びっくり館の殺人 (ミステリーランド)

著者 : 綾辻行人
  • 講談社 (2006年3月17日発売)
3.16
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  • レビュー :153
  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062705790

びっくり館の殺人 (ミステリーランド)の感想・レビュー・書評

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  • 『館』シリーズは『十角館の殺人』しか読んだことがない。
    そして2冊目がこれ。ファンからは邪道だと言われそうだが...

    とある青年が古本屋で『迷路館の殺人』という名のミステリを手にする。そこから建築家中村青司と「館」に興味を持ち、インターネットで検索するうちに、過去の未解決の殺人事件にたどりつく。その舞台は少年の日の思い出の中にある、通称「びっくり館」
    「ぼくはもちろん、この事件を知っている」
    そして、長いあいだ心の隅にしまいこんできた記憶が、いま甦る。

    とにかく第二部の『びっくり館縁起』が強烈にキてる。
    そして再読すると心底ゾッとする。
    あまり犯人とかトリックとか深く考えず、幻想小説、怪奇小説として読むと楽しめるのではないだろうか。

    と、これは表向きの感想なのだが、この『びっくり館の殺人』って最後あんな感じで終わっているけど、「実はもっと別の解決、隠された真相があったんじゃないの?」って思っている。
    この話は、少年の目から見た事件の一つの側面が語られているに過ぎない。「ああ見えていたことは、実はこうじゃないの?」「実は真犯人はアイツじゃなくてアイツなんじゃない?」とか。
    なんか未回収の伏線がいっぱいあるんじゃないかなぁ、といろいろ妄想するのが楽しい。深読みのし過ぎだろうか。

    とりあえず『迷路館の殺人』と中井英夫の『虚無への供物』は読んでおいたほうがいいのかな?

  • ホラー系。でも 子供向けの話という事で読みやすかったし、挿絵がよかった。
    少年探偵団を読んでいた頃の昔懐かしい感じがした。
    暗黒館の話がちょっと出てきて、読んでおいてよかったと思った。

  • びっくり館ならぬ、がっかり感と言った人がいるとかいないとか・・・
    でもこれは、小学生~中学生向きに描いていただいて本なので、
    そこんところは許してやってください。
    館シリーズのスピンオフと言うことで。
    むしろ、これを読んで後になってから
    本格ミステリーというジャンルの世界があるんだと
    気付いてもれえるんだったら
    児童向けのミステリーランドも存在感あるんじゃないでしょうか?

    私は正直言って、綾辻さんこれが最初でした。
    (今回は2度目。当時子どもではありませんでしたが)
    やっぱり、不思議な建築家という印象とホラー的な内容は
    後あとまで残ってます。

  • ミステリーランドで館シリーズが出るとは…。ネタは結構わかりやすいけど、暗黒館よりは好きかな。

  • 宮部みゆき氏お薦めで『十角館の殺人』しか読んだ事がないがうろ覚え。。
    奥さんが『十二国記』の小野不由美氏か。。。

    ミステリーランドは表紙だけでなく、挿絵もあるのが嬉しいのだが
    読み終えた後、まじまじと表紙を見てしまった。。。

    ミステリーなのかミステリィなのか曖昧さを残している為
    というか、物語でないとラストの遭遇は無いと分かっていても、どういう事なのか、色々その後を考えてしまう。。

    建築に関する、という難しさは無いので
    読みやすい、が、性関係が絡むとやはりほの暗い。。
    (小学生の頃読んだ本の中には意味を理解していないまま読んだ本も多いのだろうな。。)

    篠田真由美氏の『建築探偵』にも登場した『虚無への供物』がまた登場。
    気になる。。。

  •  館シリーズだけど、ミステリーランドのための書下ろし、てことで、他のシリーズを読んでなくても読めるし、他の作品へのネタバレも少なめです。

     トリックとしては……ちょっとアンフェアなのでは…? という気がするのと、児童書だからか、結構簡単かな。

     あと、挿絵が怖い。
     すごいすてきな絵なんだけど、話の雰囲気と相俟って、すごい不気味に感じる。
     特におじいちゃんが腹話術やるとこのイラスト。
     怖すぎでしょ。

     それにしても、相変わらず鹿谷さんの出番の少なさたるや…。
     他のも読んでる人は悩まないけど、読んでない人は深読みしちゃいそうな気もするけど。
     でもマジ殆ど出て来ない!! 笑える。

  • ある意味、一貫した思想というか理念というかそういったものは感じられた。子ども向けだからということではなく(そもそもミステリーランドというシリーズを知らなかったので必ずしも子ども向けではないのかもしれないが)、少し拍子抜けはしたかも。

  • 館シリーズ8作目。ミステリーランド。ジュブナイル。
    少しオカルトチックなミステリ。
    しかし、ミステリとしてはかなり微妙。
    子供向けの作品と、このシリーズの館ものはあまりマッチしないなぁ。
    著者の館シリーズには、多少複雑でも、しっかりとしたトリックと謎解きが似合う。

  • 久しぶりに館シリーズ読みました。子供さん向けなのですが大人でも十分楽しめます。トリックがラストまで分からなかったのも久々です。やっぱり綾辻先生の「館」はいいなぁ。

  • 表紙が素敵で思わず手にとってしまいました(写真とは若干違います)。少年少女用に書かれただけあって読みやすく、しかしミステリーはしっかり描かれていて読み応えは充分ありました。最後はちょっと怖かったです。

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