都会のトム&ソーヤ(11)≪DOUBLE≫下 (YA! ENTERTAINMENT)

  • 講談社 (2013年8月9日発売)
4.11
  • (59)
  • (35)
  • (38)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 944
感想 : 36
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (274ページ) / ISBN・EAN: 9784062694742

作品紹介・あらすじ

栗井栄太のゲーム『DOUBLE』は恐ろしいゲームだ。ゲーム機から降りた休憩時間中にも武装集団に銃口を向けられ、内人や創也のドッペルゲンガーが登場して、現実と仮想現実の境がわからなくなってくる。同級生たちもアルゴシティに登場し、内人に意味深な表情を向けはじめた。夢に取り込まれてしまいそうになりつつ、第3ステージが始まってしまうが……。現実世界が退屈でたまらないという栗井栄太に対する、創也の答えはいかに?

みんなの感想まとめ

現実と仮想現実が交錯する中で、栗井栄太が作り上げたゲーム『DOUBLE』の世界を内人と創也がプレイする物語が描かれています。複雑な仕掛けが施されたアルゴシティの秘密が明らかになるまでの過程は、読者を引...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ11作目下巻。
    栗井栄太が作った新作リアル・ロールプレイングゲームの「DOUBLE」を内人と創也がプレイする後半のお話。

    とても凝った複雑な仕掛けで、アルゴシティの秘密にはネタが明かされるまで気付けなかった。

    真田女史はお父さんもすごいとは。なんたる家系。
    最後に出てきた、何でも屋松田に依頼した二人組の正体も気になる。プランナとも違いそうだし、ケンジャの会議とは…

  • 上巻の続きだった。
    不可解な出来事だったのが、全て仕掛けが分かり、とてもほっとした。

    栗井栄太が知り合いの映画監督のために街を丸ごと1つ作り、外から何が起こっているか見られないよう壁を作り、そこでRRPGと映画撮影を同時進行させていた。また、元々あった街と栗井栄太が作った街をRRPG参加者に分からないように重機で動かすなど、とても凝った演出で驚いた。

    RRPGと映画撮影を同時進行させていたため
    二階堂卓也が映画撮影のための役のままRRPG参加者に関わってしまうなどの出来事が起こったんだなと思った。

  • やっぱりおもしろい!
    真田女史好きだな……

    2人の成長が少し不安ではあるけど楽しみ!

  • 面白かった\(^^)/DOUBLE(ゲーム)か現実か分からなくなる不思議な話なんだけれど、実際に読んでいる自分が室温微熱並みの暑さに意識を朦朧とさせながら読んだから本当に読み終わってんだかどうだか(^o^;)でも、上巻で気になっていた謎は下巻で解決してスッキリしてるから読み終えたんだろう(^o^ゞ最後の方に「トキミ」関する怪しいヤツが登場してたのが気になる!真田女史の親族なのか?それとも別のはやみね作品とリンクするのか?プランナも謎のままだし、怪しいヤツがどんどん増えていく(--;) 創也の補助輪付きロードバイクが見てみたい(^^)

  • 面白すぎて一気に読んでしまった しかし設定がかなり複雑だな……昔読んだときは健一が巻き込まれた理由を読み飛ばしてたのかも

  • 「都会のトム&ソーヤ」11巻の下巻。
    そういう手練手管だったのか、の下巻でした。よくよく思い返せば、栗井栄太の目指しているものを顧みれば、わかりそうな舞台装置でしたね。

    Q:まいつきのことばの要点を五文字で表せ。
    A:負け惜しみ。

    はい。ということで、なんとなくこういうことかな、と判明したときは既に解明編でした。幾つになっても、変に考えすぎて素直さがないので、ミステリーの謎解きは一向に上達しないです。むしろ、素直すぎるのかもしれない。

    先行きの不穏さを感じさせるENDING。いずれ内人と創也に別れの日はくるのだ、ということは覚悟はしていても、それが遠いか近いかは別として、確かな予感があると世界が違って見える。時見とは違う未来視。
    猪突猛進な脳筋タイプに見えて、実は理論派サバイバーな内人。
    冷静沈着な頭脳タイプに見えて、実は感覚派スペランカーな創也。
    この二つの個性が、いつまでも同じ方向を見ていてほしいな、と願ってやまない。一方でこの中学生の二人が経験した出来事は、彼らが別々の道を歩むことになっても、黄金時代として輝き大切な思い出として、その後の人生の糧や指針となってゆくのだろうな、という気持ちもあります。出会いと別れが人を成長させます。

