クリスタル エッジ (YA! ENTERTAINMENT)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 86
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062694292

作品紹介・あらすじ

元選手でコーチの父を持ち、幼い頃からずっとフィギュアスケートを続けていた輪。だから普通の人よりはずっとうまく滑れるってだけで、スケートが夢ってほどでもない。やめたいと思うこともあるけど、やめたら自分には何も残らないような気もして…。

感想・レビュー・書評

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  • すごく面白かった(^O^)/
    一度は読んで見たらいいと思う!!!

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/550254

  • 主人公はフィギュアを幼少から滑る輪。
    自分は本当にフィギュアをやりたいのか?というところからの伸びやかな成長。青春だな・・・

  • 児童書ということを差し引いても、設定盛りすぎでそれをうまく消化できてない。

  • 男子フィギュアスケートの話。
    元選手でコーチの父を持ち、幼い頃からずっとフィギュアスケートを続けていた中学生、輪(りん)の成長物語。
    面白かった〜

    羽生結弦くんつながりで本書を知ったが、本書は2009年刊行、当時から男子フィギュア、羽生くんに注目していたという著者の先見の目に敬服。
    ちなみに「葵のジャンプ+輪のスピン+和真のリズム感+瀬賀の容姿&メンタリティ=羽生くん」だそうで、その他にも登場人物のモデルを想像しながら読むのも楽しかった。
    輪(りん)という名がジャネット・リンから付けられたということも。

    ただ、家族や友人との葛藤の話が多く、フィギュアスケートファンとしては物足りなかったので、続編に期待。
    (図書館)

  • 今でこそ男子フィギュアは大人気になったけれど、かつては女子の陰でTV放送も夜11時ぐらいから録画でダイジェスト放送されていた。それが今やゴールデンで生中継ですもんねえ。本書はその男子フィギュアを先駆的に描いた作品。キンドル化されたのを機会に読んだ。カラフルなキャラたちは、数年前に読んだら、いや、こんなにうまくいかないだろと思ってしまうかもしれないけれど、現実の世界がまるで物語をなぞるようにカラフルになってるから、納得できちゃう。
    伊藤みどりのことを思うと、コーチが下宿人をひきとるというのもありだし、やっぱりフィギュアの世界ってすごいなとあらためて思う。

  • 元選手でコーチの父を持ち、幼い頃からずっとフィギュアスケートを続けていた輪。だから普通の人よりはずっとうまく滑れるってだけで、スケートが夢ってほどでもない。やめたいと思うこともあるけど、やめたら自分には何も残らないような気もして…。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    面白かったー!
    YA!って感じ。中学生とかで読んでたらだだハマりしてそう。
    イケメンパラダイスだしな!笑
    私はスケート全然詳しくないですが、それでもわかりやすく書いてあるし、主人公の葛藤みたいな部分はスケートだけじゃなくて、何かしら熱中してやってた事がある人なら感じたことのある感覚だろうなぁと思いまする。
    レンと映画行ってるとこのエピソードがすき。かわいい。
    チェブラーシカ…ラテアート…

  • 私の大好きなフィギュアスケートの小説!
    最近フィギュアが大好きすぎて読書する時間を削るくらいフィギュアスケートが大好きですw
    風野潮さんは『ビートキッズ』でハマり、それ以来何作品か読んでいる大好きな作家さん。
    風野さんとはmixiでメッセージをもらったり、Twitterでも相互フォローしていただいてて、お世話になってます。
    風野さん自身も大のフィギュアスケート好きということを知っていたので、わくわくしながら読みました。

    まず帯で興奮w
    だってソルトレイクオリンピック4位の本田武史さんのコメントが!!!
    すみませんが自分用メモとして本田先生のコメントを抜粋しますw

    『この本を読んで、友達やライバルの重要さ、そして自分がやっていることに誇りを持ち、好きだという気持ちを忘れないことの大切さが伝わりました。ぼくもスケートが嫌いになったり、やめたくなったりしますが、自分はスケートが好きなんだって思い出せば乗り越えられるんです。自分1人の力では出来ないことはたくさんありますが、応援してくれる友達や兄弟家族がいるから、出来なかったことも出来るようになると思います。そんなことをあらためて気づかせてくれる本です。 ―――本田武史』

    きゃああああああああ!!
    こりゃスケヲタの皆様、読むしかないですよ!!
    今でも4回転が跳べる本田先生が大好きです!!

    さて、本題の感想。
    期待通り面白い1冊でした!
    フィギュア好きも、そうでない人も楽しめる作品。
    専門用語とかの解説もあるので、普段フィギュアを見ない人でも読みやすいと思います。

    元選手でコーチの父を持ち、幼い頃からフィギュアスケートを続けている輪が主人公。
    この時点で小塚崇彦選手と無良崇人選手を想像したスケヲタでごめんなさいw
    でも両選手とも輪のような葛藤があったっておっしゃっていたな~。
    そのほかにも「あ、この人はあの選手(コーチ)がモデルかな?」と想像しつつ読むのが楽しかったです。

    個人的に好きな登場人物は葵!
    私の好みを知ってる方ならおわかりだと思いますが顔(想像)も性格もタイプですw
    さらにジャンプが高くて幅があるというのも好み・・・!!
    葵の3A見てみたい・・・!!
    ちなみに現役選手の3Aだったら無良選手が好き!(←聞いてないw)
    そして葵のジャンプは無良選手のイメージ。
    輪はやっぱりビールマンつながりで羽生選手かな?
    次巻は葵が主人公のようなので読みのが楽しみです。
    しかもサブタイトルが・・・四回転!!??
    クワド大好きにはたまりませぬ・・・!!
    早く読みたいと思います。

    読み終わった今、ものすごくフィギュアスケートを見たいです。
    とりあえず動画漁ろうと思いますw


    2010.005

  • 男子フィギュアスケーターのお話。

    輪は中学になってから、スケートの成績が伸び悩んでいた。
    コーチでもある父親は、最近発掘した新人の指導に熱心で、輪はうまく父親に接することができないでいた。
    そんな時に、家を出ている兄の事故の知らせが。

    病院で兄がスケートをやめたときの話を聞いて、父親への不満が倍増していた折、
    自分の不注意で父親に叱られて、今までのうっぷんを吐き出してしまった。
    「おれ、スケートをやめる!」

    自分に自信がなくなるときって、誰にでもあるよね。
    それを乗り越えたら、きっと強くなれる。

  • スポーツ小説の王道。
    スケートを続けることに悩み、揺れる中学生男子の葛藤物語。

    素直に読めた。そして、スケートじゃないけど、バレエをもう一度習ってみたいという気になった。

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著者プロフィール

風野潮
大阪府生まれ。第38回講談社児童文学新人賞を受賞した『ビート・キッズ』でデビュー。同作で、第36回野間児童文芸新人賞と第9回椋鳩十児童文学賞を受賞する。ほかの作品に『ビート・キッズⅡ』、「氷の上のプリンセス」シリーズ(ともに講談社)、『ゲンタ!』(ほるぷ出版)、『歌う樹の星』(ポプラ社)など多数ある。日本文藝家協会、日本児童文芸家協会会員。「プレアデス」同人。

「2023年 『ペンタとニック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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