都会のトム&ソーヤ(7)≪怪人は夢に舞う <理論編>≫ (YA! ENTERTAINMENT)

  • 講談社
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感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062694278

感想・レビュー・書評

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  • 購入日:2010/01/30
    読了日:2010/03/01
    新キャラ出てくるとは思わなかったよ~。
    今回はあまり冒険要素はなかったかな。
    まぁ、全編、理論編だしねー。

  • 実践編期待してます。早く出ないでしょうか?

  • 2010.06.13

  • 新しいゲーム「怪人は夢に舞う」を作り始めた内人と創也。
    順調(?)にアイデアを出していく二人だが、謎のピエロに創也のUSBメモリが盗まれてしまう。
    神出鬼没で正体不明のピエロを、二人は捕まえることができるのか?

    といった感じのストーリーで、いつものメンバーが相変わらずわいわいがやがやと駆け回ってます。
    内人と創也は例のごとくふざけあってるし、卓也さんは転職したがってるし、栗井栄太はすてきに仲良しだし。
    また、悩める青少年の内人をドキドキさせる、小悪魔的な美少女も登場。彼女の存在が次回のキーになりそうです。

    今作はまだ前編ということもあってか、内人の超絶サバイバル技能はあまり目立っていないのですが、最後の最後に卓也さんとの一騎討ちという展開が待っていました。
    やっぱりこの子ただ者じゃないわ…。

    次作は実際に二人が作ったゲームをプレイするお話になるのでしょうか。
    小悪魔系美少女・ユラちゃんの動向といい、楽しみです。

  • ラジオ番組が出て来て面白かった!
    スペシャルウィーク!
    楽小さんのモデルは伊集院かな?

  •  歴史に残る最高のゲームを作るため、都会を駆けまわる「ふつうの中学生」内藤内人と竜王創也の大冒険シリーズ七冊目。

     ついにふたりの製作するRRPGのタイトルが決定。その名も「怪人は夢に舞う」……。
     自信満々で手掛けるその物語を闊歩させるため、ステージ探しに励む彼らのもとに、謎のピエロから不気味な脅迫状が届けられた。

     栗井ご一行に見守られながら、駄菓子屋で暴れたり人気ラジオ番組に出演したり、創也は相変わらず創也だし、達也さんはアレだしで、毎度のとおりに楽しくゲーム作りしております。
     今回は謎の美少女も登場し、内人くんとまさかの急接近。いろいろと目が離せない内容でした。おもしろかった!

     しかしはやみねかおるの遊び心は尽きないなぁ……。シリーズも気付けばもう七冊目ですし、いったいどのくらいまで冊数を伸ばすつもりなのやら。

  • “創也が、神話の本を持つ。
    「いま、ぼくらがいる世界と、となりあった夢の世界。怪人は、この夢の世界の住人ということにしよう」
    おお、それは、よくSFで見かける設定だ。
    「パラパラワールドってやつだな」
    ぼくがいうと、創也の目から、かがやきが消えた。
    「平行世界のことをいいたいのなら、パラレルワールドだ」
    OK、よくわかった。ぼくは、しばらくのあいだ、だまってることにするよ。
    ……だまってるつもりだったけど、気になることが一つあった。”

    厚い。
    段々と太くなってきてないかこのシリーズ。
    まぁ、厚いほうが良いけど。
    面白いところが多いから好き。
    ピエロからの“遊ぼう”というメッセージ。
    そして内人の前に突如現れた美少女。
    ピエロとは一体だれなのか。そしてその目的とは。
    ……読んでる途中で結構わかってきちゃうけど、それに気づかない二人が面白い。
    あー、後編の展開がすごい楽しみ。

    “ユラさんの口調は、重く暗い。
    彼女は、おわることを覚悟している。
    負けるもんか。
    「だって、こわいじゃないですか。助けがこなかったら、あのまま死んじゃうんですよ」
    軽い調子でいう。
    彼女は、ぼくのことばにうなずく。
    「そう、死ぬだけのこと――」
    「…………」
    「死ぬだけのことなのよ」
    彼女が、ぼくを見る。
    ぼくは、きいた。
    「ユラさんは、死ぬのがこわくないんですか?」
    また、ユラさんはうなずいた。
    「命は、神さまから、ほんのすこしの時間貸してもらってるだけのもの。死は、それをかえすときがきたってこと。――死ぬなんて、それだけのことじゃない」
    ぼくの顔を見るユラさん。その目は、とても深い黒色をしている。
    「だから、わたしはこわくない」”

  • 栗井栄太様ご一行のゲームに参加した内人と創也だったが、ついに「南北磁石」として第6のゲームを作るための準備を開始。「怪人は夢に舞う」というタイトルを決め、大まかな内容を決定するために、様々な場所に行ってゲーム作りに勤しむ彼らだったが、謎のピエロが妨害してきて・・・USBメモリを取られた内人たちは、楽小ワイドというラジオの中でピエロを時間内に捕まえるという宣戦布告をする。内人と創也は情報データを失うことなく無事にチーム南北磁石を守ることができるのか・・・。

    やっぱりこのシリーズは娯楽としては本当に面白いです。堅苦しいことをごちゃごちゃ考えたりする必要もないし、軽いミステリーのような感覚でさらっと読めます。過去最大のボリュームというだけあり、主軸となるストーリーの合間の小話がたくさん。意外と読みどころだなぁと思う。美晴ちゃんは出てきませんが、代わりにユラさんが内人の前に現れます。彼女は深いですね。今後また頭脳集団として出てきてくれることを願います。そして実践編ではきっとゲームも完成すると思うので、今後が楽しみ!

  • 1月16日

    ピエロの存在よすぎる!!笑

    はやみねさんにはいつも笑わされます。
    大好き☆

    実践編が楽しみでならないー

  • 分厚いほど、はやみねさんのは面白くなるなぁw
    今回も色々と盛りだくさんで楽しめましたw
    やっとゲーム作りをはじめた二人。
    さてさてどうなるのか…

    ピエロの正体にはまんまとひっかかったり…w

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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