銃とチョコレート (ミステリーランド)

著者 :
  • 講談社
3.53
  • (343)
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  • (85)
  • (15)
本棚登録 : 3932
レビュー : 618
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062705806

感想・レビュー・書評

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  • いやぁ〜、
    面白かったぁぁ〜(*^o^*)


    子供の頃に胸ときめかせて読んだ
    『少年探偵団』シリーズや、
    『ハックルベリー・フィンの冒険』などを
    思い出しちゃいました(^O^)


    ひらがな多めで
    子供向けに書かれてはいるけど、
    そこはやはり
    天才・乙一、

    普通の児童書では終わりません(笑)


    散りばめられた伏線、
    二転三転するストーリー、
    怪盗対探偵の勧善懲悪な王道ストーリーと思わせつつ、
    三章辺りから
    一転ダークな展開に…


    人種差別、殺人、裏切り、不条理、必要悪、情報操作、汚れた英雄などなど
    先の読めない
    驚愕のストーリーに
    何回も


    「コレ、児童書やったやんな…」


    っと見直してました(笑)



    簡単に情報が手に入り氾濫する今の世の中で
    「真実を見極めろ」
    という
    痛切なメッセージと共に、

    最後には
    すべての謎を解き明かし、
    パズルのピースがあるべきところに
    きちっと収まる手腕は
    やはりスゴい!




    貧しい移民の少年
    リンツ、

    一学年上の
    不良ドゥバイヨル、

    ギャングの親分のように貫禄がある
    ガナッシュ警視、

    おデブな
    ロイズ探偵事務所の
    秘書ブラウニー、


    そして
    虫眼鏡がトレードマークで
    編み物が趣味の(笑)
    若き名探偵ロイズ、


    貧乏画学生のゴンチャロフ、


    などなど
    個性豊かな登場人物たちが
    わんさか出てきます。


    そしてこの小説、
    名前という名前が実はすべて
    チョコレ−トにまつわる名前になってるんです(笑)


    だからチョコ好きさんなら、
    もう読んでる最中も
    ニヤニヤが止まらないハズ(笑)



    青春は切ないだけではなく
    ほろ苦いもの。

    このほろ苦さを知ることが
    大人になるということなのかな。


    そして大人になるとは、
    進歩することよりも、
    むしろ進歩させるべきでない
    「心の領域」を知ること。



    誰もがかつて
    子供だったことを思い知り
    胸ときめかせる、

    甘いだけではなく
    ビターなテイストの
    冒険活劇です♪


    イッキ読み必至!
    (それにしても挿絵は不気味過ぎるよ〜汗)

    • まろんさん
      これ、すごく良くできた作品なんだけど、怖かった~(>_<)
      物語もかなりビターだけど、特に挿絵が!
      あの絵の頁を開いたままで眠るなんて、ぜっ...
      これ、すごく良くできた作品なんだけど、怖かった~(>_<)
      物語もかなりビターだけど、特に挿絵が!
      あの絵の頁を開いたままで眠るなんて、ぜったいにできません(笑)

      昔よく、お菓子でもレコードでも(きゃ~、歳がバレますね)
      「強くてかっこいい男の子向き」とかの宣伝文句つきのものがあったけれど
      これはまさしく、強くてかっこいい男の子向き、っていう雰囲気の本でした。
      2012/12/06
    • 円軌道の外さん

      kwosaさん、
      コメントありがとうございます!

      あはは(笑)
      まさに底意地の悪さ
      爆発ですよね(^O^)


      普通...

      kwosaさん、
      コメントありがとうございます!

      あはは(笑)
      まさに底意地の悪さ
      爆発ですよね(^O^)


      普通の冒険譚かと思って
      ワクワクしながら読んでたら、


      あれ?あれ?

      うそや〜ん!?

      ええぇーっっ!!!( ̄○ ̄;)



      …みたいな(笑)



      子供には読ませたくないから
      評価できないって人もいるみたいやけど、
      怖いものや汚いものやブラックなものを
      あえて子供たちから
      遠ざける必要ってあるのかなって
      いつも思います(^_^;)

      大人が考えてるより
      子供たちは
      十分にしたたかで
      タフやし、
      見せないことや
      隠しちゃうことで
      なかったことにしちゃうような
      考え方にこそ、
      自分は違和感を覚えるんスよね〜☆
      (かと言って何でもありでいいとは思わないけど、
      これくらいで目くじらたててどうするって思います)

      2012/12/07
    • 円軌道の外さん

      まろんさん、
      コメントありがとうございます!

