール
    3暗転~小野小町
    4災厄の舞台~デカメロン物語 ボッカチオ
    5道の光へと~中国の神話 リス族の創世記

  • いよいよ矯正施設に乗り込みます。

    しかし、人狩りって胸の悪くなる行為ですね。
    NO.6の上層部の人間ってろくな人いないんでしょうか。

  • さらわれた沙布はどうなってしまうのだろう。
    紫苑たちが間に合えばいいのだけどと思った。

  • 紫苑、ネズミ、イヌカシ、力河が富良から矯正施設の内部情報を得るところから、人狩りに乗じて「地獄」へ続くエレベーターで落ちるところまで。

    ネズミが「あんた、何物なんだ?」と紫苑の正体を疑うところが印象的だった。
    それから、矯正施設へ運搬される最中、荷台の中でネズミが歌うところも印象的だった。ネズミは紫苑に、歌や物語では人は救えないと言ったけど、ほんの一時だけ苦しみを忘れさせることができるだけなのだと言ったけど。

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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