魔王城殺人事件 (ミステリーランド)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 259
感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062705738

感想・レビュー・書評

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  • この家の中でどんなトリックが!?ではなくトリックありきの建物パターン。いや、この場合は心あたたまる理由の建造物なんだけど…

    アリバイトリックは割とシンプルに王道。
    死体を見たのが一瞬だけだったせいもあって殺人事件の割に他人事感が強かったんだけど、「ところで彼は、死体を消さずに君たちのほうを消すことも考えたそうだよ。」で一気にゾッとした。
    不法侵入の件もちゃんと怒られるみたいで良かった。教育ー。

  • 2008.11.30
    ぶ厚いけど子供向けのミステリーやから字も大きいし、内容も簡単やからすぐに読めた。
    同じ班の5人組が近所の洋館で男の死体を見つける。でもその死体は大阪で見たものと同じ。。どんなトリックで!?っていう話。
    簡単やけどしっかりした設定やった。

  • 少年少女のために各作家が書き下ろしたミステリーシリーズ。
    順番に読み進めてます。なので、どうしても、類似の人物構成の話を複数目にしてまして、単発だったら、間があいてたら都度新鮮な気持ちで楽しめたと思う。
    シリーズ刊行当時に気付いて当時に読みたかった。

    小学生の主人公は、悪友?に誘われて私設警察捜査課のメンバーになる。近所にある森の向こうの洋館に探索に入ると。

  • ズッコケ3人組を思い出した。

  • 殺人事件もだけれど

    男子と女子の関係がリアル。。。
    小4くらいまでは仲良かったり、小1小2同じクラスだった子が
    高学年になると急によそよそしくなったり仲悪くなったり。。。

    いい意味でも悪い意味でも異性の違いを認識するのだろうか。。。

  • 桂木さんの謎めいた感じがあんまり活きなかったかなと思いました。

  • シンプルな仕掛け。
    小学生のミステリ入門にはちょうど良いかも。
    字が大きくて、目に優しい。

  • なんかこの作品は他のミステリーランド作品に比べて子どもがかわいくない……。
    単純に、嫌な性格だなって思いながら読んでしまいました。
    最後にヒデ兄がちゃんと締めてくれてよかったけど。
    トリックとか話の筋立てはちゃんとミステリしてました。

  • 面白かったし、子ども達に対する大人達の対応がすごいよかったと思う。

  • 程良いおどろおどろしさと、バカバカしいけど物理的に納得できるトリックが本格ミステリーらしくて好印象でした。途中で出てくる「アリ美ちゃんとアリ子ちゃんのクイズ」は傑作だと思います。
    ただ、読んでいて何かやってきそうな雰囲気がプンプンしたので、余計にハードルを上げてしまいました。読後はやや物足りなさが残りました。

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著者プロフィール

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふたたび受賞。

「2022年 『首切り島の一夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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