「半断食」健康法

著者 :
  • 講談社
3.85
  • (4)
  • (9)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 56
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062722827

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 全力でおススメ

  • 本当に読んでよかった。完全に納得できたので食べ過ぎには本当に注意しようと思う。人間の体の防衛本能で毒を排出しようとしているのにそれを薬や対症療法で止めちゃうとだめらしい。風邪の時に熱を下げるのもそうだな。これは読見返そう

  • 私は最近になって健康本をよく読むようになりました。
    まさに健康法は、十人十色、健康法の根幹をなす、食生活に関しても、
    いろんな考え方があるのだなと、感心してしまいます。

    私は30代前半ですが、生活習慣・食習慣に関しても赤点レベルでした。
    ① 日常的に喫煙(ニコチン)をする
    ② ビールも大好き(アルコール)
    ③ 甘いモノ(洋菓子、和菓子、チョコレート)も大好き(砂糖)
    ④ 間食、夜食も大好き(不規則)

    とカラダに悪いことの4冠王でした。
    案の定、カラダがおかしくなっていき、日常的なイライラ、不安、だるさ、集中力の欠如を感じていました。
    一時は、朝起きるのが、非常にしんどくなりました。自分は、うつ病ではないかと、本気で疑いました。

    石原先生の著作で、朝ジュースという健康法を知りました。
    朝に、にんじん・りんごジュースを飲んだり、生姜紅茶(蜂蜜入り)を飲んだりする健康法です。
    それまで、朝は詰め込むように食事をしていたので、「無理して食べなくてもいいんだ」と青天の霹靂でした。

    早速、ジューサを買って、朝ジュース生活を開始しました。
    にんじん・りんごジュースの、美味しいこと、美味しいこと。
    それに加えてレモンを絞るなどで味を変えたりすると、色んなバリエーションが可能です。
    それも、果物、野菜を切って、入れるだけという手軽さです。

    世の中には、ごまんと健康法はありますが、石原先生の提唱する朝ジュース健康法は、
    簡単に行うことができます。つまり、継続できる健康法だと思います。
    15年の年末から開始をして、今も楽しく続けられています。

    また、その間に
    ①タバコをやめ、
    ②お酒を減らして、
    ③甘いモノを控えるようにし、
    ④間食も以前より少なくなりました。

    どうやら、毎日、栄養素をしっかり摂取しているからかもしれません。

    健康法に迷っている方がいらしたら、石原先生の健康法がおすすめです。

  • 半断食は、無理をせず続けられるようになっているのがポイントだと思う。断食の効用を過去の科学的な実験のことも含めて書いてあるところに信憑性を感じた。食べることは健康の為、生きる為だけでなく、楽しみでもある。夜ご飯は好きなものをというのがとてもいいと思った。

  • ガンは、宿主の人体が死ねば自分自身も死ななければならないことを考えると、宿主を殺す為に存在しているとは考えにくい。

  • 判断食の効果、理論は納得でき実施しているが、ただ一つの不安、激しい運動や筋トレ場合は大丈夫か?
    ⇒先生自身の日々の行動が記載されていたので不安は解消。
    朝ごはん抜きで20kmくらいなら走れます。

  • 食べない健康法&ダイエットならコレ!美と健康を一度にゲット!?

  • ◆『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062722828?ie=UTF8&tag=ishiinbr-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4062722828"> <span style="color:#0000FF">「半断食」健康法</span> </a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ishiinbr-22&l=as2&o=9&a=4062722828" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』

    著者は、西洋医学の医者であるが、若き日に体が弱く、「過敏性大腸炎」にそうとう苦しむ。種々の民間療法の本を読み漁り、二木謙三の『食べ物と病気』や西勝三の『原本・西式健康法読本』に出会う。そこで「少食がよい」「青汁が効く」などと知り、朝食をキャベツとリンゴのジュースにしたら、4年近く悩んだ「下痢としぶり腹」が治ったという。甲田光雄氏も西式健康法に出会い、少食・断食の甲田療法に突き進むが、共に原点が自分の病気の癒しだったことが興味深い。自分の体で知ったことは、いくら西洋医学の説と相容れなくとも、信じざるを得ないだろう。

