あなたは、なぜ「自分に似た人」を探すのか――崩壊する「大衆」と台頭する「鏡衆」 (講談社+α新書)

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著者 : 宮城美幸
  • 講談社 (2008年10月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062725323

作品紹介

ヒットの裏では「新たな大衆」が生まれていた。「自分探し」よりも「共通性探し」の時代へ。

あなたは、なぜ「自分に似た人」を探すのか――崩壊する「大衆」と台頭する「鏡衆」 (講談社+α新書)の感想・レビュー・書評

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  • 「鏡衆」や「共振」という新しい言葉を用いて、今のヒット作&商品がなぜ生まれたかを分析。人間は感情的ないきものだと、つくづく感じる。

  • 「自分探し」とはただの言葉だ。

    2008年に出た本なので、どうかと思ったが5年前とこの状況は何も変わってないなぁ。というより、より如実にこの現象がひどくなっている。

    【自分に似た人を探す人々】
    自分は特別だと思いたい反面、少数でもいいから、自分の価値観を認めてもらいたい。
    共有、共鳴ではなく、本質でつながりたい「共振」をもとめる。

    秋葉原事件も、普通の社会人なのに友達0だと感じていた。
    本質で繋がれないことに孤独を感じ、誰も自分に興味がないと感じた。
    特別な人間のくせに、誰かとは繋がりたい。贅沢な時代。

    「自分探し」と言いつつ、何をするかと言えば、自分が何に共振するかを探すのみ。それは、現に今あるものでしかない。
    自分探しとは言葉のみが一人歩きして、共振を待ってるものはニートになり、共振を見つけた物は、現にあるものを越えられず悩む。
    「自分探し」とはただの言葉だ。


    【鏡衆の誕生】
    大衆はなくなり、小衆になり、個衆になった。
    個は、ネットという鏡をもち、他者の欲求や嗜好を映し出して取り入れながら、反射拡大をしていく。

    自分の言葉が他者の鏡にうつり、反射拡大していく「うねり」を個は、自分の力と勘違いする。
    自分が世を少しでも引っぱったことに対して充実感を得る。
    社会的地位の低い奴でも、自己顕示ができ、うねりを生める鏡衆文化になった。


    【新しい価値基準】
    「俺だけが知ってる。俺だけが見つけた。」
    この自分の特別を、黙っていられない社会は、自然と口コミで良いものが広がっていく。
    鏡をうまく利用することで、うねりを生みだす。

  • 2008年出版の本にも関わらず、まったく古さを感じさせない本。ソーシャルの興隆も示唆されていて、むしろ今の時代に読んどくべき。

    普遍的なマーケティングのエッセンスもふんだんに盛り込まれているので、何度でも読み返す価値あり。

    オウム返し・ミラーリング理論は社会人1年目の時に上司から教えてもらったテクニックで、こんなところで再会するとは思ってもみなくて驚いた。

  • 図書館で借りて読んだ。
    面白かった。
    こうしてブクログを活用している私もまさに鏡衆。
    販売の仕事とかしていたら、為になるかも。

  • 旅行の時とかに軽い気持ちでどうぞ

  • 「鏡衆」という概念自体はキャッチ―だが、
    結局は電通リサーチによる若者論の色彩強し。

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