    おそらく、二人の関係は二重螺旋のような形でつ空いてゆくのではないかなぁ。付かず離れずの関係で、活躍する場所は違えど、同じ夢を追いかけ同じ方向を向いている、というような。タイトルの「DOUBLE」には、そういうコンビとしての意味もあるのではないかな、と思います。

    世界を揺るがすような大事件が起こりそうな伏線も貼られてるのが気になります。
    『人はさめない夢を見る』というセリフのシチュエーション。Good Night,Have A Nice Dream.で締める人のいう「夢」ではないのだろうな、という不穏さ。勇嶺薫の方の「夢」はのかなぁ。「赤い夢」だったか。
    ワクワクとゾクゾクがおっさんになった今でも、昔と同じく感じます。
    いいよね、はやみねかおる作品は。

  • 補助輪をつけることを恥じない創也が好き。
    自転車が傷ついてしょんぼりする創也が好き。
    練習に付き合う内人が好き。
    努力する創也が好き。
    創也の成長を寂しくも嬉しく思う内人が好き。

    最後の自転車のシーンと、あとがきのお子さんとのエピソードが大人になることへの切なさを見せてくれる。

  • DOUBLEの世界観。目の前で展開するDOUBLE の現象の理解が難しい私。すんなり理解できる娘。なんだか大いにギャップを感じさせられました。ゲーム制作側の”(現実世界は)退屈なんだ“に疑問を持つ内人。そんなに、現実世界は退屈かな•••?私も同感です。

  • なるほどね、と。
    伏線回収は凄くすっきりしていく感じがやっぱり好き。
    もっとしっかり読むべきだったなあ、と

  • やはりはやみね先生、オープニングから冒険のワクワク感が半端ない、絶対面白い、と思わせてくれる。
    栗井栄太から新作「DOUBLE」の挑戦状を受け取った主人公二人が挑む。
    謎解きはあっさりだったけど、雰囲気重視の私にとってはあまり関係ないです笑

  • 柳川のオタクなので、くう……となってしまったな。

  • そのまま続きを読んだ。
    うん。こんな感じ。
    これって、終わるのだろうか…。

  • 謎ときに挿絵がほしい。
    そして双子ネタはいい加減飽きた。

  • 【図書館本】んー……何かイマイチ腑に落ちないな。水色パジャマの正体は上巻裏表紙の絵でわかる。あからさますぎw 下巻裏表紙の二人は早くくっつけ。上下巻の表紙を並べて眺めてたら……どちらも片っぽに“’(ダッシュ)”が付いてて、そういうことかー!! と。真田母はやはり最強。
    上巻で楽しかった分、下巻は謎解き中心だったので楽しさ失速した感じ。まぁ仕方ないか。次巻も楽しみ。

  • (上巻より続く)

    気になるのは、内人がかわいい女の子から電話番号をもらったこと。
    それは良いとしても、
    話が「時見」に転び始めているのが、うさんくさい。

    ただ、自転車乗りの練習をする二人のラストシーンは、
    とても良かった。

  • チビ1号、小学校にて

    2014/12/19
    チビ2号、小学校図書館にて

    2015/01/26
    チビ2号、小学校図書館にて、2回目

    2015/02/13
    チビ2号、小学校図書館にて、3回目

    2015/05/26
    チビ2号、小学校図書館にて、4回目

    2015/06/08
    チビ2号、小学校図書館にて、5回目

    2016/06
    チビ2号、小学校図書館にて、6回目

    2016/07/10
    チビ2号、小学校図書館にて、7回目

  • [ 内容 ]
    <1>
    クラスメイトの創也の秘密を、偶然知ったぼく、内人。
    その日から、塾通いに追われる退屈な生活が、がらりとかわった。
    創也といると、冒険がむこうからやってくるんだ。
    ―中学生コンビが活躍する、はやみねかおるの新シリーズ。

    <2>
    廃ビルの砦にこもって、究極のゲーム作りをめざす創也は、ライバルの天才ゲーム作家に会うため、手がかりを追ってデパートへ。
    しかし、そこで待っていたものは…。
    サバイバルの天才、内人を相棒に、都会の中で、新たな冒険がはじまる。

    <3>
    文化祭に銀行強盗が乱入して大パニック。
    その陰に潜む新たなる敵、頭脳集団!創也の頭脳と内人の技がこの事件に立ち向かう。
    卓也の日常ものぞけるシリーズ最新作。

    <4>
    内人と創也が幽霊屋敷でロケ開始!
    ロケ先で仕組まれた頭脳集団の罠から逃げきれるのか!?
    ―同級生のピンチを救うため、マラソン大会で脱走計画を実行した創也と内人は、幽霊屋敷の謎を追って、さらなる冒険へ。また、栗井栄太から新たな招待状がとどき、究極のゲーム制作競争にも新展開が…。
    シリーズ第4作。
    にしけいこ先生描きおろしコミック巻末収録+しおりつき。