    いくつかの少食・断食の本を読んだが、相互に細部の主張は若干差がある。しかし、少食や断食がいかに健康にとってプラスであるかの理由についての説明は、基本的なところでは変わらない。この本は、断食の医学、断食の生理についてより多角的に書かれているので参考になった。断食関係の著者の違う本を何種類か読むと勉強になる。

    東京都知事の石原慎太郎が、10日間の断食道場に毎年通っていることはすでに知っていたが、この本を読んでそれが伊豆にある石原結實氏の「断食道場」であることを知った。断食といっても、この道場の場合は比較的楽なもので、朝は人参リンゴジュース三杯、10時ごろに具のないみそ汁、昼に人参リンゴジュース三杯、三時に生姜湯、夕方に人参リンゴジュース三杯、黒糖を加えて飲む生姜湯を何杯飲んでもよいというもの。こことは限らないが、私もチャンスがあれば挑戦したくなっている。

    この本では、断食や小食の生理学を多角的に論じている。参考になったことを箇条書きしてみる。

    1)脳のエネルギー源はブドウ糖で、脳はそれを貯蔵することはできないから、ブドウ糖に変換される炭水化物や糖分を補給しないと脳が活性化しないとされる。しかし人間は、糖が不足しても、肝臓は筋肉に蓄えられたグリコーゲンを分解して血糖値を一定に保つから、血液中の糖が不足して脳に栄養がいかないことはまずありえないという。

    脳は、ブドウ糖だけをエネルギー源とするが、断食などをすると50パーセントはケトン体のβ―ヒドロキシ酪酸をエネルギーとして使い、ブドウ糖は30パーセントにすぎないという。ケトン体は、脂肪が分解されてできる物質である。つまり、断食をすると、体内の糖分が尽きるので、脳は体内に蓄えられた脂肪をエネルギー源として使用するようになる。しかもケトン体は、脳にα波を増やし、脳下垂体からはβ―エンドルフィンとう快感物質の分泌を増やす。つまり、心はさわやかになり、平穏になって、とてもリラックした状態になる。以上は、甲田光雄氏が書いていたことだ。

    石原氏もいう、空腹になると血糖値が下がるが、血糖値を上げるメカニズムは、体内にいくつもある。血糖値を上げるホルモンが、アドレナリン、グルカゴン、サイロキイン、コーチゾール等々いくとも存在する。つまり人間は飢餓になれており、対応方法が多い。しかし食べすぎで血糖値が上昇したときは、すい臓から分泌されるインシュリンしか、それを下げることができない。

    2)「吸収は排泄を阻害する」のが人体のセオリーである。食べするぎるさらに排泄が悪くなり、逆に「食べない」「小食にする」と排泄がよくなる。断食中は、口臭、目やに、尿の量、発疹等々、排泄が活発化する。血液中の老廃物が出て、血液が浄化される。病気の根本原因は、実際の要求より多量に食べることである。余分に食べた食物は体内に蓄積され、血管を塞ぎ、血液の循環を悪くする。これが万病の原因である。断食は、蓄積された老廃物を排泄する。

    3)生命に必須の重要臓器は、断食中も、当然たんぱく質を必要とするので、生体は、○○炎という炎症、病変のある組織、腫瘍、水腫などの、本来健康体には存在しない、異質の組織(病気)に存在するタンパク質を利用する。また血中の余分な糖分も同様に利用される。その結果、こうした病変は消失する。これを「自己融解」という。

  • 時々読み返して戒めています。実は、昼・麺類ってのがなかなかできないんだよね〜。この本がすべて正しいわけではないと思うけど、納得できる意見だと思うので、がんばって取り入れています。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

イシハラクリニック院長

「2006年 『がんにならない がんに負けないための本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石原結實の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×