今日も飲み続けた私 プチ・アルコール依存症からの生還 (講談社+α新書)
- 講談社 (2008年7月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062725149
作品紹介・あらすじ
自覚症状は記憶の喪失、あなたは大丈夫か?セックス、薬物、摂食障害…複合依存が急増中!「酒の失敗はこりごり。でも断酒するのはイヤ」という著者が探した適正飲酒のコツとは。
感想・レビュー・書評
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アルコール依存症から抜け出したい人には、多分役に立たない。
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ちょうど飲むのをやめよう!と
決意したときに見つけた本。。
意志が弱い私としては、適量でやめれないので
(飲むとどーでもよくなる)
断酒します。。
ノンアルコールビールさいこー!ww -
アルコール依存症ではなくとも、アルコールによる問題行動を有することを「プレアルコホリック」と言うらしい。
気がついたら布団で寝ていたなどのような、記憶を無くすという事も含められるそうです。
近年女性のアルコール依存症が増えている。
なぜ増えているのか?
アルコール依存症になる前に適正飲酒のコツ
などを教えてくれています。
そもそも、なぜ依存症になるのか?
本書によると脳内に形成される「報酬系」の暴走によって起こる。
この「報酬系」とは脳内での快感を得るシステムのこと。これの暴走により、自力で抑制するという事が難しくなり、依存症になるそうです。
また女性の社会進出に伴う、女性特有の依存症についても論じられています。社会進出した女性は、女性でありつつも男性であることを求められたため、アルコール依存症になるという女性が増えているそうです。
報酬系の暴走の止め方。女性のアルコール依存症について詳しく紹介されています。
また、アルコールとの上手な付き合い方が4章から紹介されています。
今、問題飲酒をしている。飲酒をいつか止めたいという方に読んで欲しい本でした。 -
アルコール依存症は否認の病と言われており、潜在患者は300万とも言われながら、病気としての知識はなかなか普及していない。
しかし、お酒は立派な依存性物質であり、正しい知識を持って、つきあっていくべき、いや、出来るなら、つきあわなくてもすむ生活を送れるべきだろう。
これは、女性にフォーカスをあて、他の依存症とのクロス・アディクションも踏まえながら、著者の葛藤と模索が描かれている。結局、断酒しかないよね、と結論は変わらないのだが、その葛藤ぶりに共感はできる。 -
[ 内容 ]
自覚症状は記憶の喪失、あなたは大丈夫か?
セックス、薬物、摂食障害…複合依存が急増中!
「酒の失敗はこりごり。でも断酒するのはイヤ」という著者が探した適正飲酒のコツとは。
[ 目次 ]
第1章 私は「依存症体質」(不気味なもう一人の自分 「プチ禁酒」に挑戦 ほか)
第2章 リビングで酒を飲む女たち(脳内の「報酬系」メカニズム 巨大な猫の幻覚が! ほか)
第3章 複雑化する依存症(リストカットとお酒 彼氏ができれば救われる? ほか)
第4章 「適正飲酒」がしたい!(ついに受診を決意! 初めての患者体験 ほか)
第5章 それでも飲み続けるために(意外な素顔 睡眠不足との闘い ほか)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
のんべぇ というの知りたくて手にした本
女性著者による 女性のアルコール依存のことば主に書かれていた
アルコール中毒というのはどういうものか
というのを一部分みられた本だと思う
自分にとっては
なるほどねっと 知らないことを知れた 本でした。
それと アルコール中毒になると
抜けられないというのを知り 気をつけようとおも思うのです。 -
「酒が強い/好き」と「アルコール依存症」との差は実はほとんどない…そして一度アルコール依存症となれば最良にして唯一の治療法は断酒。そして10年断酒しても一度飲んだらおしまい…私は…立つ瀬なし…!
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日常生活を送る中で、ちょっと歯車がズレてアル中になっていった女性たち。
男のアル中はまだわかりやすい。女性は、クロスアディクション(依存の連鎖)に陥るなど危険度が高い。
起きている間ずっとアルコールを摂取し続ける連続飲酒など、かなりガクブルな内容。
ほどほどで、楽しく飲みたいもんだ。…とはいっても、飲み始めたらそんな意識飛んで判断鈍くなるからなぁ。
飲むときは飲む。飲まないときは飲まない。まず、こもって一人では飲まない。そこからで。