      あはは(笑)
      そうなんスよね〜

      あの挿し絵は
      下手なホラー真っ青な
      ...

      まろんさん、
      コメントありがとうございます!

      あはは(笑)
      そうなんスよね〜

      あの挿し絵は
      下手なホラー真っ青な
      不気味さがありましたよね(笑)(^_^;)


      夜中読んでると
      目をつむっても確実に
      夢に出てきそうやし、

      あそこまで気色悪い絵にする意味は、
      果たしてあったのかといった疑問は残りますよね(苦笑)
      (強烈なインパクトが欲しかったのかな)


      う〜ん、
      確かに女の子には
      ちょっとキツいものがあるかなぁ〜(汗)

      しかし児童書で
      あそこまで
      あえてダークにしてみせたのは、
      やはり物語作家乙一の
      「心意気」なんだと
      個人的には思いたいです(笑)


      2012/12/07
  • どいつもこいつも油断ならねぇ――!!

    のっけから言葉が悪くてごめんなさい(汗)
    しかし本当に油断ならないんです、このお話。

    講談社ミステリーランド第10回配本。

    母と二人、貧しい暮しをしている少年リンツ。
    亡くなった父親が移民であったため、少しの差別を受けているものの、仲良しの友達たちとそれなりに毎日を過ごしている。
    友達との話題の中心は、「怪盗ゴディバ」の起こす数々の事件と、それに立ち向かう我らがヒーロー「名探偵ロイズ」。

    あるとき、父親が亡くなる前に買ってくれた聖書の表紙から出てきた地図を見たリンツは
    それがゴディバの手になるものらしいと気付き、ロイズに手紙を書く。
    わざわざお忍びで会いに来てくれた憧れのロイズと地図についていろいろ調べるリンツ。
    いつの間にかのっぴきならない状況に陥り、事件はたくさんの人を巻き込みながら思いもかけない方向に転がっていく。

    こどもたちの憧れであるロイズが、リンツに「おもいでサファイア」事件を話す場面。
    怪盗に憧れを抱くのは探偵も同じなんだなぁ(このお話の国では怪盗は完全な悪者ですが)、とほほえましく思ったのも束の間。

    3章が始まり、すべてが反転する――。

    広場で責められるリンツ。
    親友の一人、優しいデルーカにまで誤解され「移民め!」と罵られるのがかわいそうで仕方がない。

    その後は、あの人もその人も、えええっこの人までも?!と最後までどんでんの連続。
    ・・・本当にどいつもこいつも油断がならない。

    2章終わりからのドゥバイヨルが、賢くてかっこいい。
    人殺しちゃうのはいただけないし、最後までデレずに悪人のままだけれど。
    実際に近くにいたら罵詈雑言浴びて蹴り倒されそうでイヤだけど。
    語られていない彼の過去(家系のこととか妹のこととか)が読んでみたいなぁ。
    ハードなお話になりそうで怖いけれど。

    怖いといえば。

    「イラスト、平田秀一さんかぁ。
    表紙の猫の目、ブキミだけれどさすがに美しいイラストだわー」
    とうきうきしながら開いたら・・・
    こ、こわいっ!こわいわっっ!!
    思えば、ここからすでに油断ならなかったのかもしれない……。

    講談社ミステリーランド第10回配本。


    フォローさせていただいている方のおススメ作品。
    おススメがなければ、この本を読むのはもっとずっと後になっていました。
    末筆になりましたが、お礼申し上げます♪

    • 九月猫さん
      あやさん、こんばんはー♪

      乙一さんハマってらっさるのでしたら、これもぜひ!
      人物名はじめ固有名詞が、ことごとくチョコ関係の名前なので...
      あやさん、こんばんはー♪

      乙一さんハマってらっさるのでしたら、これもぜひ!
      人物名はじめ固有名詞が、ことごとくチョコ関係の名前なので、
      (お嫌いでなければ)チョコレート必携で臨んでくださいませ♪

      とか言ってますが。
      乙一さん・・・わたしは積みっぱなしなのです(;^_^A
      初期の頃の作品をたくさん積んでいるのですが、
      最近の作品もおもしろそうなのが多くて気になってます。
      どれから読もうか(←積んでるのから読めよっ)迷い中なので、
      あやさんのレビュー参考にさせてくださいねーヽ(´▽`)ノ
      2013/04/12
    • 円軌道の外さん

      おはようございます!

