子供にマネーゲームを教えてはいけない (講談社+α新書)

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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062725491

作品紹介・あらすじ

小遣いも塾も不要。姉弟4人がハーバードに。ゴールドマン・サックスのエースが極めた成功哲学。皿洗いに玄関掃除、フリーマーケットetc.労働の大切さを知るだけで子供は変わる。

感想・レビュー・書評

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  • 子どもが欲しいモノを買う時は、お小遣いからいくらか出させる。
    努力して勝ち取ったという気持ち。

    「夢」を持たせることを大切に。

    子供には最小限しか与えない。
    あとは本人に判断させる。

  • "キャシー・松井さんの子育て観、人生観をまとまたもの。キャシー・松井さんのご両親は日本からアメリカへ移住した日本人。サリナスというところで、菊や欄を育ててしっかりとした経営を行っている人。そのご両親の元ご自身が成長していく中で学んだ社会、経営、などが現在の自分の血となり肉となっているということが書かれている。このキャシー・松井さんは4人兄弟の末っ子なのだが、この兄弟全員がハーバード大学に入学し卒業しているからすごい。ご両親の畑仕事をお手伝いしながら、アメリカのサリナスという田舎町の高校を卒業して、ハーバード大学に挑戦しているのだ。一番上のお姉さんが、サリナスという町から最初のハーバード大学合格者だったらしい。
    共感できたところは、
    親は子に何も残さないず、残った資産は奨学金制度を設立していること。
    チャレンジする場を子供に与えること
    子供にボランティアを経験させること
    などなど"

  • 読む価値なし。
    正論をタイトルに構える何のヒネリもない本書。
    他のレビューでも指摘されている通りマネーゲームについて触れてはおらず、「肉体労働を経験させれば将来(自分みたいに)成功できる」ということをグダグダと述べている。

    7歳の娘とホームレス支援をした際彼らの存在について「たまたま仕事にめぐまれなかっただけ」「将来あなたもなりうる」と社会全体の問題と捉える指導をする一方で日本のニートについては保護者のせい&自己責任と一蹴。

    アメリカで育った日本語達者な人が日本のことをよく調べずによくある話題をよくある文脈で批判するだけ。
    まだ有名ブロガーのブログでも読んだ方が子育てのやり方もマネーゲームの問題点も無料で読めると思う。

  • 投資本かと思ったらなかなか素晴らしい子育て本だった。

  • タイトルに惹かれて買いました。
    お金を稼ぐ大切さについて、いかに教えるかが書かれています。
    なかなか面白かったです。

  • あまりマネーゲームという話が出てきません。
    内容は、子供には小遣いをやらず、働く喜びを教えなさいというのもの。とりあえず冒頭で「私たち兄弟は全員ハーバード大学を出てます」の一言で読む気が失せました。

  • 特に変わったことを説いているわけではないが、将来、子どもにどうやってお小遣いをあげようかということを考える上でのヒントはあったし、何より、子どもが自立して成長して行く上で何を伝えていくべきなのか、について改めて考えさせられた。

    特に心打たれたのは
    「いかに自分たちは恵まれていて、でもそれは本当に運が良かっただけということ」を認識させ、恵まれている者は周りに還元する義務があることを教えることの大切さ

    のくだり。

    今自分は途上国の女の子支援ということでアフリカの女の子の住むコミュニティーに毎月少しばかり寄付しているが、いつか娘に話したいと改めて思ったりした次第。

  • [ 内容 ]
    小遣いも塾も不要。
    姉弟4人がハーバードに。
    ゴールドマン・サックスのエースが極めた成功哲学。
    皿洗いに玄関掃除、フリーマーケットetc.労働の大切さを知るだけで子供は変わる。

    [ 目次 ]
    第1章 私たちが農場で学んだこと
    第2章 塾と小遣いは必要か
    第3章 子供に何も残さない理由
    第4章 この国の可能性
    第5章 父アンディーの成功哲学
    第6章 還元の精神が変える世界

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • キャシー松井に会ったことのある人にとっては、ゴールドマンでストラテジストをやっているキャシー松井の別の側面が見れて、そちらに面白さを感じる本です。

    子供に金融教育をするのであれば、むしろ「会社って何?」「仕事って何?」を教えた方がよっぽど良いということを主張しています。

    ともに正解のない問題なので、ある程度の分別がついた子でないと教えるのは難しいかもしれません。それこそ、小さいうちに家事を手伝いさせるとか、そういう場面で「仕事とは」を教えることになるのでしょう。

    学校を卒業すると、突然社会人になる訳ですから、こうしたことについて考える経験がないと、自分にあった会社にめぐり会うのは難しい、とも感じました。

    ボクのブログより:http://d.hatena.ne.jp/ninja_hattorikun/20090321

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著者プロフィール

キャシー松井 Kathy Matsui

1965年米国生まれ。ハーバード大学卒業、ジョンズ・ホプキンズ大学大学院修了。90年バークレイズ証券、94年ゴールドマン・サックス証券入社。99年に「ウーマノミクス」を発表し、日本政府が打ち出した「女性活躍」の裏付けになる。『インスティテューショナル・インベスター』誌日本株式投資戦略部門アナリストランキングで1位を獲得。2015年から現職。チーフ日本株ストラテジストとして活躍する一方、アジア女子大学の理事会メンバーも務める。1男1女の母。

「2020年 『ゴールドマン・サックス流 女性社員の育て方、教えます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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