リライトノベル 邪宗門 (YA! ENTERTAINMENT)

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  • 講談社 (2015年2月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (210ページ) / ISBN・EAN: 9784062694896

作品紹介・あらすじ

国語以外の成績は優秀な中学生・聡は、百人一首の恋の歌であっても、恋愛ドラマであっても、感情に支配される人の心を理解したくないし、しようとも思わない。そんな聡が平安時代にタイムスリップ。そこで出逢った堀川の大殿様の子である若殿や側近の貞光に世話を受けることになる。その頃、洛中に、怪しげな術で人身を混乱させる摩利信乃法師が現れた。彼に対決を挑む若殿に、聡は科学の知識でサポートするのだった――。


国語以外の成績は優秀な聡は、医師の父によるエリート教育が施された中学生。百人一首の恋の歌であっても、恋愛ドラマであっても、感情のたかぶりに振り回される人の心というものを理解したくないし、しようとも思わない。
このエリート一家の、たった一つの気掛かりは、医大にストレート合格し、親の期待通りのコースを進むかと思われていた聡の兄が、同級生を妊娠させて駆け落ちしたことだった。

そんな聡が、なぜか平安時代にタイムスリップ。そこで偶然出逢った堀川の大殿様の子である若殿に世話を受けることになり、若殿の側近である貞光や、若殿の思い人である姫君へのアプローチを通じて、徐々に人の心に触れる。
しかし、洛中では、摩利信乃法師という名の沙門が、怪しげな術を使って信者を増やしている最中だった。その摩利信乃法師が、阿弥陀堂の供養に乱入し、各地から集った僧に向かって法力対決をけしかける。若殿まで引きずり出される事態になったのだが、聡の科学的知識が、法師の法力のトリックを打ち破るのだった――。

みんなの感想まとめ

異なる時代へのタイムトラベルをテーマにしたこの物語は、平安時代に迷い込んだ中学生・聡が、周囲の人々との交流を通じて人の心に触れ、成長していく様子を描いています。聡は、医師の父に育てられたエリート中学生...

感想・レビュー・書評

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  • よく見かけるような異なる時代へのタイムトラベルもの。これぞ王道ラノベ? ストーリーは分かりやすいし、時代物ながらとても読みやすくて好印象。原作をまったく知らないのでどこまでが原作通りでどこからが追加されたストーリーなのか分からない。ぜひ原作も読んでみなくては。摩利信乃法師の行動原理、背景がもう少し詳しく描かれたら、ただの悪者で終わらず、より深い物語になったかもしれない。遠田志帆さんのイラストは文句なしに素晴らしい。タイトルの「リライトノベル」は、もしかしたら「リライト」以外に「ライトノベル」にもかかっているのかな?

  • リライト小説って、なに?
    芥川龍之介の邪宗門なのに、現代の中学生がタイムスリップして平安時代に??でも、邪宗門と地獄変をモチーフに??
    読めばわかる、リライト小説。
    元のものとは、全く別物です。
    でも、読みやすく、そのエッセンスが入って、最後にはハッピーエンド。

    読まずして拒否するより、読んで、別物として楽しんだらいいのでは。そして後、芥川龍之介に手を伸ばしてくれる生徒もいると思う。

  • ★★★★☆
    文学作品をライトにリライト!とリライトノベルの刊行が始まりました!
    芥川を知っている人も知らない人も。原作といっしょにコーナー展開したい。
    こちらは、主人公のタイムトラベルものですが、少年の成長物語としても。
    (まっきー)

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著者プロフィール

1985年生まれ。古都鎌倉で生まれ育つ。幼い頃からマンガやアニメ、ライトノベルに夢中になるうち、おじいちゃんの本棚に手を出し、文学のおもしろさに目覚める。東京の大学で文学を学び、現在は雑誌の編集をしながら、小説を書いている。

「2015年 『リライトノベル 坊っちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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