ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 113
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062726511

作品紹介・あらすじ

「飲みすぎはムダ」は誤り!副作用もなし!
「1g×1日4回」で感染症、心筋梗塞、脳梗塞も防ぐ
米国医学界で1度は否定されて、完全復活した「健康法」の驚くべき効能と使い方

ビタミンCをミリグラム単位で摂取していたのでは、壊血病を防ぐことはできますが、ヒトが最適な健康を維持するにはまったく不十分なのです。そもそも、ビタミンCを“ビタミンの一種”と思うから誤解を生じるのです。じつはビタミンCは、ビタミン(微量栄養素)というより“食品のひとつ”と考えるべきなのです。(中略)ヒトは体内でビタミンCを合成できませんが、すべての植物、そして大多数の動物は体内で、ビタミンCを1日にミリグラム単位ではなく、その1000倍にあたるグラム単位で大量につくることができます。だから、すべての植物と大多数の動物にとってビタミンCは微量栄養素ではありません。いくつかの動物(霊長類の一部)だけが、ビタミンCを体内で生産できませんが、その最たるものがヒトです。――<第2章より>

●なぜ、娘はカゼをひかないのか
●ビタミンCは「魔法の弾丸」
●否定論者の“初歩的な間違い”
●ポーリング博士の偉大な業績
●ヒトから失われた「合成能力」
●がん以外にも驚くべき効果がある
●現代人は慢性ビタミンC欠乏症
●血中濃度は3倍以上に上げられる
●「腸管耐容量」という目安
●ビタミンCには副作用がない

感想・レビュー・書評

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  • ビタミンCの勉強がしたくて買ってみた本。すごく分かりやすい。2週間くらいしつこい風邪をひいた時、アスコルビン酸をのんだらせきも鼻水も魔法のようにピタリと止まってびっくりした。ビタミンCは糖分と一緒に摂取すると効果がないので、糖分が入ったものは避ける。ビタミンC治療がガンに効くのが分かっているのに、その秘密が闇に葬られてきたのは本当にもったいないし残念でならない。苦しみに耐えなければならない今の治療法から解放されれば多くの人が幸せになれるはずなのに。風邪を薬に頼りたくない人、必見。

  • ビタミンBが欠乏すると脚気、Cは壊血病、Dはくる病と子供の頃に習った記憶があります。現代人は慢性ビタミンC欠乏症とか。著者は、ビタミンCの効果として、次の5点を説いています。①がんに効く ②風邪やインフルエンザに効く ③感染症、心筋梗塞、脳梗塞にも効く ④病気になりにくい体をつくる ⑤安価で副作用のない安全な食品である。著者は、サプリメントで大量摂取を勧めていらっしゃいます。天然型も合成型もまったく同一の物質だと。私は柑橘類が大好きですし、レモンや唐辛子など天然のビタミンCを摂取していきたいと思います。

  • VCの大量摂取による薬理学的効果を示した本。
    VCの酸化剤および還元剤としての特徴をもとに、がんやインフルエンザに効く薬としての働きを説明している。
    少量摂取は栄養学的効果をもたらすに過ぎないとして、脚気を起こさない最低限の摂取量だと筆者は表現している。
    同じ栄養素でも、栄養学と薬理学の視点の違いに触れられる1冊。

  • 摂取してみようと、思った。

  • 2015年16冊目
    ビタミンCについては知識があるようで、体系的には学んだ事が無い。
    本書では、ビタミンCに対する様々な誤解、それがどうして生じたかを教えてくれ、
    ビタミンCのもたらす効用についての知識を与えてくれる。

    私も毎日ビタミンCを採るようにしているが、本書によりどうとればいいのか
    接種量はどの程度にすればいいのかなど理解することができたので、
    改めて毎日のビタミンCの採り方を見直すきっかけとなった。

    そんなの怪しいとか、採り過ぎはいけないとか、はたまた病気ガチの方などに読んでもらいたい1冊でした。

  • 生田哲『ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く』(講談社、2010)

    はやりのビタミンCオーバードーズ法の根拠となるもの。

    怪しい書名ですが、米国で分子栄養学を修め薬学博士となった著者がここ100年あまりのビタミンCの研究史をひも解き、発見と批判、批判説の再検証を経て効果ありと断じる内容になっています。

