中村天風「幸せを呼び込む」思考 (講談社+α新書)

著者 : 神渡良平

• 講談社 (2009年4月21日発売)

作品紹介・あらすじ

「先が見えない時代」を照らす「暗夜の灯火」。心に「感謝」と「歓喜」を常に持てば、あなたも「人生の主人公」になれる!「ありがとう」「ごめんなさい」がもたらす幸福。天風哲学の骨子にあたる文章を各節の冒頭に引用し、種々の事例を用いて解説した。

感想・レビュー・書評

[講談社＋αさんの感想 · 2015年5月25日]

「先が見えない時代」を照らす「暗夜の灯火」。心に「感謝」と「歓喜」を常に持てば、あなたも「人生の主人公」になれる!「ありがとう」「ごめんなさい」がもたらす幸福。天風哲学の骨子にあたる文章を各節の冒頭に引用し、種々の事例を用いて解説した。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
神渡/良平
1948年、鹿児島県に生まれる。九州大学医学部を中退後、新聞記者や雑誌記者などの職業を経て、作家に。38歳のとき脳梗塞で右半身不随になるが、懸命なリハビリによって社会復帰を果たす。このときの闘病体験から「人生は一度だけ。貴重な人生をとりこぼさないためにはどうしたらよいか」という問題意識が作品の底流となった。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

[pyg1013さんの感想 · 2014年1月2日]

あなた方の心のなかの考え方や思い方が、あなたたちを現在のあるがごときあなた方にしているんです。俺は体が弱いと思ってりゃ体が弱くなる。俺は長生きできないと思っていりゃ長生きできない。俺は一生不運だと思っていりゃ体が弱くなる。つまりあなた方が考えているとおりのあなた方にあなた方がしているんです。自分の念願や宿願、やさしく言えば、思うことや考えていることは必ず叶います。叶わないことは、原因が外部にあるんじゃない、みんな、あなたたちの命に与えられている心の思いよう、考え方にあるんだということを知らなきゃいけない。

[ヨッシィー☆さんの感想 · 2013年6月27日]

　著者は、38歳のときに生死の境をさまよう重病を経験していますが、闘病生活の支えとなったのが、中村天風先生の本でした。
「思考が人生を創る！」という天風哲学をひたすら信じ、回復して社会復帰できることを微塵も疑わずにリハビリに励んだとのこと。

　詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=753

[weakfishさんの感想 · 2012年5月1日]

中村天風の力強い教えをもとに、幸せを引き寄せる思考を展開する。ただ、中村天風の言葉を引用して、まったく別の人たちのエピソードを被せてる話ばかりなので、別人列伝として読むほうが正解かもしれない。あと、どうしても宗教臭くなっちゃうね。

著者プロフィール

作家

「2022年 『いのちを拝む』 で使われていた紹介文から引用しています。」