妖怪アパートの幽雅な日常 ラスベガス外伝 (YA! ENTERTAINMENT)
- 講談社 (2013年8月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062694735
作品紹介・あらすじ
おかげさまでYA!ENTERTAINMENT10周年!その記念企画として、あの大人気シリーズ『妖怪アパートの幽雅な日常』がスペシャル番外編として登場します。
「妖怪アパートの幽雅な日常」が完結してから4年。
妖アパファンから、是非読みたいリクエストが多かった
稲葉夕士の世界旅行。その過酷でファンタスティックな日々が、ここに明らかになります。
古本屋と一緒の世界旅行の途中で、ラスベガスに立ち寄った稲葉夕士。そこに住む、千晶先生の兄・恵のところにお世話になることになったのだが・・・。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
本編の振り返りが長かったけれど、久々に読むにはちょうどよかったのかも。それぞれの行く末を描いてくれたことで、きちんと収まるところに収まったという印象だけれど、作家が自分の余命をわかっていて、「間に合うように」書いたんじゃないかと勘繰りながら読んでしまった。ちなみに、作者はけっこうアレな人だったらしいが、個人的には作品が面白ければあまり関係ないと思っている。
-
妖怪アパートシリーズは、これで終わり。面白かったです。
ラスベガスでのエピソードはテンション高くてごちゃごちゃしてるな、と思いましたが、外伝の祭りと考えたら、おまけエピソードとしてはいいかなと思います。
その後の妖怪アパートでのそれぞれの日々にはじーんとしました。特に、クリとシロの成仏は、良いことだと分かっていても切なくなります。
その後、なっこが来てくれてよかった。あたし、ねこ、ネコ、というタイトルは、0655?とちょっと思いましたが。
でも皆さんが寂しそうでもあり、そのなかで楽しみも見つけたり、これからも彼らの日々は続いていくのだろうな、と思わせる終わり方でした。良かった。 -
久しぶり。
やっぱりいいです。
クリ〜。
千明の印象が変わらない…。 -
本当に一昔前の個人ホームページの名作、という感じ。
良く言えば厨二心を刺激する素晴らしいエンターテインメント。しかしこれ好き!と大々的に主張するのは憚られる。こっそり読みたい。 -
妖アパの外伝。
続編というほどのものでもない、軽い後日談くらいのものです。
10巻のラストに割とちゃんとそれぞれのその後のいきさつやら、数年後の姿を描いていてたので、特にそれ以上の目新しさはありませんでした。
古本屋と世界旅行に旅立った夕士がラスベガスに立ち寄って千晶たちと束の間の再会話や、クリが去ったその後の話など、ファンサービス的なお話ばかりです。
でも、久しぶりに読むと、そうだったと思いだして、熱く響いてくる言葉がずらり。
垣間見える世界旅行のエピソードが面白い。 -
最高でした。
気になっていたエピソードが全部詰まってました。
続きが読みたいけど、作者様はお亡くなりに…
御冥福をお祈り申し上げます。 -
稲葉が急に大人になった気がします。
-
初めはその後の旅ーみたいな感じだったけど登場人物たちのその後みたいなのもわかって面白かったわ! だがしかし夕士くんが作家になっちゃうなんてなんかすごい( *´艸`)