女はどんな男を認めるのか: 10歳からの男と女の基本 (講談社+α新書 216-1C)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062722735

感想・レビュー・書評

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  • 全力でおススメ

  • まえがきにあるように、勢古さんが、正面から「愛」を語った本。
    やっぱこのひとはどこまでもかっこいいわ。
    「好きな人ができたら、ただただその人を一生懸命に大切にしなさい」。
    この言葉ですべての恋愛指南書は終われるんじゃないか、と思わされる。
    あと、ときどき入る勢古さんの皮肉がおもしろすぎた。

  • 【目次】
     まえがき−−これは恋愛論ではない
    第一章 ひとは「人を愛すること」をどこで学ぶのか
     ひとを好きになったあと,どうするか/愛には仕事がない/自分の思いどおりにしたいという欲望/愛情の教育は可能か/性教育か性交教育か/少女コミックを読んではみたが/十歳からの男女学入門/性体験は蓄積しない
    第二章 現代ニッポンの恋愛
     女性誌の「恋愛特集」は役に立つのか/カッコいい男になったわ,ってバカヤロ/時代が脅迫する/ああ,もう暑苦しい「恋愛自由市場」/そもそも不要な「出会い」/自信満々の「負け犬」の遠吠え
    第三章 男で失敗する女
     だれのための恋愛マニュアル/ひと味違う「感情体験の結晶体」/「女は愛でバカになる」のか/男の本心はどこにあるか/結婚も人生も金次第か/性の自己決定権−−セクシュアル・ライツとはなにか/ほんとうに結婚難か,それともただ頭が悪いだけ?
    第四章 女はどんな男を認めるのか愛された者の傲慢/男は女で育つ/本物の男とはどういう男か/「誰かのためにひとりで歩もうとする男」/どこがサムライだ,牛丼男たちが/女が認める男はどんな男か
    第五章 かくも喜ばしく,かくも悲しき愛「いちばんやさしい人。大事な人」/愛だけが最後に残る/人が人を「捨てる」ことはできるのか/息子の恋愛,娘の恋愛/これは一途だが未熟な愛か/老夫婦の心中は「理想的」だ
    第六章 男は女のみにて生きるにあらず,か
     恋愛はやめたほうがいいか/仕事をとるのか愛をとるのか/ほんとうの愛はあるのか/二十四年間の純愛/こんな女/だれと生きるのか/最後に愛する人の名前を呼ぶ
     あとがき−−たかが愛のまま

  • 面白いかな、と思って読んでみたが期待はずれの感。様々な「恋愛哲学」や性教育のの書物を引用しながら書かれているが、文が散漫で退屈だった。同じスタンスの本なら岩月健司氏の本が楽しい。

  • 再読。こんな男が世間から、女から評価されることを切に願う。

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著者プロフィール

1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に入社したが2006年に退社、執筆活動に専念。「ふつうの人」の立場から「自分」が生きていくことの意味を問いつづけ、『まれに見るバカ』(洋泉社・新書y)で話題に。その後も『アマチュア論。』(ミシマ社)、『会社員の父から息子へ』(ちくま新書)、『定年後のリアル』(草思社文庫)など著書多数。

「2017年 『ウソつきの国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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