フランス人は人生を三分割して味わい尽くす (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 155
感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062729062

作品紹介・あらすじ

『フランス人は10着しか服を持たない』(ジェニファー・L・スコット著)が50万部の大ヒットとなるなど、フランス的なライフスタイルへの憧れや興味が再び今、非常に高まっています。それは、お金がなくても人生をシンプルに楽しむフランス人の気質が、今の日本人の感性にぴったりフィットしているからに違いありません。
本作の著者・吉村葉子さんは20年間のパリ生活を経験し、そこから得た見聞をもとにこれまで良質な著作を多数発表してきました。本作では、日本人とフランス人の両方をよく知る筆者が、両国民のいい部分をうまく取り入れた「シンプルに、豊かに生きるヒント」を提案します。ウイットに富んだ文体の中に、すぐに始められる暮らしのアイディアが鏤められた珠玉のエッセイです。

感想・レビュー・書評

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  • 「人生を三分割」ってどう三分割なんだろうと手に取りました。

    著者はフランスで20年間生活した後、日本で暮らしている方なのだそうです。

    実際に生活した方ならではのお話、特に子育てに関する内容が興味深かったです。
    「どこで買ったかは、聞かない、言わない。それがエレガンス」が参考になりました。

  •  フランス人とりわけパリ市民の気質を書いたエッセイである。こういう話題の本はマクロ的な国民性を描いたもので、すべてのフランス人がそうであるという読み方はしない方がいいだろう。またあくまでも筆者の視点で見たエッセイであることも看過してはならない。
     それを踏まえた上で本書を読むと、フランス人のユニークな気質が興味深い。さまざまな話題があるが、物を使い倒す、使い尽くすという考え方には興味を持った。フランス人は高いものを大切に使い続けるというだけではなく、安いものであっても手を加えながら使い続けるというのだ。アメリカ式の大量消費的な考えとは一線を画す考え方であり、ふるきよき日本の習慣にも通う。
     また、フランスの男性が厨房に立つことが多い理由というのが面白かった。外食の価格の高さと、女性の料理の下手さゆえに、必要に駆られての行動というのである。
     本書はフランス人の典型を描きながら、後半ではそれが日本人との比較で論じられ、結局のところ日本人論にたどり着いているのが面白い。フランスはあくまで日本を映し出す鏡なのである。
     本書はブクログの献本企画に当選していただいたものである。ブクログのサービスにはとてもお世話になっているが、プレゼントまでいただくことになり嬉しい限りである。

  • 『フランス人は10着しか服を持たない』(ジェニファー・L・スコット著)が50万部の大ヒットとなるなど、フランス的なライフスタイルへの憧れや興味が再び今、非常に高まっています。それは、お金がなくても人生をシンプルに楽しむフランス人の気質が、今の日本人の感性にぴったりフィットしているからに違いありません。
    本作の著者・吉村葉子さんは20年間のパリ生活を経験し、そこから得た見聞をもとにこれまで良質な著作を多数発表してきました。本作では、日本人とフランス人の両方をよく知る筆者が、両国民のいい部分をうまく取り入れた「シンプルに、豊かに生きるヒント」を提案します。ウイットに富んだ文体の中に、すぐに始められる暮らしのアイディアが鏤められた珠玉のエッセイです。

  • パリに居た頃を思い出します。なんと20年を超えました。
    26歳位でした。あの頃を思い出し観賞に浸ります。本はいまいちですね!

  • フランスを理解したい方には良い一冊だと思います。
    こちらに来て早3年、著者の言葉にウンウンと同意することも多く、なるほどそういう見方かと考えさせられることも。
    文化や価値観の違いを感じ、日本的な考え方から抜け出し、少し違った目線が持てるようになるかもです。

  • 一般外人が好む和食は
    天丼、バラちらし、(p64)

    小学校は5年間、落第あり
    中学校で将来を決め
    職業訓練コースか普通高校に進むか決める(p69)

  • 「フランス人は人生を三分割して味わいつくす」、人生の三分割、どんな分割だろうと思い手にしました。私の三分割は、学び、働き、そして運動と遊びの時期と思ってます。一日にしても、学生と仕事人は勉強(仕事)と余暇と睡眠で、定年後は自由時間と睡眠の二分割ですね(^-^)本書も学び(ホップ)、育て(ステップ)、定年後(ジャンプ)となってます。そして定年後を待ちに待った人生の本番(パラダイス)と位置付けてます。この日のために家族と会社の為忠実に働き、税金も年金も沢山払ってきたとw。全く同感です!(^-^)

  • フランス人の大多数がこのような思考で生きていると判断するのは早計だが、それでも著者の身近なフランス人が生き生きと描かれている分リアリティがある。
    現実に接したフランス人がどの程度日本人に似通っていて、どういったところを我々が学ぶべきかを語るが、小難しい専門書ではないので、こう考える人がいるのだなと参考にする程度に留めれば十分楽しめた。
    語り口がざっくりとしていて、本を読んでいるというよりは興味深い話を耳で聞いているかのような談話めいた心地よさ、気安さがある。
    突如軽率に社会問題に触れるが、そこは本文の文体に沿って、優雅なマダムのお茶会の席と心得て大目に見るべきポイントであるように思う。
    ほどよく聞き流し、ほどよく耳を傾けてほしい。

  • 51冊目。

  • 久米書店

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著者プロフィール

エッセイスト。1979年に渡仏し、20年間、フランス・パリに滞在。フランスの生活文化や暮らしの分野をはじめ、ヨーロッパ全域に渡って多彩なテーマを取材し、雑誌などに寄稿。帰国後はエッセイスト、小説家として活躍し、著書は30冊にのぼる。そのかたわら、フランスの家庭的な焼き菓子を提供するサロン・ド・テ『ジョルジュ・サンド』を2007年にオープン。当店は2013年末、惜しまれつつも閉店する。20年間を過ごしたフランス・パリで得た見聞をもとに、日仏文化の違いを独自の視点からユーモアを交えて紹介した『お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人』(講談社/2007年)がロングセラー。近著は『フランス人は人生を三分割して味わい尽くす』(講談社α文庫、2015.8)。2016年初夏、宝島社より新刊発売予定。

「2016年 『人生後半をもっと愉しむ フランス仕込みの暮らし術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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