夢の読み方 夢の文法 (講談社プラスアルファ新書)

著者 :
  • 講談社
3.25
  • (1)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 38
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062720328

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 夢分析の入門書としては、本当に良くできている。

    フロイト、ユングの説を踏まえながら、意識の世界の文法=内容が軸で対象化が根底にある、夢の世界の文法=関係が軸で意識生活を補償する、とそれぞれの役割分析が分かりやすく語られ、説得力がある。

    また、一般の相談関係や治療者-クライエントの関係も、夢の「関係論」を意識することで、かなり違った様相を帯びてくる、と指摘したくだりは目から鱗だった。

  • 夢のことを考えていくことは、現実とはなにかということを考えていくことと深く結びついている。
    その意味で、本気で自分の夢のことを考えていくことは、非常に厳しく自身が生きている現実のことを吟味していくことにつながっていく。
    また、そうすることによって、その人の現実が変化していくことも起こってくる。心理療法などで夢分析がおこなわれるのはこのためである。
    夢は毎夜訪れて、限定された意識のあり方を揺るがせる。その揺らぎの中で、意識を超えた世界を私たちは垣間みるのである。

  • [ 内容 ]
    夢は何を語りかけるか!?
    「無意識」はおもしろい。

    [ 目次 ]
    序章 人は夢をみると語りたくなる
    第1章 フロイトと夢、ユングと夢
    第2章 「意識の世界」の文法
    第3章 「夢の世界」の文法
    第4章 「夢」は「夢」を生む
    第5章 夢が教えてくれること

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

川嵜克哲(かわさき よしあき)
1959年生まれ。1983年,京都大学教育学部卒業。1989年,京都大学教育学部大学院博士後期課程修了。現在,学習院大学教授。著書『風景構成法の文法と解釈』(福村出版),『夢の分析――生成する〈私〉の根源』(講談社)。編著『セラピストは夢をどうとらえるか』『風景構成法の事例と展開』(いずれも誠信書房)。

「2020年 『エセンシャル・ユング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

川嵜克哲の作品

ツイートする
×