No.6〔ナンバーシックス〕 #4 (YA!ENTERTAINMENT)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062693585

感想・レビュー・書評

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  • No.6内に一人暮す母親もその存在のあり方に疑問を感じるようになってきた。当局に息子の妻を拉致された男と知り合う。
    ちょっとだけ話が矯正収容所のほうへ進む。
    文章がちょっと他に比べて稚拙に感じたが、どうか?さらっと読めて、あまり頭に残らない。
    面白かったはずなんだけど。

  • 「おふくろは奇跡のことは何も言わなかったけど、北風と太陽の話の後にこう言った。『あたしたちの毛皮は北風だろうが太陽だろうが、脱がすことなんてできないよ』ってな。それから、『おまえには毛皮はないけれど、北風にも太陽にも負けちゃいけないよ』って身体中を舐めてくれたもんだ」
    「いいおふくろさんだな」
    「最高さ」

  • こいつは・・・いったい・・・誰だ?

    『沙布』を助ける為、『紫苑』たちは、NO.6の高官から矯正施設の情報を入手する。

    折しも、西ブロックの人口を減らすための『人狩り』が行われ、『紫苑』と『ネズミ』はその機に乗じて、矯正施設への潜入を実行する。


    「君の為じゃない、自分の為だ。君を失ったら僕は生きていけない」

    なんて、狙ってます? なんか美味しい設定ができそうな流れですなぁ。

    本編に戻って、『紫苑』が化け始めました。まあ、変化という意味で変わっていくとは思ってたけど、予想以上に面白くなりそうです。それと同時に話の方も進みだして、ドキドキの次回が待ち遠しいです。

  • ネズミの突然の異変はなんなんでしょう。
    気になる・・・
    遂に矯正施設に入り込む!続きが楽しみだ

  • 押し付けられ、与えられた価値や道徳や正義ではなく、自分の頭で、何が正しいのか、何が意味のあることなのか、何が欲しいのか、何を信じるのか、考えろ。掴めぬものもまだ数多あるけれど、思い悩み、考え続けることが紫苑の魂を蘇生させ、そこに生きた血を巡らせる。
    思いを千々に乱すのではなく、取捨し選択する。それは生き抜くために必須の力だった。
    きみという他者なしに、ぼくは生きられない。

  • 未来都市No.6から追われる身となった紫苑。ネズミに助けられ、都市の外にある西ブロックという荒野のような土地で生活を始める。
    ところが、紫苑の幼馴染の沙布が矯正施設に連れて行かれたという情報を耳にしたときから、紫苑は沙布を救い出すことを決意する。
    ネズミとの別れを決めたとき、すべてを見通していたネズミは紫苑とともに矯正施設への突入を計画する。
    そして、西ブロックの清掃作業こと、人狩りが始まり。物語は、ハードなサバイバルストーリーへと向かう。

    これまた一気に7巻まで読み終えて。
    今、ものすごくもったいないことをしたという喪失感でいっぱい。
    息子の本棚を探してみても7巻までしかなく、しかもさかのぼって発行を確認すると、どうも1年に1回くらいしか発行されていないようで。
    ああ、こんなところで待つのは嫌だあああ。
    ものすごく狂おしく、切なく、寂しい気持ちでいっぱいになる。
    息子と、いかに、このままの状態で続くになることがもどかしいことかを延々と語り合ってしまった。
    お願い。あさのあつこ先生、続きを今すぐにでも書いてください。
    スティーブン・キングが、以前このように定期的に刊行する方式で小説を書いていたら、熱中するファンから、早く続きを書けという脅迫を受けたという話を聞いた。
    そのファン心理がよーくわかる。
    この気持ちを切り替えるべく、またほかの本を読もう。
    面白いシリーズの本って、読み終わったときの喪失感が本当につらい。
    次にネズミ&紫苑に会える日を楽しみにけなげに毎日を生きていこう!

  • 2006年読了。

  • スピーディーで楽しかったです。
    終わり方いいです。どきどきします。
    イヌカシ君がいい子です。かわいいです。

  • YAなので、私の本棚では児童書にいれてますが、ライトノベルの軽快な感じがあってぜひ映像化してほしいです。
    近未来な舞台なので、土曜日の5.6時くらいのアニメにあってそうとか思ったりw

  • <font color="#ffffff">何も知らなかったのは、おれのほうなのか。
    あの眼、あの動き――<b>殺られる</b>……。

    紫苑、あんた、何者なんだ?</font>


    「NO.6」の治安局員に拉致された沙布を救うため、
    紫苑とネズミはエリート高官から内部情報を聞き出す。
    聖都市で極秘裏に進められる恐るべき計画とは何か?
    そしてついに「人狩り」が決行され、囚われの身となった
    2人は矯正施設の内部へと入っていく――。

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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