      遅くなりましたが
      フォロー&沢山のお気に入りポチ
      ありがとうございました(^O^)

      兵庫県に住む...

      おはようございます!

      遅くなりましたが
      フォロー&沢山のお気に入りポチ
      ありがとうございました(^O^)

      兵庫県に住む、
      猫と野球と映画とロックと活字中毒な
      プロボクサーです。


      自分もこの作品、
      乙一強化月間の時に
      図書館で発見して
      いやぁ〜ぶったまげましたよ(笑)(>_<)

      ホンマに児童書!?ってくらい
      ダークでブラックなテイストに
      さすがホラー作家乙一!と
      改めて彼の心意気に打たれたし
      見直した作品です(笑)

      挿し絵はホンマ
      トラウマになるくらい確かに怖かったけど(汗)、
      昔の挿し絵って
      子供だからと
      手抜いてなかったですよね。

      子供の頃に読んだルパンや明智小五郎シリーズも
      毎回挿し絵を触らないよう(笑)
      ページめくってたくらい
      怖がらせてもらったし、

      子供の頃に
      「怖い」感情が
      ちゃんと機能するかって
      スゴく大事なことやと個人的には思います。


      乙一は最近別名義での
      ほんわか胸キュンな話が多いけど、
      もっともっと
      初期のようなブラックでダークな話も
      書いて欲しいなぁ〜(^_^;)


      これから何かと
      レビュー等参考にさせてもらいますんで、
      末永く
      よろしくお願いします(^_^)

      コメントやポチ頂ければ
      必ずお返しに伺います☆


      2013/05/08
    • 九月猫さん
      円軌道の外さん、こんばんは♪

      わざわざのご挨拶、ありがとうございます!
      こちらこそ、フォローとたくさんの「いいね」をいただいて
      恐...
      円軌道の外さん、こんばんは♪

      わざわざのご挨拶、ありがとうございます!
      こちらこそ、フォローとたくさんの「いいね」をいただいて
      恐縮しております。
      これからどうぞよろしくお願いいたします。

      乙一さん、初期の作品をたくさん積んでいるのですが、
      積みっぱなしで読んでいないのですよ(;^_^A
      このミステリーランドの作品がすごくおもしろかったので、
      ごそごそ引っ張り出してきてはいるのですが。

      「銃チョコ」楽しめたならこれ読め!的なおススメがありましたら、
      教えていただけると嬉しいです。

      中田永一さん名義のほんわか系の作品も気になっていますし、
      読むのが遅い自分がもどかしいっ!です(笑)
      2013/05/10
  • 北村薫さんの『野球の国のアリス』で、装幀の美しさと
    「かつてこどもだったあなたと少年少女のための」というコンセプトの
    虜になってしまった、講談社ミステリーランドシリーズ♪

    2作めには、最近気になっている乙一さんの作品を選んでみたのですが。。。

    怖い!!。。。何が?って、挿絵が!
    パトレイバーや攻殻機動隊の背景を担当した平田秀一さんの作品なので
    完成度が高いのはもちろんなのだけれど、悪党のみならず
    主人公リンツの優しい母メリーでさえも、悪夢に出てきそうな表情で、
    子どもの頃の私だったら、ぜったい手に取ることさえできなかったに違いない!
    と断言できる怖ろしさです。

    物語のほうも、著者名がなかったら
    翻訳された外国の少年向け冒険小説と見紛うようなきっちりと構築された世界で、
    リンツ、ゴディバ、ロイズ、ブラウニー、メリー、ゴンチャロフなどなど
    チョコレートに纏わるおいしそうな名前の登場人物が波乱万丈の冒険を繰り広げます。

