医者を信じると病気になる 「常識」破りの養生法 (講談社+α新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062725590

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  • 東洋医学の考え方なのか、元気ギンギンの人を実証、おとなしい人を虚証と呼ぶ考えに馴染みがなく、新鮮と言えば新鮮だが、そのせいで終始怪しいなと感じながら読むはめに。そもそも民間療法で亡くなった人やコーヒー浣腸で癌に負けた人もいるから、軽はずみに「医者を信じるな」などと言ってはいけないのだ。医学を勉強せずに医学を否定する勘違い医療ナルシストが増えていないだろうか。コロナ禍の前、福島原発の放射能あたりからか。

    それでも本著は、極端過ぎない部類ではある。西洋医学的にも、おかしな事を言っている事もない、気がする。

    交感神経と副交感神経の上手なバトンタッチ。昼寝は1時間以上すると副交感神経のスイッチが入り、却って身体には負担。朝は交感神経に切り替えるため、ジョギングやシャワー。

    車のシートが柔らかいと前立腺が圧迫され鬱血し、肥大症に。かつてはトラックやタクシードライバーの職業病だった。アクに含まれるプタキロサイドが膀胱癌や血液疾患の原因に。

    勉強になる事は多い。しかし、ある程度医者を信じようと思う。

  • 東洋医学と西洋医学の両方を勉強した著者が、主に東洋医学の観点から健康法を記述した一冊。

    漢方などについては知らなかったので、勉強になった。

  • 「常識破り」の養生法とあるように、漢方医学の立場から、一般的な健康情報や健康法は尽く否定されている。
    例えば、生野菜は毒性の食べ物、肉より野菜の方が太りやすい、明るい照明は目をを悪くする、春の山菜は体を壊す、冷たくして飲む健康茶は逆効果、日本の牛より米国牛の方が安心、納豆は賞味期限間近を買え・・・等。
    なるほどと思える根拠も示されていて、筆者の根本思想が見て取れるが、独断的きらいも一部見られるようだ。
    薀蓄本として読むという手もある。

  • [ 内容 ]
    NHKラジオの健康相談歴20年が誇る「新事実」。
    西洋医学信仰一辺倒を見直し、漢方医学を取り入れれば「ラクな生き方」が見えてくる。

    [ 目次 ]
    第1章 賢者は自分の体質タイプを知る(時代の先を行く漢方医学 危険を孕む未病の体質とは何か? ほか)
    第2章 病気にならない年のとり方(あわない健康法は毒になる アンチエイジングは年相応が基本 ほか)
    第3章 体にいいと思うものが危ない!(生野菜は本来、毒性の食べ物 野菜ジュースは健康によくない ほか)
    第4章 ラクに生きるための体づくり(朝食は体が寝ているうちに摂る 食生活の見直しで胃腸を改善する ほか)
    第5章 ガンを副作用なく治したい(ガン患者の多くは元気な人 兵糧攻めでガンを追い詰める ほか)

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著者プロフィール

日本薬科大学学長

「2022年 『長生きショウガ新健康法大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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