本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (258ページ) / ISBN・EAN: 9784062705691
みんなの感想まとめ
学園を舞台にしたミステリーが、思わず引き込まれる魅力を放っています。神父たちの不審な死を巡る事件を、汎虚学研究会のメンバーが解決に挑む様子が描かれ、特に主人公の好奇心旺盛な仲間との連携が際立っています...
感想・レビュー・書評
-
学園の惨劇。神父の落雷死と焼死(自然発火)。理解不能な怪事件を汎虚学研究会が解き明かす。事件と関連する赤い馬の悪夢。一見オカルトだが科学的。犯人は誰とは言えない突飛な真相。※アルキメデス
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少年少女のためのミステリシリーズ。
キリスト教系寮生の僕が遭遇した事件。著者自身もミッションスクール出身だそうで、私学ならではの広大な敷地、校内寮の様子、ミッション系の異国?っぽさ、知る者は哀愁を、知らぬ者には憧憬を抱かせる作品。
まず読者にハウダニット?と興味を集中させつつも、フー・ホワイも鮮やかに描き上げていて、見事です。 -
10年以上前に読んだ、初竹本作品だったように記憶している。
子供向け、って小学校高学年以上向けだべ。イケルイケル。 -
謎は魅力的ですし、伏線の張り方も巧みです。その謎に負けない真相も用意されているので、ミステリーとしてかなり面白かったです。
ただ、「赤い馬」の件は強引で納得できなかったです。
全体的にブラックなトーンで陰惨さが際立っていたので、子供にはあまりおすすめし辛いです。 -
ミステリーランド。ネットで注文してようやく手に入れました。結局地元の本屋では一切見かけることなく。太田忠司と高田崇史のはあったのに。
内容は、うん、ビックリ。子ども用?
いや、子どもにも分かる内容だとは思うが、性欲とかさ、ホモネタとかさ、あってもいいの?(別にいいのかもしれないけど。)
あとがきによると、竹本氏は今でも子どもなので、いつもと同じように書いたらしい。(いつもって、高柳が知ってるのは「匣の中の失楽」とか「ウロボロスの基礎論」とかなんだけど。)
ミッション系の学校で起こる陰鬱な事件。雷で打たれる神父に、夢の中に出てくる赤い馬。雰囲気は面白いし、恐怖感もある。
ただ、ちょっと気になる部分もある。以下反転。
鏡を使った殺人ってのはまあいいさ。ただ、この終わり方だとタマキ(主人公)がなんだか計画を立てたように読めるぞ? それでいいのか?
確かにタマキはそのときのアリバイはないし、ツバサ(事件のきっかけになる少年)に執着していたけど。
そうすると、地下室の灯りの話をわざわざ友達に言う必要はなかったんじゃないのか?
でもタマキが一切関係ないとすると、ラストで泣いてる理由が分からないんだよな。
04.02.12 -
えええええこれ子供に読ませていいんですか!?R指定、じゃないけど、えっと、うーん、方法の残虐性といいオチのショックさといい、なかなかに骨太な話でした。あと挿絵が怖い。さすがは竹本さん。この話が好きっていう子がいたら一度話してみたい。かも。
-
-
学園内にて、どう考えてもありえない死に方をしてしまった神父が1人。
さらに密室で焼け死んだ神父が1人。
一体何故、何がどうしてどうなったのか。
最後まで読んでいけば、なるほど、と納得状態。
きれいにすべて、どうという事もない日常の中に
すべてヒントがありました。
まったくそれらを繋げていませんでしたが…w
記憶力がすぐれているからこそ、の違和感ですが
それに苦しめられるのも問題あり、です。
目的が何にせよ、一致団結してるというのがすごいです。
何せリハーサルなしの一発勝負、ですし。
妙な事に頭を働かす友人集団。
だからこそ、答えに行きついたのかもしれません。
そして誰もいなくなった、ではないですが
ある意味、そんな状態ですよね、容疑者が。 -
子供向けの本だが,内容は大人でも楽しめる.マサムネが真相を解明するが,同時にフクスケの推理も的確な結論を得ている.殺人に使用された道具は意外なものだが,ストーリーは楽しめる.
-
30分以内
子供向けのはずだけどやや刺激が強いかな。あまり意味が分からず読んでいて、再読したらあれ何これ、となるかも。
トリックはちょっと厳しい気もするけど。 -
幻想チックな不思議な事件。
落雷によって死亡?
夜中に現れる赤い馬とは?
とても読みやすい作品だと思います。
講談社ミステリーランドは、
全ての漢字に読み仮名をふるという、
なんて読みにくいか。逆に読みやすいかも。
かつて少年少女だったボクたちに捧げる。
冒険の不足してる大人たちに―― -
再読。
-
中?高校生のカトリック校で起こった神父落雷とサンルーム焼死体神父事件。鍵のかかったサンルームで何が?どうやって殺された?主人公が毎夜見る赤い馬の夢は、どんな意味が?ミステリーランド、大人すぎやあしないか?
-
子供には少々刺激が強いかな…という感じもなくはないが、舞台の学校や登場人物たちの雰囲気が不気味で、何か起こりそうだとぞくぞくする読み味が良かった。
-
「僕は心のなかで呟いた。そしてそのとき、どうしてなのか、不意に熱いものがこみあげてきて、僕は涙をこぼしそうになった。」
怖く切なく、、、な物語でした。
なんとなく、事件の現場のこの学校のイメージはギムナジウム。
女子もいるのだけれど、男子同士のなんとも言えないやり取り。
それが、凄く繊細に描かれていたように感じます。
事件!
人とのやり取りの部分は結構押さえ気味で、ミステリがメインな感触を受けました。
謎は、ホントに最後の最後まで、分からなくって、それでいてその結末がなんとも切なく、でも、変な余韻とかを残さず、読者に任せているところが好感。
すごい勢いで読んでしまった。
お見事でした。
お初の作家さんでしたが、また他も読んでみたいなぁ。。。
【3/10読了・初読・市立図書館】 -
聖ミレイユ学園で神の怒りとしか思えない悲劇があいついだ。ウォーレン神父は校庭の真ん中で落雷に遭って焼死、さらにベルイマン神父が密室と化した温室で、自然発火としか思えない焼死体となって発見された。
「汎虚学研究会」はちょっと浮世離れしたメンバー四人で構成されている。部長は僕、室井環。中でも好奇心のかたまり、フクスケは女ホームズと化し、ワトソン役に僕を指名した。ベルイマン神父の死は殺人に違いないという。
読みやすいミステリーでした。
ちょっと女性向けな感じがしなくもない。 -
なにかで「下手したらバカミス」とかいてあった。その通りだと思う。
雰囲気の勝利!!
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
竹本健治の作品
本棚登録 :
感想 :
