新編 はじめてのニーチェ (講談社+α新書)

  • 講談社 (2012年12月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784062727860

作品紹介・あらすじ

気鋭の哲学者・適菜収による、一番分かりやすい「ニーチェ入門書」である。ニーチェの代表作「アンチクリスト」を現代語にした「キリスト教は邪教です!」(講談社+α新書、20刷)の姉妹書となる。哲学や宗教についてまったく素養のない人でもすんなり読めて理解できる構成になっている。


世界で一番わかりやすいニーチェ入門書
哲学や宗教についてまったく素養のない人でもすんなり読めて簡単に理解できる!

ニーチェは19世紀の哲学者です。
彼の言いたいことをひとことで言うと、ダマされてはいけない! ということです。
世の中には、ウソつきや詐欺師、ペテン師がたくさんいます。政治家も学校の先生も、たいがいウソを教えています。それどころか、ニーチェに言わせれば、世の中自体が病気、ウソ、でたらめ、でっちあげにより、出来上がっているということになります。
ですから、今ニーチェを読まなければならない理由は、目を覚ますためです。ウソっぱちの世界におさらばするためです。洗脳を解いて、新しい世界を歩むためです。ニーチェを読むと人生がガラッと変わります。
人生を変えたいあなたに特にお勧めします。

みんなの感想まとめ

哲学や宗教に不慣れな人でも理解しやすい構成で、ニーチェの思想を深く掘り下げることができる一冊です。特にキリスト教への批判や、民主主義に対する新鮮な視点が印象的で、普段何気なく受け入れている価値観に疑問...

感想・レビュー・書評

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  • キリスト教を否定
    神は死んだ

    神という存在はないのだから
    歴史上宗教というのは、人をまとめるのに適しているものだけど、過度に信じたりするのも
    終始、アンチクリストという本を引用していたりするけど、極端な話、この本だけで鵜呑みにするのではなく、ニーチェが書いた本を読んだ方が理解は深まりそう

  • ニーチェってどんな人なんやろ?っていう疑問だけで読んでみたが面白い。キリスト教への批判から始まり、平等主義・民主主義なども批判する新鮮さ。普段からなんとなく民主主義、キリスト教が多数派だから、それなりに妥当なものだと思ってはいたが、批判的な視点を持ち合わすことも大切だと感じた

  • ニヒリズム(虚無主義)について知りたいと思い購入。
    ニーチェの言う虚構とは人生そのものではなく、人生に唯一の真理を見出すことこそが虚構であると説いている。
    ずっと勘違いをしていた…。
    キリスト教の批判や弱者を強者と平等、またはそれ以上に扱うという民主主義や社会主義の指摘に関しては非常に面白かった。
    ただ、この著者の本だけではなく他にも数冊読んでからニーチェの思想に関して理解する必要がありそう。

  • ニーチェの思考を学べ、更に知性的な文章だった

  • ニーチェの過激な思想が書かれている。とは言え、キリスト教は邪教、哲学は非科学的な思い込みと斬り捨てるのはわからないでも無い。
    西洋哲学には必ず神という概念が登場するのはキリスト教の世界に、染まった西洋ならではなんだろう、と思う。

  • とても革新的で入門書としては素晴らしかったが、いかんせん語り口が強く、やや押しつけがましい面もあるため、批判的な読書が必要。

  • 理解できているのか不安になって定期的に買ってしまうニーチェ関連の本。本書もその一環で数年ぶりに触れるニーチェとなった。これだけだと絶対にダメだな、という感じ。

  • いろいろいう人もいますが、ニーチェの主張は次の2点です。①神についての考え方が変更されたことにより、世界は歪められてしまっている。②我々の時代がロクでもないのはそれが原因である。 多くの人はひっくり返った視点で世界を見ている 爆弾を抱えて自爆してしまうテロリストがいます。彼らの頭の中では、自分の命より、社会や国家の問題のほうが大きかった。かつて、地下鉄に猛毒のサリンを撒いた狂言者達がいました。彼らにとっては他人の命より、宗教的な教義のほうが大事でした。 ニーチェの最大の敵とは?それはキリスト教と、キリスト教的な考え方すべてです。 日本人を含めて、殆どの人がキリスト教の世界に住んでいる。 イデオロギーとは、何かを絶対的に正しいとする、思い込みのようなものです。12月25日にイエスが生誕した、という話も嘘です。あれは、ミトラ教の冬至の祭りからパクったものです。 パウロは気付いてしまった。「地獄」という概念を使えば、ローマを支配することができることに。「あの世」を使って人々を脅せば、現実世界を潰すことができることに。
    神道における神(かみ)とは、自然現象などの信仰や畏怖の対象である。「八百万の神」(やおよろずのかみ)と言う場合の「八百万」(やおよろず)は、数が多いことの例えである。 世界遺産の知床半島の大自然の中、畏敬の念を抱く けいけん敬虔な気持ち

  • 気鋭の哲学者・適菜収による、一番分かりやすい「ニーチェ入門書」である。ニーチェの代表作「アンチクリスト」を現代語にした「キリスト教は邪教です!」(講談社+α新書、20刷)の姉妹書となる。哲学や宗教についてまったく素養のない人でもすんなり読めて理解できる構成になっている。