    いけすかない大金持ちからだけ盗む怪盗に名探偵、宝の地図、と
    子ども向けならではの夢のある設定ではありますが
    移民への差別や手ひどい裏切り、子どもだろうと斟酌しない暴力など
    針金よりひ弱な精神の私にはかなり堪える部分もあって

    黒乙一さんがお好きな方には甘いミルクチョコレート、
    初めてミステリを読む小学生には苦いビターチョコレート、
    という味わいの作品なのかもしれません。

  • ある国では、次々と高価な財宝を狙う怪盗GODIVAが新聞を賑わせていた。
    GODIVAを追うのは、少年少女たちの憧れの的である、探偵のロイズ。
    移民の子として生まれた少年リンツは、母と二人で貧しくも慎ましく生活していたが、ある日、亡き父が買った聖書の中に、地図が入っているのを発見する。
    この地図は、もしかしたらGODIVAの宝のありかを示しているのではないか…。リンツは期待をこめて、憧れのロイズに地図のことを手紙に書き、ロイズ直々、捜査への協力を依頼される。

    おー、乙一さんってこんな本も書くんだ!
    最近読んだ、GOTH、(中田栄一さん名義の)吉祥寺の朝日奈くん、いずれともまた一風違っていて、外国の翻訳ものの児童書を読んでいる気持ちになった。
    ルビふってあるし、文体も優しくて児童向けを意識しているはずなのに、挿絵は怖いわ(お母さん怖すぎ、何者!?と思った)、けっこう容赦のない表現や残酷な場面もあるわで、ほんまこれ主人公死んじゃうんちゃうのんと思いつつ読んだ。
    かと思えば、助けにきた息子に「こどもは銃持っちゃダメ」という母だったり、切られてなお飄々とした祖父だったり、水車小屋でのやりとりだったり、緊張感ある場面での気の抜き方、とぼけ方が楽しすぎる。
    こういうのは子供より大人の方がぷっと笑えるんじゃないかな。

    あのひとが怪しいというのは最初から思っていたが(でもこれは途中であっさりと化けの皮がはがれた)、別のあのひとが改心しないとは思わなかった(笑)。
    少年少女のお約束を守っているようで、随所でしっかり乙一テイストが出てました♪
    これだから乙一さんはやめられない。

    • まろんさん
      乙一さん、どれだけ引出し持ってるの?!と思っってしまう達者ぶりですよね。

      でもでも、とにかく挿絵が怖くて、怖がりスキルキャップ★の私は、何...
      乙一さん、どれだけ引出し持ってるの?!と思っってしまう達者ぶりですよね。

      でもでも、とにかく挿絵が怖くて、怖がりスキルキャップ★の私は、何日も悪夢にうなされました(>_<)
      表紙も、ぱっと見は実にチョコレートっぽくておいしそうなんだけど
      丸い窓から覗いてる猫が、猫大好き♪な私でも、
      ちょっとそばには寄れないほど、怖ろしげなオーラを出してるし。。。
      でも、黒乙一さん入門編として、こどもたちにはちょうどいいのかもしれませんね。
      2013/01/10
    • マリモさん
      まろんさんこんにちは!
      黒乙一入門…!まさにそうですよね!
      私も怖がりなもので、まずは挿絵の怖さにびっくりしました。みんな病んでるとしか思え...
      まろんさんこんにちは!
      黒乙一入門…!まさにそうですよね!
      私も怖がりなもので、まずは挿絵の怖さにびっくりしました。みんな病んでるとしか思えない、恐ろしい顔。。
      お話のほうも、ときどきブラックさがにじんでましたよね。チョコレートをモチーフにしつつ、おとぎの国というよりグリムな世界(笑)
      子供たちのトラウマにならないとよいのですが。。
      2013/01/11
  • ハラハラドキドキを純粋に楽しめました~(*^^*)

    ほんと児童書すれすれ(むしろアウト?)の暴言を吐きまくるドゥバイヨル!(笑)ひどいやつなのに、おそらくイケメンで、頭がよくて...と、なんでか魅力的です。
    そんなドゥバイヨルを助けるリンツくん。とても優しくていい子でした。そして、メリーさん譲りで案外肝が据わってる(笑)
    それにしてもロイズはダメな大人だったよ...

