- Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062705875
感想・レビュー・書評
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ミステリー要素はほとんどなくてファンタジー全開だったな。
自分の趣味なら読まなかっただろうけどジュブナイルものとしてはおもしろかった。
最初あんまり乗り気じゃなかったのに普通にのめりこんで読んでしまったわ。特に白峰の正体がわかってからの泥戦は手に汗握る展開だった。
そしてココが誓いを立ててた町内会長は結局何者だったの!?なんか大物として登場するのかと思ってたんだが!?
結局あのあと帰ってから数日間留守にしていたであろうことをおばさんたちにどう説明したのかとか、ラスト大人になってたけどレイの養育問題どうなってたんだとか、細かいところがいろいろ気になってしまった。あのままヨーロッパから家に帰らなかったのかなあ。
そして黒木がかっこいい見せ場あったからこそペコリーノはなんか…残念だったね…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絵描きの母親が突如いなくなった…妙な伝言だけを残して。
一体どこに行ったのか。
死んだ人間が握っていた絵は、ダイイングメッセージなのか。
まさしく冒険! という、不思議もりだくさん状態。
昔よく行った『街』に行けば…そこを通れば、なぜかおじさんがいる
本物のヨーロッパに。
旅行代金いらないな、と思ってしまいましたが
繋がっている場所が色々なので、危険です。
命を狙われ、友人をさらわれ。
こんな状態になったら、確実に足がすくんで何もできないからこそ
必死で動いている彼らに、どきどきしてわくわくしてしまいます。
しかし最後の土壇場。
ある意味王道な落ちですが、なるほど、という納得も。
見るからに怪しい人…。
そういえば結局、父親から引き継いだ力は謎のまま?
持ってないのか持っているのか、からが謎なので
言われただけ!? かも知れませんが。 -
きれいなお話!こんなん大好き!
子供向けだけあってわくわくするしきらきらしてるし、すごいいい! -
Phantastic Night of Europe
夜の怪物たちと少年のあくなき闘い!
宮島レイ、12歳。母親は有名な吸血鬼画家、ミラルカ。ふたりきりの生活だけれど、仲良く幸せに暮らしていた。ところが、ミラルカは彼の前から忽然と姿を消してしまった……。そんなある日、3人の刑事が彼女の消息を尋ねにやってくる。とある殺人現場に、彼女の絵の切れ端が落ちていたという。なんと、国際的な陰謀に捲きこまれたかも知れない! 母さんはヨーロッパに? 助け出せるのはぼくだけだ! ところが、レイに残されたのは、たった一冊の幻の画集。鍵を握るのは、不思議な少女。
異国への旅に踏み切るレイを、追ってくるのは国際警察? それとも闇の異形たち? 妖しくも美しい国から国へ、スリルとホラーとサスペンスの冒険がはじまる……!2013/09/08 -
江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを始めて読んだ時と、同じ気持ちがした。
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「かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド」シリーズ。
ミステリーというよりファンタジーな一冊で…好きな物たくさん詰めこまれてて、いいんだけど詰め込み過ぎていまいちかな… -
よくできたゴシック・ロマン。
ヨーロッパの街並みや、いろんな怪物たちが雰囲気出ていて良い。