- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062722414
作品紹介・あらすじ
もむだけで治る驚異の免疫療法。
感想・レビュー・書評
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爪の生え際の両際(2mm離れたあたり)を、反対側の親指と人差し指の爪で挟む。あるいは爪楊枝などで押す。10秒間を2~3回繰り返す。薬指は行わない。たったこれだけだ。足の指も同様に行う。
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爪もみでアトピーどころか癌もなおしてしまうという本。ただし、この本で勧める体質改善による病気の治癒は、リバウンドを堪えることがポイントだ。福田先生の治療によりほとんどのアトピー患者さんは直っているが、直らなかったのは、リバウンドに耐えられなかった人だけらしい。それは凄まじいリバウンドのようで、耐えるのは簡単ではないのであろう。
以下注目点
・虫垂炎の原因は、顆粒球にある。
・一部の気象学者が「気圧が高くなると、白血球の細菌を食べる能力が低下する」
・酒癖の悪さは、交感神経の仕業
・病気とは、端的にいって、その人の生活や心のありように問題が生じている状態と考えている。そして痛みをはじめとする諸症状は、生活の仕方や心のありように問題があることを伝えてくれる一種のサインと考えられるのではないか。
・リンパ節郭清が免疫系を弱くし、がんになりやすい体にしてしまう。
・H2ブロッカーには、顆粒球を抑えるという「副作用」がある。
・悪の根元は活性酸素
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この療法を発見に至る研究内容が主。実践的ではない。
先に読んだ「奇跡を起こす 爪もみ療法」の方が、わかりやすく実践的だった。 -
◆『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062722410?ie=UTF8&tag=ishiinbr-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4062722410"><span style="color:#0000FF">実践「免疫革命」爪もみ療法―がん・アトピー・リウマチ・糖尿病も治る (講談社プラスアルファ新書)</span></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ishiinbr-22&l=as2&o=9&a=4062722410" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』
「免疫革命」理論の画期的なところは、自律神経という全身を統御するしくみとストレスの関係を、信頼できるデータと治療効果によって明らかにしたことである。 自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスで成り立っている。精神的・肉体的 ストレスがかかると、そのバランスが交感神経優位へと大きくふれ、それが白血球 のバランスを崩して、体内の免疫力を低下させる。
こうした全体的な免疫のシステムを明らかにすることで、すべての病気は全身病であるという東洋医学的な捉え方の正しさを見事に論証したのだ。 これは、東洋医学や補完代替医療にとっても待ち望まれた理論であろう。その有効性が、近代医学の側からの実験的なデータや理論によって、しかも細分化された機械論を超える、生体の働きを全体的にとらえる新しい免疫学として証明されつつあるのだ。
特にこの本が興味深いのは、西洋医学に携わる医者である著者が、気圧と虫垂炎の関係から、自律神経と気圧の関係に興味を持って、調査するうちに、体のある部分だけを取り上げて治療する西洋医学に大きな疑問を感じるようになったことだ。 著者が自分自身の経験を通して病気観や治療法を根本的に変えていく過程が、わかりやすく報告されている。著者は、安保徹の「免疫革命」理論に出会い、また東洋医学の針治療の驚くべき効果に 出会うことによって、やがて独自の自律神経免疫療法を考案し、アトピー性皮膚炎 や癌などの疾患に驚くべき効果をあげていく。
具体的な治療例をまじえて興味深く読むことができる。たとえば、アトピー性皮膚炎にステロイドを使用することが、いかに生体にダメージを与え、免疫力を低めるかが、いやというほど良くわかる。
爪もみ療法は、自律神経のバランスを整えるために誰もが短時間でできる方法で、こんなにかんたんな方法で効果があるのかと思うが、理論的な基礎と医者としての実践の積み重ねがしっかりしているので説得力がある。私もさっそく気軽に毎日にやっている。