    怪盗の秘密、父の願い、母の想い、とてもよかったです。
    青空の下でキラリと一瞬見えたリンツの小さな夢。そして一族、家族の歩んできた道。
    読んでよかったなと思いました。

    彼らの10年後の話とかドゥバイヨルの過去のお話とか読んでみたいです!

  • 羊の皮を被った狼。児童書の皮を被ったクライムサスペンス。
    乙一だから、なんかやってくれるとは思っていたけどこいつは凄い。
    面白過ぎる。でもコレ子供向けじゃないですよね。

    時代も国もわからないとある街(でも20世紀初頭のヨーロッパがモデルのような)。父母と三人で貧しいながらも慎ましく暮らすリンツ少年は探偵ロイズに憧れていた。国中を騒がせる稀代の怪盗ゴディバと探偵ロイズの対決は、いつでも子供達の話題の中心。
    ある日、偶然にもリンツはゴディバが記したと思わしき宝の地図を手に入れる。それをきっかけにロイズと警察から捜査協力を求められるリンツ。こうして怪盗の足跡を追う少年と探偵の冒険がいま始まる。

    箱入りで美しいイラストがついた豪華な装丁。文章も翻訳物の児童文学のような体で、なんとなく『エーミールと探偵たち』のような雰囲気。探偵に憧れる子供達の学校での生活がいきいきと描かれ、怪盗をめぐる只の冒険譚かと思いきや(それはそれで充分楽しいのですが)、3章の『名探偵の演説』あたりから物語が加速度的に転がり始めヒートアップしていきます。

    乙一らしい、意地悪なひねりが効いたトリッキーな展開。
    『007』と『インディ・ジョーンズ』と『ジョジョの奇妙な冒険』と『劇場版ドラえもん』がひとつになった面白さ。
    作者のファンでも読み逃している人、結構いるんじゃないでしょうか。文庫化されて、もっと多くの手に届けばいいのに。

    • kwosaさん
      九月猫さん!

      うわぁ、わざわざお越し下さいましてありがとうございます。
      まあまあ、お茶でも。
      なにもありませんが、お茶請けに『銃とチョコレ...
      九月猫さん!

      うわぁ、わざわざお越し下さいましてありがとうございます。
      まあまあ、お茶でも。
      なにもありませんが、お茶請けに『銃とチョコレート』をどうぞ。

      そうなんです。
      『銃とチョコレート』の登場人物たちは、リンツ、ロイズ、ゴディバを始めその他みんなが、甘く、時にほろ苦く、おいしそうな名前ばかりなんですよ。

      もしレビューを気に入ってくださったのなら是非読んでみてください。
      お気に召さなかったらごめんなさい。
      九月猫さんの忌憚のないご感想を楽しみにしています。
      2013/04/05
    • 九月猫さん
      kwosaさん、こんばんは!

      あら、お茶を出していただいていたなんて!
      遅くなりましたが、ご馳走になります ~~旦_(´∇`*)
      ...
      kwosaさん、こんばんは!

      あら、お茶を出していただいていたなんて!
      遅くなりましたが、ご馳走になります ~~旦_(´∇`*)
      (あっ、そこのリンツのリンドールも一粒つけてくださいな♪)

      おススメいただいた『銃とチョコレート』読み終わりました!
      これ、すっごくおもしろかったです!!
      確かに登場人物の名前からは想像もつかないほど、
      苦味が勝ったテイストではありましたが、
      後味が悪くないのでおいしくたいらげました( ̄ーΑ ̄)

      コンプ予定のミステリーランドですが、教えていただかなかったら
      本作を読むのはもっとずーっとずーっと後になっていたと思います。
      教えていただいてトクした気分です(*´∇`*)
      ありがとうございましたっ♪♪
      2013/04/09
    • kwosaさん
      九月猫さん!

      さっそく読んでくださったんですね。
      こちらこそありがとうございます。
      ではでは、九月猫さんの本棚のほうへおじゃましまーす。
      九月猫さん!

