- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062694223
作品紹介・あらすじ
講談社児童文学新人賞50周年企画。5人の受賞作家が「初恋」をテーマに描く、YA世代のためのピュアフル・ストーリー。
感想・レビュー・書評
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初恋の切なさと楽しさと苦しさ
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初恋をテーマにした女性作家5人によるアンソロジー。
小説でありがちな恋愛のプロットをなぞる簡単なものになっておらず良。全体的に乙女チックな発想で、好きな人は好きそう。 -
小学生に読ませて大丈夫かなと思ったが、問題無し。どこまで理解できるかな?
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ちょっと気になる女の子にラブレターを描いた朔哉。ところがそのラブレターをなくしてしまい…。(樫崎茜『ローリングストーン』より)
好きな人を思うと、切なくなるのはなぜだろう? 5人の作家が描く、誰もが経験するような初めての恋の話。
岩見沢市立図書館・お勧め本紹介(1月14日更新)より引用。
http://lib.city.iwamizawa.hokkaido.jp/ -
女性作家が描く、初恋にまつわるアンソロジー
『初恋のたねは、ころんとゆれる。』香坂直
夏休み、おねえちゃんが友だちを連れてくるということで、お招き好きのママは大はりきり!しかし、おねえちゃんと一緒に来たのは新しいボーイフレンド。あんなに大好きだった優斗くんと別れたと聞いた知津は…。
『マッチ売りの少年』 菅野雪虫
2学期の終業式の帰り道、少女にクリスマスの招待状をもらった少年。しかし、父が浮気して出て行ったあと、急に宗教にかぶれた母が異教の祭りを一切許さないと知っている少年は、断るしかなく…。
『ローリングストーン』 樫崎茜
図書館で出会った同級生を意識し始めた中3の朔。思いつめ、ラブレターを書いたのはいいが、その手紙が入ったバッグを誰かに持ち去られてしまい窮地に!
『東京プリン』 片川優子
ルームシェアをしていた友人を突然交通事故で失った僕。途方にくれる中、友人の姉あゆみさんが上京してくる。しかし、喪失感から我を忘れた彼女は、壁に果物を投げつけたり、観葉植物の葉をむしったりと情緒不安定な様子。複雑な思いを抱え、奇妙な同居生活を続ける僕だったが…
『恋の石』 椰月美智子
会社の花火大会の席取りで、暑い中、川原にビニールシートを引くことになった雪美。困っていると1人の少年が、重しの石を渡してくれる。夢のようなできごとの真意を確かめるため、再び川原を訪れた雪美は、年が一回りも違うその少年にひかれていく。長年付き合ってきた恋人からのプロポーズに雪美は…
幼すぎたり、切なかったり、不器用だったり、ピュアだったり…まさに「初恋リアル」 -
私的に東京プリンが
一番つぼだった(´∀`)★ -
菅野雪虫さんが気になって、それだけ読みました。天山の巫女ソニンとは打って変わって現代ものでした。
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図書館で借りてもう返してしもたんで、詳細は忘れましたが…。
宗教にはまった母親を持っている男の子の話が身につまされた。
完全に、ある宗教団体をモチーフにしてるやん…。
やはり奇異に映るんやな。当然やけど。