北朝鮮スーパーエリート達から日本人への伝言 (講談社+α新書)

著者 : 加藤嘉一
  • 講談社 (2012年2月21日発売)
3.11
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  • 本棚登録 :126
  • レビュー :25
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062727549

作品紹介・あらすじ

「俺は北朝鮮人民が幸せだとは思わない。将軍様の統治によって、北朝鮮が救われたとも思わない。北朝鮮の人民は苦しい生活を送っている。常に飢餓と隣り合わせの運命だ。正直いって、お上のやり方に不満や異議を持つ人間はたくさんいる。ただ、それを口に出したり、行動に移せないだけだ。でも、いずれ変わる。すべての事象は、自然に、でも確実に、あるべき方向に変わっていくと俺は信じている」中国で一番有名な日本人が聞いた北朝鮮主導層の肉声。

北朝鮮スーパーエリート達から日本人への伝言 (講談社+α新書)の感想・レビュー・書評

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  • うーん・・・。
    期待していただけに、結構残念。主に理由は2点かと。

    まず、タイトルが見かけ倒しである。
    北朝鮮スーパーエリートから日本人への伝言の部分は冒頭に少し出てくるだけで、他は基本的に筆者の中朝国境旅行記であること。

    そして、日本語が下手。文章が回りくどくてスっと入ってこないし、ところどころ誤字脱字がある。また、個人的な感情を書いている部分が多すぎる。これもかなりのガッカリポイント。
    筆者はすごく口がうまいだけに、文章はこんなに下手なのかと驚いた。
    ゴーストライターが存在しないことの証左として前向きに捉えるか。

    しかし、残念ポイント2点を踏まえても、中朝国境の実情らしきものが勇敢な日本人の旅人目線で生々しく書かれていることには価値があると思うし、実際に今まで知ろうともしていなかった中朝国境について多少なりとも知識らしきものを詰め込めたことは有難かった。

    これから読む方はそんなに期待しない方がいい。

  • 北朝鮮について新しい情報が知りたくて読書。

    悲しいかな、すでに色眼鏡が入ってしまっているので、素直に読み取れない。中朝国境のレポートや脱北者へのインタビューは緊迫感を感じるが、石丸次郎さんの本のほうが信頼できる情報といえる。

    存在しないことが明らかになっている北京大学朝鮮半島研究センター内で考えた、情報を収集したとあるが、一体どこで集めたものか不明瞭。

    また、北京大学が同大学に所属する人間による中国政府の政策に反するような取材活動を許可するのであろうか、正直、信じ難い。

    まえがきにある金日成総合大学からの留学生たちとのエピソード、会話は、原則監視のために集団行動が多いが、1人で行動していた留学生と大連でも会ったことがあるので、可能性はゼロではないと思われる。しかし、どう考えても腑に落ちないのは、「北朝鮮はあと二年で崩壊するだろう」(p12)は、エリート、しかも、監視が厳しい北京で、口にするだろうか。いくら、親しくなったからと言って……。

    国境は妄想するには最適な空間だ。(p103)とあるので、創作小説と考えれば、読み応えがあるかも。

    今まで、レビューは著者への敬意を払い、批判的なことはは書かないようにしているのだが、どうぞご容赦を。

    確かに、北朝鮮を題材とした文章は批判対象となることが多いと思う。だが、正直、「うーん」となってしまう箇所が目に付く印象。現時点では、評価はできないので、初の星なしとさせてもらう。

    本書は知人からいただいています。有り難うございます。

    読書時間:約55分

  • 北朝鮮は政治が悪い。しかし人民はどうなのか?そんな疑問を得た。
    北朝鮮のスーパーエリート達は日本人のエリート達より更に努力をして勉強をしている。世界を分析し、英語と中国語を操る。
    彼らは「言論の自由」がある日本で、それを活用していない日本人をあざけている。「日本の大学生の自己管理レベルはわが国の小学生以下だ」と。国家のために命をかける、と言い切れる北朝鮮の若いエリート。
    かたや現状のぬるま湯につかり、行動を起こさない日本人達。
    果たしてどちらの若者達が未来を作って行けるのか。私は幕末の志士達の志を思い出さざるを得なかった。
    本書では中国の微妙な立ち位置も解説されている。北朝鮮は「鶏のレバー」。肉のついてない骨ばかりの鶏。うまみはもうないけど、レバーは残っているので、捨てるには惜しい。

  • 詳細なレビューはこちら↓
    http://maemuki-blog.com/?p=9810

  • 中朝国境を、歩ききって得た生の情報。
    臨場感をもって伝えてくれています.
    しかし残念ながら、いちばん肝心な日本人への伝言の記述がなく、
    僕としては、がっかりでした。

    よろしければブログでも
    http://ameblo.jp/kymt/entry-11237912570.html

  • 情報の量・質は素晴らしいと思う。
    足で稼いだ貴重な情報の数々。

    ただ、何か読みにくかった。
    情報の羅列で、メッセージが分かりにくいからかな。
    もう少し整理・分析が必要かと。

    後、本のタイトルと中身はあんま合ってないかな。北朝鮮の内情に迫った話ではあるが。

  • 中朝国境地帯を旅しながら、密輸現場に同行するシーンは、読みごたえがあった。
    北京大学で出会った北朝鮮のスーパーエリートとのやり取りよりも、中朝国境地帯での体験談がとても面白かった。
    他の人には、きっと書けないと思う。
    今後の著者の活躍に期待したい。

  • あまり批判的な内容のレビューは書かないことにしようかと思っていたが、気になったのでメモとして残すことにした。
    まず失敗だったのは、買ってきた後読む前にWikipediaなどで著者について調べてしまったこと。学歴、職歴詐称疑惑があり、また略歴に書かれている「朝鮮半島研究センター」というものが存在しないことなどが書かれていたからだ。Amazonのレビューにも同様の感想があった。
    もちろんネットの情報をすべて信用するのも危険だが、内容が本当かどうか疑問をもって読むことになってしまった。途中で出会う人も文章中にも、イデオロギーやインテリジェンスという言葉が頻繁に出てくるが、本当に本人たちがそう言ったのか、著者の意訳なのかがわからない。
    またタイトルも内容とかなり違う。あえて言うなら「北京大学に留学した日本人の中朝国境付近旅日記」くらいが妥当だと思う。
    彼が本物ならば、数年後も生き残り中国事情に詳しいジャーナリストなどで活躍するはずと考えられるので、その時までは著者の本は読まないと思う。

  • 『中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか』といい、本作といい、タイトルと内容が全く合わない。タイトルは出版社が付ける場合も多いと聞くが兎に角売れれば良いと言う姿勢は大いに疑問である。内容自体は『中国人は~』のように生半可な日本論がなく中朝国境を踏破しながらの実地見聞録なので結構、興味深く読めた。今回は日本語での書き下ろしの為か中国にとっての【不都合な真実】にも触れられている。但、相変わらず『筆者の中国語及び学習過程を研究テーマにしている学者も少なくない』等の自己PR臭が鼻に付く。三冊目は多分ないと思う。

  • 「俺たちの国はあと2年で崩壊する」――北京大学で邂逅した北朝鮮からの留学生、彼らスーパーエリート達の肉声を、世界で初めて公開する! 毎朝のジョギングで何度も周回遅れにして、北朝鮮スーパーエリート達の心を開いた著者。「大好物は日本食、ハリウッド映画をこよなく愛し、ユーチューブが情報源……」彼らが語った驚愕の真実とは何か!?

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