    <5上>
    究極のゲーム作りをめざす創也とその夢を応援する内人。
    天才的頭脳とサバイバル能力を武器にして都会を舞台に繰り広げられる新・冒険ストーリー。

    <5下>
    究極のゲーム作りをめざす創也とその夢を応援する内人。
    天才的頭脳とサバイバル能力を武器にして都会を舞台に繰り広げられる新・冒険ストーリー。

    <6>
    創也が内人をお家へご招待!?
    ダージリンティーでもいれて、二人で優雅にティータイム…といくはずがとんでもないことに―。
    にしけいこ先生かきおろしの4コママンガも入ったもりだくさんの第6巻。

    <7>
    この世界を救うため、怪人を夢の世界まで追いかける―。
    そんな「究極のゲーム」をついに作りはじめる、内人と創也。
    しかしそこへ、謎の「ピエロ」からの不吉なメッセージが…。

    <8>
    新しいゲーム「怪人は夢に舞う」をついに完成させた創也。
    “自分が映らない鏡”を見つけて夢の世界から脱出できるのは、内人か?
    それとも、伝説のゲームクリエイター集団「栗井栄太」か?
    「ぎゃふん」というのは、誰だ。

    <9>
    中学校の職場体験学習。内人は念願かなって、美晴といっしょに町立図書館へ。
    一方、コンビニを任された創也は、売り上げを伸ばすために水鉄砲サバイバルゲームを企画。“前夜祭”から、熱くなりそうだ。

    <10>
    コンビニの売り上げアップのため、創也が企画した水鉄砲サバイバルゲーム。
    手ごわいメンバーの中、内人は優勝できるのか?
    「魔物」の正体は?
    前巻の謎がすべて解き明かされる、“前夜祭”解決編。


    <11上>
    伝説のゲームクリエイター集団、栗井栄太の新作ゲーム「DOUBLE」がベールをぬぐ!
    参加した創也と内人たちのまわりで、つぎつぎと不思議なできごとが。これはゲームか、現実なのか…?

    <11下>
    たんなるコンピュータゲームのように見えた「DOUBLE」は、やはりおそろしいゲームだった!
    創也と内人たちは、無事に謎をといて、ゲームの世界から脱出することができるのか…?

    [ 目次 ]
    <1>


    <2>


    <3>


    <4>


    <5上>


    <5下>


    <6>


    <7>


    <8>


    <9>


    <10>


    <11上>


    <11下>


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • いやいやいや、それはないでしょ!が許せてしまうさすがのはやみねワールド。好きだ!

  • 今回は面白かったなーと思ったんですが。
    前のとネタ自体は似てますね。

    というか、読み終えてしばらくして思ったのが、栗井栄太はどちらがやりたかったのか。
    まあ、外だよなあ。中でなくて。
    中は中で面白そうだけど、これ、入った人数分マスター要る気がしてならない。
    しかし外でやると、今度は生命保証ができなくなりますよね。困った。

    まあ、ともかく。
    楽しそうだった。

  • “そのとたん、横Gがかかって、ぼくと創也の体がゴロゴロところがり、フワリと飛び、床に墜落。まるで、バスに乗っているときに急ブレーキをかけられたみたいだ。
    ジャンケンゲーム機にぶつかってとまる。頭と背中に強い衝撃。
    痛い……。
    「いったい、どうしたんだ……?」
    ぼくは、おどろいて創也にきいた。
    創也は、まるで体がころがるのを予測していたかのように、平然とした顔をしている。(それでも、派手にころげたけどね)
    「フッ……。まだおどろくのは早いよ」
    目を伏せてニヒルに笑う創也。(ぶつけた頭にコブができてるけどね)”[P.136]

    この人の本は物語の裏にすごく怖い事が隠されてる感じがぞくぞくする。

    “麗亜さんが拍手し、ジュリアスは頭をかかえる。
    そして、ぼくらを見て、あきれた声でいう。
    「それにしても、あなたたちがニセモノに気づかなかったのが、いまとなっては不思議ですね。口調やしぐさから見やぶれなかったんですか?」
    そりゃ、違和感はあったけどーー。
    「創也も、最近こわれてるからな」
    「内人くんなら、どんなボケもありかと思って」
    ぼくと創也は、たがいのことばを聞き、顔を見合わせる。
    つぎの瞬間ーー。
    ぼくと創也のパンチが、クロスカウンターとなって炸裂した。”[P.185]

全31件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

はやみねかおるの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×