ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 351
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062729291

作品紹介・あらすじ

「荒木さんがいなければ、僕のルーティンは完成しなかった」(五郎丸歩)
ラグビー日本代表メンタルコーチとして、ワールドカップの快進撃を支えた筆者の初著作。五郎丸のあのポーズは、どうして生まれたのか。何の意味があるのか。
二人三脚で「ルーティン」を作りあげた筆者だから書ける秘話がいっぱい。
最新のスポーツ心理学から導き出された「メンタルの鍛え方」は、アスリートはもちろん、一般社会で働く人にもきっと役立つだろう。

感想・レビュー・書評

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  • ラグビー日本代表の南アフリカ戦は、動画で見てもハラハラドキドキ、会場の熱が伝わる試合です。
    勇気をもらいたいときに見てしまうのですが、あの試合はまぐれではない!ということが、理解できる内容です。

    スポーツ選手だからこその、不安や葛藤、ストレス。
    心理学的に選手のサポートをし、選手を勝利に導いた筆者の、理論的で戦略的な方法が、やさしい言葉で紹介されています。

    五郎丸選手のルーティンとして知られるあのポーズも、三年がかりで作られたもの。
    目的があり、そこに意識的な方法が取り込まれることで、試合で効果を発揮する。
    スポーツで特に使えそうな方法ですが、この本を読んでいて、スポーツで、技術的や心理学的側面の指導は、しっかりと理論を学んで行うことが大切だなぁと思いました。

    私などは部活の指導が真っ先に頭に浮かんで読んでいたのですが、数年部活の経験がある先生が、技術にも心理面でも、選手を育てるための理論を一切持たずに教えることの危なっかしさも感じました。

    スポーツだけではなく、不安への対処法などは、日常生活でも使えそうですが、そこよりはむしろ、選手たちにどんなサポートをされていたのかとても興味深く読むことができました。

  • 著者はラグビー日本代表のメンタルコーチ。

    一流のアスリートだからといって、メンタルも強いわけではないという前提からの実践ノウハウ集。

    本番でパフォーマンスを高めるには「準備」。
    不安の解消は「書き出し」。

  • ラグビーワールドカップ2015日本代表のメンタルトレーナーを務めた人の著書。ちょうど仕事でラグビーに関わることとなったために読むことに。スポーツにおける、メンタルサポートの重要性をわかりやすく説明しており、実際にワールドカップ3勝という結果を残しているだけに説得力がある。スポーツのみならず、実生活に活かせる部分も数多くあり、ラグビーやスポーツに携わっていなくても読む価値のある本。五郎丸ポーズがいかにして生まれたか、その重要性についても単なるルーティンワークという枠を超えて説明されている。

  • 2016年に購入し、一気読みした本ですが、教えているラグビースクールの選手らが、秋の大会でメンタル的にやられてしまったので、その時に再読。また一月後改めて再読。

    「困ったときのメンタルスキル」の章が大変ためになっているのだが、極度のプレッシャーや不安に対処しきれなくて、パフォーマンスが悲劇的に悪くなる「チョーキング」と呼ばれる状態への解説、そうならないように、いかに準備するか、起きてしまったら、どう対処するか。

    秋の大会で非常に勉強になったので、改めて再読し、準備したい。 徹底的に準備するのみ。

  • 2017/11/27

    783.48||ア (3階芸術・体育)

    2015年ワールドカップで最強国南アフリカに勝利した日本代表!!!
    その日本代表のメンタルコーチであった荒木さんによってチームメンバーが「心の鍛え方」を学び、実践した勝利。
    五郎丸のルーティンも荒木さんがいてこそ編み出されたもの。
    どんな場面でもメンタルで負けないための一冊。

  • この分野にも銀の弾丸はない。

    ただ、弾を飛ばす方向性を聞く人はいるのだと思った。
    近い将来、各企業ごととはいわなくても、
    企業のためにこういう人々が活躍する時代が来る未来が想像できる。

    (以下抜粋)
    ○「僕は毎日、ものすごいプレッシャーと戦っている。
     プレッシャーを感じなかった朝はない。
     そんな自分を落ち着かせるには、仕事をするしかない。
     相手を分析し、戦略や戦術を考えるしかないんだ」(P.46)
    ○「どういうときに気分が高揚したか?」
     つまり、自分が心地よかったとき、
     コンフォートゾーンにピッタリくることやモノを思い浮かべるのです。(P.51)
    ○自分でコントロールできることが多いほどモチベーションは高まる(P.70)
    ○「勝者のようにふるまえ」
     -たとえ弱くても、つねに強者のように行動せよ、という意味です。(P.83)
    ○役割と責任を明確にしておくことです。
     言い換えれば、自分が何のためにここにいるのか、
     何をしているのかわからない状態にしない。
     自分に楽しみや刺激がある。あるいは自分が学んでいる、前に進んでいると感じられる。
     そうなると、人は自主的に目標に向かって取り組むことができる。(P.89)
    ○完全主義の選手は、体操や新体操、フィギアスケートといった、
     他人が採点する、評価する選手に多い傾向があります。(P.119)

  • 表紙にもなっている「五郎丸ポーズ」には、どういう意味があるのか?
    神頼みだと思ってる人はもうほとんどいないだろうけど、ゲン担ぎだと勘違いしている人はいるんじゃないかな。
    ラグビー日本代表のメンタルコーチを務めた著者が、その狙いを明らかにする。

    五郎丸選手だけでなく、選手たちそれぞれに心理面での課題があって、どのようにアドバイスしたのか、かなり具体的に書かれていて、ヒントが多い。
    実力をつけたい・発揮したいアスリートは、斜め読みでもいいから読むべき。

    僕のようなサラリーマンが取り入れられるものも、いくつかある。
    例えば、「ポスト・パフォーマンス・ルーティン」。
    何があってもリセットできるルーティンがあると強い。
    毎日の仕事の帰りに、ジムに行って汗を流す、と決める。決めたら、変えない。毎晩汗を流し、全てをリセットして眠りにつく。など。

    指摘されて気づくのは、案外みんな自分の感情のスイッチがどこにあるのか知らないということ。
    何をされたら腹が立つのか、あなたは自分自身を語れるだろうか?なかなか難しくないですか?
    牡蠣を食べたら腹を壊しがち、というように、メンタルについてももっと自分を知らなきゃ。

    2017年11月再読。前に読んだときはウツ気味だったからかな、今回は前回とはまた違った部分が印象に残った。
    こういう本は何度も読み返す価値がある!

  • 自己啓発本何冊か読んだことある人にとっては
    ありがちな内容なんじゃないかなと思う
    ということで特別お勧めはしないかな

    ラグビー日本代表選手を具体例に説明されているので
    自分でも実践できるメンタルトレーニングのヒントには
    なりやすそう

    七つの習慣と似たようなことも結構いっている

    自分のコントロールできないところに気を引かれないようにする
    反応を選択する
    役割、目標を考える
    など

  • 気持ちの持ちようで行動は変わる。

  • 期待ほどではないが、いくつか良いことが書いてある。

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