      さっそく読んでくださったんですね。
      こちらこそありがとうございます。
      ではでは、九月猫さんの本棚のほうへおじゃましまーす。
      2013/04/10
  • ひらがなが多かったり漢字にルビが振ってあったり平易な単語が使われていたりと、「児童書コスプレ」をしてはいるけど内容はバリバリ大人向け、という印象です。

    そもそもこのレーベルのキャッチコピーが「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」ですもんね。
    純粋な「子ども向け」ではないので、下手に童心に返って読んだりすると大怪我しそう。ホント、大人の中の子ども心に訴えかける系の作品って、読み手のスタンスが難しい……。

    手に取るだけでワクワクしてしまう装丁、そして甘々な人物名とは裏腹に、少年の冒険はかなりビター。
    少年少女の目線でもって人生の理不尽さに立ち向かうか、大人の目線で先読みと粗探しをしてしまうかは、好みの分かれるところでしょうか。

  • いや〜、面白かった!!ちょっと怖い部分も有ったけど。

    もうすぐ図書館が整理期間に入ってしまうため、今の内に借りておくと20日間も借りられるとあって、待っている人が居なくてすぐに借りられる状態の本を沢山リクエスト。そのうちの一冊。

    大抵は電車内や寝る前が読書の時間なのだけれど、なんとなくこの本は挿絵から怖そうな予感がしたので、寝る前に読むのは避けていた。
    昼に読み始めたら止まらなくなって結局深夜になってしまった。
    でも大丈夫。今から寝ても、面白かったから怖い夢は見ないと思う。

    なんとなく伏線の行き着く先も見えたりもしたけれど、もう脳内映像が凄かった。映画を観ているかのように読み進められて、本当に面白かった。興奮した。

    読み終わってからこれが児童書だと知ったが、よく本を読む子なら理解できるかもしれないけれど、普通の小学生にわかるのかな?
    怖いからというより、ちょっと難しいんじゃないのかな?と思う。

  • 「かつて子どもだったあなたと少年少女のための――」

    このコピーが大好きでね(笑)
    ミステリーランドのシリーズ(レーベル?)好きなのです。

    コピーに違わず、子供も読めるし、大人にも読みごたえあり。


    乙一はそこまで好きじゃない・・・というか、恐いので(苦笑)苦手な部類なのですが・・・

    『銃とチョコレート』という題名に吸い寄せられました(笑)
    チョコレート愛ですから。

    暴力的な描写が妙にリアルだったり、人間の嫌な部分いっぱいだったり、という点はゲド戦記の時のように受け入れられなかったのですが。

    ミ ス テ リ と し て よ い!!!

    そこら中に張り巡らされた複線が、謎のままじゃなくちゃんと解き明かされているので読後は爽快です。

    ロイズのキャラクターがね・・・
    もう、ハウルの駄目っぷりと、ハリーのロックハート先生(だっけ?)の駄目っぷりを足して二乗したような・・・(最低・・・)
    皆はっきりしてて読みやすかったです。

    しかしながら挿絵が恐くてびっくりしました。
    何が恐いって「mama's laboratory」って題の挿絵。
    ぜんっぜん恐いシーンじゃない・・・と言えば嘘になるけど・・・えぇ?だから恐く描いてあったのかな・・・(読後に混乱)
    そうか、そういう複線・・・???

    ともかく、登場人物の名前もロイズにリンツにメリーに・・・と、チョコ好きなら納得の顔ぶれ(笑)
    現代的冒険譚です。 (そう、とっても現代的)

  • 児童書なので、アドベンチャー要素が多いかなと思っていましたが、乙一らしいダークな面も多々ありました。人間の本性、秘密、正義についても書かれており、大人でも十分に楽しめるファンタジーです。何よりチョコレート関連の名前がそそります(笑)

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プロフィール

乙一(おついち)
1978年福岡県生まれ。山白朝子(やましろ あさこ)、中田永一(なかた えいいち)の別名義で執筆する小説や、安達寛高(あだち ひろたか)という本名名義で脚本を記すこともある。
1996年に『夏と花火と私の死体』で、第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞してデビュー。
2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。2012年、『くちびるに歌を』(中田永一名義)で第61回小学館児童出版文化賞。
代表作として、映画化もされた本屋大賞ノミネート作『くちびるに歌を』のほか、『暗いところで待ち合わせ』『きみにしか聞こえない CALLING YOU』『失はれる物語』などがある。作品の多くが漫画化、映画化された。

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