100%ガールズ 1st season (YA! ENTERTAINMENT)
- 講談社 (2012年7月24日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062694568
作品紹介・あらすじ
将来、宝塚をめざしている司真純は、家から遠くはなれた横浜の女子校に通うことに。"お嬢様のいないお嬢様学校"でサッカー部に入り、そこで初めて同級生をライバルと意識する。体育祭、合唱コンクール、夏合宿、そして文化祭。ひとつ乗り越えるごとに、新しい世界が真純を待ち受ける。
感想・レビュー・書評
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さ、爽やか~~~…
女子校ってドロドロしたイメージ先行しますよね、実際はそこまでそんなじゃないですよ~~~と実体験としても思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[ 内容 ]
〈1st season〉
オレは、小学校で下級生女子にファンができるほどカッコいい。
同じクラスにいる運動神経バツグンの吉伸とは、バスケやドッジボールでいつも競ってる。
そんなオレだから、中学の制服でスカート姿をさらすわけにはいかない。
だからわざわざ、遠くの女子校に通うことにしたわけ。
でも、入学式前日に、妹の真奈美に「女子校ってネチネチしてるんでしょ?」と言われて、すっかり落ちこんじゃって――。
「オレ」こと真純は、とってもボーイッシュな女の子。
母親からは、将来は宝塚入りを熱望されている。
中学生になるこの春、「スカート姿を友だちに見られたくない」という一心で真純が選んだのは、家から遠くはなれた横浜の、“お嬢様のいないお嬢様学校”として有名な私立女子校だった。
サッカー部に入って、はじめて同級生のライバルを意識する真純。
自分よりカッコいい先輩たち。
3年後の宝塚受験は本当にだいじょうぶ?
そして、女子校って、本当にネチネチしているの?
女子校ライフがいきいきと描かれ、カッコいい女子たちに胸がキュンとなる。
すべての女子にエールを送る、ガールズ・ブラボーな物語!
〈2nd season〉
ボーイッシュな司真純は中2女子。横浜の有名私立女子校に入学して1年が経つ。
サッカー準クラブに入り、いろんな“イケメン女子”に出会うことで、「カッコいい」ってどういうことなのか、目からウロコの連続だった中1時代。
はじめて後輩を持つ2年生は、いったいどんな1年になるのだろう。
女子校ライフがいきいきと描かれ、カッコいい女子たちに胸がキュンとなる。
すべての女子にエールを送る、ガールズ・ブラボーな物語!
〈3rd season〉
横浜の有名私立女子校の中等部に通う司真純は、3年生に進級する。
サッカー準クラブに入り、いろんな“イケメン女子”に出会うことで、「カッコいい」ってどういうことなのかを初めて知った1年生。
はじめて後輩を持ち、サッカー準クラブの部活昇格が叶った2年生。中等部の最終学年、真純たちはどんなふうにしめくくる?
おっと、忘れちゃいけない、真純の宝塚受験はどうなる?
“秘密の園”の女子校ライフを詳細に活写し、カッコいい女子たちに胸がキュンとなる、目からウロコのスクールライフ。
すべての女子にエールを送る、ガールズ・ブラボーな物語!
[ 目次 ]
〈1st season〉
1 さよなら……オレ
2 想像と違う学校
3 決めていたはずなのに
4 カッコいいってこういうこと?
5 ライバルの予感
6 初めての夏合宿
7 全力で売ります
8 ノンストップな一日
9 女ともだち!
〈2nd season〉
〈3rd season〉
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ] -
男勝りな性格と見た目で、将来は宝塚の男役になるのが夢の真純は、スカートの制服姿を同級生に見られたくないという理由で地元の公立中学校ではなく横浜にある私立女子中学校に入学する。
女子校はネチネチしているのではないかと不安だらけだった真純が、素敵な先輩や友人に恵まれ、それまでの自分の「かっこよさ」の狭さに気づかされ、成長していく。
ヤングアダルトらしく、さわやかで読んでいて気持ちのいい青春小説だ。 -
出てくる子が、良い子ばっかりです。だからこそ、爽やかさ120%なのかもしれません。でも、これから中学校に行く6年生女子が読んだら、勇気と活力をもらえるかも。
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男の子のような真純は、小学校の時から女の子にモテモテ。スカートなんてはいた事が無かった。とは言っても、中学生になれば制服のスカートをはかなくてはならない。そんな恥ずかしいことするなら、遠い私立の中学に行けば自分の制服姿を近所の皆には見られない。というわけで、東京の自由が丘から横浜のミッション系の女子中学に通う事になる。女子高なんてネチネチしていて…、と思っていた真純だが、正式なクラブへの昇格を目指す準クラブのサッカー部に入部し、気の合う仲間と出会った事で、予想していなかったような女子校ライフが始まる。
ちょっと類型的な感じがするけれど、軽く読める。明るい少女漫画のノリで中学生向きというよりも、中学にあこがれる小学校高学年女子向きかも。 -
よみうり書評とかに紹介されていたのが気になって購入。
よくよく考えたら、シリーズモノ!
しかも、女子校舞台!
今までの自分からはあまり考えられないジャンル選択(笑)
著者プロフィール
吉野万理子の作品





