日本人の4割が老後準備資金0円 老後難民にならない「逆算の資産準備」 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062728683

作品紹介・あらすじ

フィデリティ退職・投資教育研究所所長として、さまざまな年代・性別・社会階層の生活実態、資産状況、投資行動と老後準備資金額、退職後の資金状況の実態に迫る調査を次々手がけてきた著者。その成果を、『退職金は何もしないと消えていく』『なぜ女性は老後資金を準備できないか』『老後難民』といった著作にまとめ発表してきました。大きな反響を呼び、とりわけ「老後難民」は、ホットなキーワードとしてメディアで流布され、地方からは講演・セミナーの依頼が殺到しています。
 2014年、新たに勤労者3万人に及ぶ調査を行った結果、明らかになったのは、働く人の44.8%が、年金以外に老後資金を持たない、という事実でした。人口減少社会の進展により、年金減額が避けられない状況にもかかわらず、日本人の老後を支えるのは先細る年金だけ──。
 95歳まで生きる可能性が高い現代日本において、いかにこの状況に立ち向かうか。著者が辿り着いた結論は、年代別「逆算の資産準備」という方法です。
 団塊の世代が75歳に達する頃には、働き手も減り、経済は衰退し、子や孫も助けられません。そんな時代にも経済的独立を果たして、確かに生き抜くために今、自分自身にできる「対策」「ソリューション」を具体的に示します。

感想・レビュー・書評

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  • 老後難民というワードに引っかかって読んでしまったが、あまり具体性はなく、激しく期待外れだった。英国のISAのここがいいという話をされても、日本では参考にならない。残念。

  • NISAを中心に老後準備資金を貯めるための考え方を整理。
    フィデリティのアンケート結果等をもとに、野尻さんが客観的な分析を展開。

  • 大崎Lib

  • 勤労者の4割が「老後準備資金0円」という恐るべき実態。人口減少社会の到来で、年金頼みでは生きていけない今、老後の不安をなくすための「逆算の資産準備」という画期的な方法論を提示。働き手が減り、経済は衰退、子や孫も助ける力がない。そんな時代になっても経済的独立を果たして、確かに生き抜くために必読の1冊!

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著者プロフィール

一橋大学商学部卒。国内外の証券会社調査部を経て、2006年より外資系資産運用会社で投資教育に従事。20年以上にわたって資産形成・資産活用の啓発活動を続ける。2019年5月、定年を機に継続雇用を続けながら合同会社フィンウェル研究所を設立し、資産形成を終えた世代向けに資産の取り崩し、地方都市移住、勤労などに特化した啓発活動をスタート。行動経済学会、日本FP学会などの会員、日本証券アナリスト協会検定会員、2018年9月金融審議会市場ワーキング・グループ委員。本書では「第3章 英国のIFA」を担当。

「2020年 『IFAとは何者か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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