妖怪アパートの幽雅な日常(10) (YA! ENTERTAINMENT)
- 講談社 (2009年3月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062694124
作品紹介・あらすじ
「妖アパ」驚嘆と感動の最終巻! 高校卒業を目前に長谷の祖父が亡くなった。その後に残された執念が恐ろしい形となって二人の目の前に現れるが、立ち向かう二人はさらに絆を深め、逞しく成長する
感想・レビュー・書評
-
とうとう完結。
全巻通して、心に響く言葉がたくさんあった。読みながらじわじわと涙が出てくることも。
登場人物みんながキラキラしていてよかった。
子どもが借りてきた本を私も一緒になって読んだがやっぱり児童書あなどれない。子供たちに伝えたい言葉がたくさんつまっていました
息子もこれを読んで何か感じてくれてるのかなぁ??詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
毎巻感想を書くのが難しかったので、7~10巻のまとめです。色んなトラブルがあって、ほとんどが人格というか、何と言うかそういう感じの問題ではあるのだけど、長谷くんの活躍がこういう形だとは思っていなかったので少々意外でした。夕士くんもよく頑張りました。相変わらず先生にむかってその上から目線・・・と思う所もあるのだけど、お話ですから。うんうん。長谷くんは見事予定通り東大へ。夕士くんは半年の療養?を経て世界へ。そして成長して・・・いや、出来すぎっていうか最後まとめ過ぎ?とも思いましたが総じて面白かったです。
-
最終巻もとても面白かったです。激動の一冊でした。夕士、がんばったなぁ。夕士と長谷はすごくいい関係だと思います。変わるものと変わらないものとありましたが、素敵な終わり方でした。良いシリーズでした。オススメしていただいて、手にしてよかったです。アニメも気になるなぁ。。
-
終わってしまうのが本当に惜しいシリーズでした。まさか最後のラスボスが長谷のおじいさんとは予想できなかった。今回はハリポ並みのファンタジー要素が多すぎて、ちょっと私は微妙って感じでした。ですが、夕士が長谷のために体をはって守る姿はカッコイイとしか言いようがないです。千晶は相変わらず最後まで波乱万丈な人生で苦笑いしてしまいました。「そして、また桜は咲く」の章はひたすら号泣しました。社会人になる前にこの妖アパシリーズに出会えて本当に良かったです。私自身これから壁にぶつかった時は、この本を再読しようと思います。
-
妖怪アパートシリーズ最終巻。
知らない間に完結していたんですねえ。
流石にちょっと偏った断定的なところもある話だから、疲れる人もいるとは思うけど(実際私は同じ作者の魔法の塔シリーズはもう読まなくて良いかな)、そこは暑さでカバー!
ちょっと出来すぎて存在感が浮いてた夕士クン(そもそも他の人は完全に『物語の人』だから)が、リアルに戸惑いを感じるシーンがあって良かったー。
大丈夫だ、って、好きな人には言いたい。
好きな人には大丈夫か、て聞きたい。
でも大丈夫なときも大丈夫じゃないときもあって、大丈夫か分かんないときもある。
素直な気持ちで接することが出来るひとが、沢山いる人間関係を作っていきたいなあ。 -
全10巻【読了】
香月日輪さん作品の中で、一番好きなシリーズ。
出てくる人物(ヒトでない方々も)すべてが魅力的。
「ただ年をとっただけのやつ」になりたくない。
優しくすることが、優しさじゃない。
放っておくから、冷たいわけじゃない。
大切なこと。ハッとさせられる事。
たくさんの想いの詰まったこのシリーズ、出会えて良かったです。
夕士、えぇ子や。
文庫版購入しよっと♪