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Amazon.co.jp ・本 (292ページ) / ISBN・EAN: 9784062711012
みんなの感想まとめ
この作品は、源氏物語に関する講演集で、著名な講演者たちが多様な視点から作品を掘り下げています。特に、瀬戸内寂聴の浮舟の出家に関するリアルな描写や、馬場あき子による六条御息所の分析は、読者に新たな視点を...
感想・レビュー・書評
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瀬戸内寂聴、歌人の馬場あき子、「源氏物語」研究の第一人者秋山虔などの講演集。寂聴さんが浮舟の出家は、それまでの女たちの出家と違って描写がリアルだと指摘したのは感心しました。だからといって、宇治十帖に入った時には紫式部は出家していたというのは、紫式部が僧侶を見る目が最後までシニカルだったりするのをみると、軽々には判断できないでしょう。馬場さんが六条御息所に寄り添ってプロファイルされているのがグッド。作品中の彼女の歌は11首、まとめて振り返りたくなりました。刊行時は源氏千年でブームでしたが、この状況に全面的には喜べないと述べられたのは秋山氏。光源氏を漁色家、女性をどのタイプがいいかという読み方、読者のレベルに源氏物語を引き下げて読むことを懸念されていましたが、今またブームが来て、書店で乱立する新刊を見るにつけ、同じ状況にあります。大和和紀さんの「あさきゆめみし」の執筆時の苦労話も聞けてよかった。なかなか盛り沢山な一冊てした。
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シリーズ源氏大学のうちの1冊。
瀬戸内寂聴さんが源氏物語を全訳したのを記念して行われた教養講座みたいだね。
源氏物語における女性の出家の意味とか、宇治十帖シリーズは紫式部さんが出家してから書いたのではないかとか、なかなか寂聴さんの講演は面白い視点を提示していました。
馬場あき子さんの六条御息所さん論は、ちょっと微妙なところがあったなぁ…。
大和和紀さんのインタビューは、あさきゆめみしファンとしては面白かったです。 -
目的は「あさきゆめみし」の作者、大和和紀さんの対談だったけど、他の章も大変興味深く読んだ。
瀬戸内さんによる、「紫式部出家説」にはなるほど〜。
野口氏の、江戸時代に源氏物語がどう読まれていたかという解説も目からウロコであった。今と位置づけが全然違うものだったとは…。知れば知るほど奥が深い源氏物語の世界。 -
内容紹介:源氏物語の世界を中心にして平安朝の恋愛観、時代背景、生活・習慣、考え方などを多数の講師が解説する「シリーズ源氏大学」。第一冊目は瀬戸内寂聴、馬場あき子、大和和紀などを迎える。(TRC MARCより)
資料番号:010311207
請求記号:913.3/ ム
資料区分:一般書
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