人の運は「少食」にあり 「プチ断食」がカラダとココロに効く理由 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062727884

作品紹介・あらすじ

「プチ断食」であなたのカラダと運命は好転する。「断食セミナー」を主宰する宗教学者が、その体験から得た、体と心への効用の数々。

感想・レビュー・書評

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  • ただの宣伝を金を払って読む馬鹿がここにいました。

  • youtuberがファミレスで大量に注文して食べ残して炎上。
    TVの大食い企画。
    グルメによる美食自慢。
    フードポルノ。

    とまあ…飽食の日本において「食事」っていうことはもはや遊びの一つになりつつあるんだろな~と思う今日この頃。

    この本は「運」をよくしたいから小食になるという話ではなくて、丁寧な食生活をすることが大切って説いた本。
    丁寧な食生活=丁寧な生活ってことです。

    食べきれないぐらい食べ漁ったり、
    肉や魚は悪だ!といって狂信的に食べなかったり、
    糖質制限だ!といって極端に炭水化物を食べなかったり、
    写真を撮るために注文したり…
    ネットを見ながら食事をしたり、
    …とまあそんな食べ方をしないで、食べ物にきちんと向き合って食べることを真剣にすることが大切ってことです。

    この本にのっている断食とは私的にはどうかな~と思っちゃうけどまあ丁寧に食事はしたいなと改めて思いました。

    とりあえずパソコンの前で仕事しながらご飯食べるのはやめよう…。

  • 私にとっては、文句なしの星5つ評価です。
    著者が企画したセミナー?の宣伝みたいな件も、特段気になりませんでした。
    ただ、「良かったら参加しませんか?」ぐらいです。

    江戸時代の観相家である水野南北のくだりは、非常に参考になりますし、
    説得力をもたせる文章でした。「少食開運」なんて、言われると、
    やはり、やってみようかなと思ってしまいます。

    私の場合は、このレビューを書く数ヶ月前から、朝食を食べていません。
    甲田先生、あと石原先生の著作を参考にして、朝は生絞りジュース(にんじん、りんごなど)を1~2杯飲んでいます。
    それまでは、朝食といったら、適当に詰め込むような感じでした。

    喫煙、寝酒、コーヒー、チョコレートと、ニコチン、アルコール、カフェイン、糖分を病的に摂取していました。
    そのせいで、体調がいつも悪く、同僚からは、「顔色悪いよ」「なんで、そんなにやる気ないの」と言われる始末でした。

    しかし、朝ジュースの生活を始めてから不思議とタバコをやめて、そんなにお酒を飲まなくなり、コーヒーをお茶に切り替え、
    甘いものを極力減らせるようになりました。おそらく、カラダが本来の免疫を回復する過程で、そういういった刺激物を
    欲しがらない体質に移行しているんじゃないかと思います。また、食べる量も以前と違い減ったと感じます。

    お腹いっぱい食べる→義務みたい感じがして、食べていたのですが、そんな生活をすると、
    カラダも精神も良くない方向にいくと思います。

    この著作は、町田先生の、ユーモアな語り口から、少食って、もしかしたら、良いかもと思わせてくれる本です。
    ちなみに、少食にすると、以前より、味に敏感になり、素直に美味しいなと思うことが多々あります。

  • 少食の利点から原発から自然エネルギーへ等エコライフについて述べられている。
    24時間社会等、過剰で不利益な生活は改め、ある程度経済は縮小してもその方が幸せではとは思うが後戻りはなかなか難しい。

  • 元・僧侶にして比較宗教学者である著者が、宗教と道徳的側面から独特のアプローチで「少食」の効用について記しました。職業別長寿ランキングで必ず1位になる「宗教家」、自身の体験も踏まえ、その自分を律すること=「節制」が長生きに繋がることを、さまざまな観点から証明を試みています。筆者自身が行っている二泊三日の「断食セミナー」の内容とその効果についても紹介し、健康と運命は好転することを説いています。

  • 水野南北(観相家)の話が導入にあったので一挙に熟読。著者が比較宗教学者とのこと。でも坊さんであるところは、キリスト射的にはやはり世界統一宗教の働きに向かわせる霊的ムーブメントの一端を担っていると判断できる。事実一神教の他を排斥する信条を批判する場面がある。

    その点は注意する必要があるが、小食が人間にどのように影響するかがわかりやすく書かれていた。

    以下付箋を貼った箇所を挙げる:

    土光敏夫はめざしの土光と呼ばれるほど粗食家だった。

    貴人に食なく、小人に食あり。

    水野南北は道を得て以後、一生白米を食べず、麦一合の一汁一菜を通した。酒は一日一合まで。

    小食は人格を高貴にする。

    残すのはもったいないと言って食べるのは逆に徳をなくす行為である。

    地のエネルギーが表に出たのが気。長野県長谷村(現伊那市長谷)が日本で一番強い気を放っている場所。

    酵素栄養学の提唱者、アメリカのエドワード・ハウエル博士。

    キリスト教の教えに反する地動説(っと著者は言っているがウソ-ではなく間違い。聖書は地球が虚空に浮かんでいることをヨブ記に記している)。

    鶴見隆史「『酵素』病気にならない体をつくる!」

    水野南北は老人に少量の肉食を勧めている。

    福島も含め三度も被爆した日本は逆に特別。

    フロイトは性欲と怒りのエネルギーを同根とみた。

  • 1日1食か2食で良くて、朝食は無理して食べる必要はないといっている。
    一般的には朝食は抜かずにしっかり食べたほうがよくて、頭の回転もいいというのが通説だが、作者は朝食を抜くようなライフタイルの人は夜更かしをしていて、それが原因で頭が回らないのだと言っている。
    1日何食がいいのか、どのダイエット方がいいのかいろいろ言われているが、だいたいどの本もデーターがなく信頼性にかけるものばかりなので、自分に合うものを試して、良ければ続けみる程度のことしかできない

  • 少食こそが運や健康に関連するものだ。

  • 第1章は、水野南北の紹介である。小説(神坂次郎「だまってすわれば」小学館文庫)しか知らなかったので興味深く読んだ。少食が

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著者プロフィール

1950年京都市生まれ。14歳で出家し、大徳寺にて修行。34歳の時に大徳寺を離れ渡米、ハーバード大学神学部で神学修士号、ペンシルバニア大学東洋学部で博士号を取得。シンガポール国立大学大学助教授、プリンストン大学准教授、東京外国語大学教授、広島大学大学院総合科学研究科教授を経て、現在、広島大学名誉教授。日本・アメリカ・ヨーロッパ・台湾などで「ありがとう禅」を開催している。著書に『法然・愚に還る喜び─死を超えて生きる』『山の霊力─日本人はそこに何を見たか』ほか。

「2016年 『講座スピリチュアル学 第7巻 スピリチュアリティと宗教』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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