  • ニーチェは今まで一冊も読んだことがなく、
    せいぜい引用をどこかでちょっと見て知っている位である。

    文章自体は平易で読みやすいし、書かれていること自体は分かる。
    でもニーチェのエッセンスが凝縮されすぎているのか、
    なかなか頭に入ってこなかった。
    ただ、この本を読んでニーチェを読んでみようと思った。

    一度訳本を読んで挫折して、
    また本書など読んで訳本に戻ってを繰り返す必要があるのだと感じた。

  • ニーチェの著作のエッセンス部分を引用しつつ、平易にその思想を解説するもの。

  • 実に読みやすくサラッと引き込まれました。適菜さんのキレのある文体のなせる技。
    イエスとキリスト教は無関係で、キリスト教が怨恨に基づいて世界の価値をひっくり返して世の中を支配してしまったということ。
    クリスチャンの私が、クリスチャンを観察していると、ドグマに追従することによって「キリスト教」を信じている引きこもりや世の中に恨みを抱きすぐに文句を垂れるクリスチャンの多さに反吐が出たりする。彼らはイエスのことなど見ていない。
    美しい人間、強い人間は必ずといっていいほど、「自分の基準」を大切にしている。
    自分自身そうなろうと思う。

  • 超簡単なニーチェの入門書。
    キリスト教への批判、「神は死んだ」、権力への意思、永劫回帰などの思想のエッセンス、後世に伝わった誤解の理由などが、解りやすく書いてあります。
    ニーチェの思想は仏教文化圏の方が、受け入れやすい思想なのではないかと思いました。

    ただ、簡易すぎて値段と読み応えのバランスが少々・・・。

  • 1.ニーチェが生前ドイツで活躍した事実はない。
    2.ニーチェはすべての権威を否定きていない。
    3.ニーチェは相対主義者ではない。
    4.ニーチェは無神論者ではない。
    5.当時、神の権威を否定するのは命がけの行為ではなかった。
    6.ニーチェは社会的弱者を否定していない。
    7.ニーチェの概念は、後年のナチズムに引き継がれていない。
    8.ニーチェは脳梅毒で発狂していない。

    などのことが書いてある。
    そもそも、ニーチェを全く知らなかったので勘違いすらしてなかった。
    ただ、アンチキリストはマリリンマンソンが言ってることだと勘違いしてた。

    狂った人ってイメージだけど、そんなことがないような気がした。
    著書を読もう。

  • ニーチェ、はじめてじゃないけど読んでみた。わかりやすい本。「人間が平等なわけないじゃないですか。」ニーチェの哲学に触れると、何かいつもスカッとする笑。

  • ニーチェの入門書です
    ニーチェの思想についてざっくりと読み進めることができます。ニーチェが何を問題として議論しているかも大変分かりやすいです。
    目次の引用です
    序章  目を覚まそう。洗脳を解こう!―ニーチェについて
    第1章 キリスト教は邪教です-歪められた「神」
    第2章 民主主義者はもうやめない?-民主主義は危険なイデオロギー
    第3章 世界はなぜ存在するのか?-権力への意思について
    第4章 正しい格差社会へ―永遠(永劫)回帰と超人
    第5章 ニーチェは反ユダヤ主義?-ナチズムとキリスト教

    ニーチェはキリスト教をかなり批判していたようです。目次タイトルからも分かるように、かなりの敵をもち、ニーチェ自身も批判をうけていたようです。

    過激な内容ですが、ニーチェが主張することを読めば、自分が当たり前とおもっているイデオロギーが揺らいでくる感覚になります。

    もう少し詳しく知りたいと思ったので

    『偶像の黄昏 反キリスト教』原佑訳 ちくま学芸文庫
    『善悪の彼岸』 光文社古典新訳

    を読みます★

  • ニーチェって面白いかもって素直に感じさせてくれるまさにニーチェ入門。ちょっと言葉の表現がきついところはあるが、それも著者のキャラのうち。

  • 哲学の本なのに、読んでいて難解な印象はまったくなかった。
    キリスト教への批判は、いままで読んだことがなかったので、とても新鮮だった。
    中学の公民で民主主義や平等は絶対的な善と教えられる。しかし、これはキリスト教、近代イデオロギーの洗脳の始まりなのかもしれない。
    それを教えている側も洗脳しているかもしれないと意識していないであろうことも怖い。

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著者プロフィール

1975年、山梨県生まれ。作家。ニーチェの代表作「アンチクリスト」を現代語訳した『キリスト教は邪教です! 』『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?』『日本をダメにした B 層の研究』(ともに講談社)、『日本人は豚になる:三島由紀夫の予言』『日本をダメにした新B層の研究』(ともにベストセラーズ)ほか、祥伝社新書に『コロナと無責任な人たち』『100冊の自己啓発書より「徒然草」を読め! 』『ニッポンを蝕む全体主義』。『思想の免疫力 賢者はいかにして危機を乗り越えたか』(中野剛志氏との共著、 ベストセラーズ)など著書50冊は以上。

「2023年 『古典と歩く大人の京都』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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