    簡単なまとめ
    ・薬理学におけるビタミンCの摂取量目安は「壊血病を防ぐための最低基準」であり、健康を保つための水準ではない。
    ・ビタミンC大量摂取の副作用として下痢になることがあるが、その基準は「腸管耐容量」で決まり、カゼや病気になったときには基準値が上がる(大量に摂取できる)
    ・健康体のときは、1日あたり4−15gを4回に分けて摂取。軽い風邪なら30−60gを6−10回に分けて摂取すべき。

    副作用もなさそうなので試してみたところ、カゼのひきはじめ〜復活を1日でこなすことができました。
    (2〜3時間おきに1gのビタミンCを摂取)
    自分の場合、数日にわかって症状を引きずることが多いので、なんとなくの効果を感じています。
    カゼで耐容量があがっていると思えば、1時間おきにしてもっと摂取してもよかったように思います。

    木曜日 20:00 喉に違和感を感じる
    金曜日  6:00 微熱37.0〜 + 関節痛、頭痛
        12:00 上昇 37.5〜 + 関節痛、頭痛
        19:00 上昇 37.7〜 + 関節痛、頭痛   
    土曜日  6:00 平熱 36.0 以降、ぶり返しなし

    【本文より】
    ◯ビタミンCを今の1000倍の量摂り入れれば、人生のQOLが革命的に上がること。本書はその方法について解説したはじめての本です。

    ◯ビタミンCの効果のカギは摂取量にあったのです。薬理学的にいうと、「血中濃度」の差です。

    ◯ビタミンCをミリグラム単位で摂取していたのでは、”壊血病を防ぐ”ことはできますが、ヒトが”最適な健康を維持する”にはまったく不十分なのです。

    ◯健康 = 「酸化をどう防ぐか」

    ◯「満タン状態」なら病気にならない

  • 「飲みすぎはムダ」は誤り!副作用もなし!
    「1g×1日4回」で感染症、心筋梗塞、脳梗塞も防ぐ
    米国医学界で1度は否定されて、完全復活した「健康法」の驚くべき効能と使い方

    ビタミンCをミリグラム単位で摂取していたのでは、壊血病を防ぐことはできますが、ヒトが最適な健康を維持するにはまったく不十分なのです。そもそも、ビタミンCを“ビタミンの一種”と思うから誤解を生じるのです。じつはビタミンCは、ビタミン(微量栄養素)というより“食品のひとつ”と考えるべきなのです。(中略)ヒトは体内でビタミンCを合成できませんが、すべての植物、そして大多数の動物は体内で、ビタミンCを1日にミリグラム単位ではなく、その1000倍にあたるグラム単位で大量につくることができます。だから、すべての植物と大多数の動物にとってビタミンCは微量栄養素ではありません。いくつかの動物(霊長類の一部)だけが、ビタミンCを体内で生産できませんが、その最たるものがヒトです。――<第2章より>

    ●なぜ、娘はカゼをひかないのか
    ●ビタミンCは「魔法の弾丸」
    ●否定論者の“初歩的な間違い”
    ●ポーリング博士の偉大な業績
    ●ヒトから失われた「合成能力」
    ●がん以外にも驚くべき効果がある
    ●現代人は慢性ビタミンC欠乏症
    ●血中濃度は3倍以上に上げられる
    ●「腸管耐容量」という目安
    ●ビタミンCには副作用がない

  • 自分も風邪を引いたときや体調が悪いときはビタミンCにお世話になりました。
    これからも日常的に摂取していこうと思います。

  • どこまで信じていいのか・・
    いくらなんでも癌は根拠がなぁ・・
    でもビタミンCは比較的安価だからいいけども

  • 最新のビタミンC情報ゲットしなきゃ!

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著者プロフィール

生田 哲(イクタ サトシ)
薬学者/評論家
薬学博士。1955年、北海道に生まれる。がん、糖尿病、遺伝子研究で有名なシティ・オブ・ホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などの博士研究員を経て、イリノイ工科大学助教授(化学科)。
遺伝子の構造やドラッグデザインをテーマに研究生活を送る。現在は日本で、生化学、医学、薬学、教育を中心とする執筆活動と講演活動、脳と栄養に関する研究とコンサルティング活動を行う。著書に、『ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く 』 (講談社+α新書)、『よみがえる脳』『脳にいいこと、悪いこと』 (以上、サイエンス・アイ新書)。『よくわかる! 脳にいい食、悪い食』『子どもの脳は食べ物で変わる』(以上、PHP研究所)など多数。

「2021年 『遺伝子のスイッチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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