運動しても自己流が一番危ない 正しい「抗ロコモ」習慣のすすめ (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
3.33
  • (0)
  • (3)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 23
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062728119

作品紹介・あらすじ

ジムで日頃、運動しているから大丈夫! 
テレビで見たエクササイズを欠かさずやっているから大丈夫! ではありません。
自己流の「運動は百害あって一利なし」です。
現在、介護人口は75歳以上で5人にひとり。予備軍であるロコモティブシンドローム(通称ロコモ)にかかっている人、さらにロコモ予備軍の合計数は推計4700万人、日本人の人口の40パーセントにも達します。
ロコモは、体を動かす運動機能にかかわる症状のことで、これが「寝たきり」への道に続いているのです。ロコモにならないためには、運動習慣をつけて体を退化させないようにすること!
その運動はそっても簡単なものでかまいません。
ただし、間違ったやり方では効果はないも同然!

著者は、世界陸上選手団、オリンピックと歴代選手団の代表チームトレーナーとして活躍してきた曽我武史さん。メダリスト為末大さんの専属トレーナーだったことでも知られています。
現在は、鍼灸マッサージ治療院を拠点に、プロや実業団などのトップアスリートから一般の方々の治療ならびに運動指導による再発防止・機能改善などのコンディショニングサポートを行っています。
そんな著者だからこそ、運動機能をアップするワークを伝授できるのです。ロコモティブシンドロームにならない生き方=抗ロコモ習慣が学べます。そして、長く若々しい体を保てるのです。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 加齢や生活習慣により、足腰の機能が衰えたり、怪我病気などにより運動器の機能が低下し、要介護や寝たきりになる危険性が高い状態を言う、「ロコモティブシンドローム」。
    この危険性と、防ぐための運動が紹介されています。

    運動をすることが健康作りに役立つのは言うまでもないことですが、自己流の間違った運動を続けていると、効果がないどころか、かえって体を痛めてしまうこともある、という警告も強くなされています。
    運動の素人は、思いつきで運動を始める前に勉強をした方がいいと言うことでしょう。
    運動初心者には分かりやすく、運動もいくつかイラスト付きで紹介されているのでお勧めです。

  • 講談社プラスアルファの、運動系の本は、ほんまに情報量少ない。

  • 「そんな状態だと将来寝たきりになるぞ」という脅しは耳に痛く、対処策としての運動メニューはわかりやすく、「まあでもあんまり気負ってもアレだし、出来る範囲でゆっくりね」というフォローはありがたい。
    副題はともかく、本題はあんまり内容に即してない印象。

  • ロコモーティブ・シンドローム(運動器症候群)は、日本整形外科学会が、今から6年前の2007年に提唱した概念らしい。運動器の障害により要介護になるリスクの高い状態になることをいい、変形性関節症と骨粗鬆症だけで4700万人の患者がいるという。4700万人というと日本人の3人に1人であり、2000万人強といわれる花粉症患者より多いということになる。医学には門外漢だが、周囲に花粉症患者は多いが、変形性関節症と骨粗鬆症患者は少ないので、やや眉唾。患者を増やしたい医学会の我田引水的な、おそらく生活にさほど支障がない人も目一杯含めての数なのだろうと憶測。単にリスクが高い状態を言うのであってリスクが表面化しているのとは違うのかもしれないが、リスクの高さにも程度が色々あるからね。
    第6章でロコモ予防として8つのトレーニングが紹介されているが、運動強度は大して高くないので、あまり運動していない中年以上の人向けの本だと思われる。例えば、40~50代の目標は腕立て伏せ15回以上、オーバーヘッド・スクワット15回以上等とされている。「自己流が一番危ない」とタイトルに謳いつつ、例えば、腕立て伏せ時の呼吸法(腕を伸ばすときに息を吐く)やどの程度のスピードでやるのか書かれておらず、そこは自己流でいいのかよと思わず突っ込んだ。また、トレーニングの紹介の箇所では、10回1セットでやると書かれていないが、最後の章でその旨書かれており、これも不親切。この本を読んでも自己流から抜け出せるかどうかは怪しい。

  • チェック項目9箇所。ロコモの人は、そのまま放置していると必ず介護が必要になると考えられます、簡単にいえば、ロコモは「要介護の一歩手前の状態」です、このままでは介護人口の増加によって日本の医療費がパンクしてしまうため、国が主導して対策を始めたという経緯があります。現に、ロコモ患者は日本で急増しています、日本のロコモ人口は、予備軍も含め推定4700万人、ロコモ患者の未来の姿ともいえる要介護認定者数(要支援を含む)は2012年12月末の時点で554万人を数え、75歳以上のほぼ3人に1人は、要介護認定者です、なにもしなければこの数が増えていくことは間違いなく、決して他人事ではありません。みなさんに目指していただきたいのは、これまで慣れ親しんだ生活習慣や運動習慣を見直し、ロコモに対抗、つまり「抗ロコモ」することです、「抗ロコモ」習慣によって姿勢もよくなり、あらゆる生活動作がストレスなく楽になり、ハツラツとして若返る-このプラスのスパイラルを、ぜひ体感していただきたいのです。バリアフリーにすれば、今の生活も一段と楽になるし、将来の備えとしても安心です、しかし、まだ元気なうちにすべてを準備することは、体を甘やかすことにつながります。若い人でも何気なく手すりを使っている人をよく見かけます、これは、足、膝、股関節で踏んばれる機能があるにもかかわらず、それをあえて使っていないということになります、使わなくなることの代償として、当然刺激の入らない筋肉はどんどん衰えていきます。高齢者でも元気に動ける人にとっては、手すりを使う必要はないのです。動くことによってなんらかの刺激は入るので、まったく動かないよりはいいですが、筋肉が昨日的に使えていなければ、やがて筋力の低下を引き起こすことになり、ロコモ予備軍の仲間入りをすることにもなりかねません。駅では、エスカレーターやエレベーターしか使わないという人は、試しに階段の上り下りをして、もう少しでもつらかったら、これからはできるだけ階段を使うように心掛けてください、慣れてくる頃には、筋肉もついてくるはずです。赤ちゃんはインナーマッスルをとても上手に使っています、赤ちゃんは体の外側や四肢に十分な筋力がついていないので、もともと備わった最低限の力ではいはいをしたり、寝返りを打ったりします、実際に赤ちゃんの動きを見てみると、とても効率のよい動きをしています。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

曽我武史(そが・たけし)
日本体育協会公認アスレティックトレーナー。JOC強化スタッフトレーナー(陸上競技)。鍼灸師。TKC BODY DESIGN代表。
1971年に生まれる。日本体育大学体育学部健康学科卒業後、日本鍼灸理療専門学校で学び、1998年からアジア大会、世界陸上、オリンピックなどで代表チームトレーナーとして活躍。2000年、単身渡米しトレーナー経験を積む。2001年、ミズノ(株)専属トレーナーに。室伏広治や末續慎吾らが所属(当時ほぼ全員が日本代表選手)。2007年よりフリー。世界陸上銅メダリスト為末大が引退するまで専属トレーナーを務める。現在は、鍼灸マッサージ治療院を拠点に、トップアスリートから一般まで、根本からの症状改善治療(再発防止、機能改善ほか)にあたる。
監修書には「ひとりでうまく巻けるテーピング・メソッド」(高橋書店)などがある。

「2013年 『運動しても自己流が一番危ない 正しい「抗ロコモ」習慣のすすめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

運動しても自己流が一番危ない 正しい「抗ロコモ」習慣のすすめ (講談社+α新書)のその他の作品

曽我武史の作品

ツイートする