運が99%戦略は1% インド人の超発想法 (講談社+α新書)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 講談社 (2016年5月20日発売)
3.61
  • (5)
  • (4)
  • (7)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 52
感想 : 8
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784062729376

作品紹介・あらすじ

グーグルやマイクロソフトなど世界的企業のトップを次々と輩出するインド工科大学が、著者の山田真美氏に講義を依頼。果たして同大に学ぶ生徒とはどのような人材か? さらに、インドに10年近く居住し、身をもって日本人とインド人の「すごい違い」を経験。インド人の成功の法則や強みを知る。そして、日本人だからこその長所も見えてきた!


世界的企業のトップを次々と輩出するインド工科大学が、著者の山田真美氏に「わが校に日本の文化を教えにきなさい」と声をかけた。
グーグルやマイクロソフト、日本ではソフトバンクの幹部も、同大出身者なのはよく知られている。ちなみに、アメリカ航空宇宙局NASAも4人にひとりがインド人技術者。果たして同大に学ぶ生徒とはどのような人材か?
さらに、インドに10年近く居住し、1990年よりブリタニカ国際年鑑でインドの内政・経済・外交記事を担当、各界の人物にも会ってきた山田氏。その氏が、「大部分のインド人は、最初に会ったときがいちばんすごい」と述べるインド人のプレゼン上手さ。日本人はその逆、自分をできるだけ小さく評価するが、良いところをあとから次々出してくる。一事が万事、身をもって日本人とインド人の「すごい違い」と、日本人には目からうろこの「強み」があるのを実感。その比較と分析を痛快に語る。

みんなの感想まとめ

異文化理解や国民性の違いを深く掘り下げた内容が魅力の一冊で、インド人の発想法や文化に関する興味深いエピソードが多数収められています。著者は、インドに10年近く住んだ経験をもとに、インド人のユニークな考...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • インドが好きか嫌いかというより「カルマ」がある(ご縁がある)からインドとの付き合いが長いと話す筆者によるインド人についての本。

    タイトルのインド人の発想法というよりも、筆者が経験し見聞きしたインドの面白話が集められている。
    軽いタッチで書かれており読みやすい。

    自分の中では、大陸にある国、人口が多いなどの点から、中国とインドの国民性が似ているように思っていたが、そうでもないらしい。知らないことが多かった。

    以前、自分が日本で最古のインド料理店に行った時、店員の対応が、まんま「the インド」だったのを思い出し納得した。

    興味深かったのは以下の部分。

    「この世にはインドに行ける人と行けない人がいる」の言葉は三島由紀夫から。

    「人を見たら疑ってかかれ」
    自分が疑って用心していたら、相手が泥棒にならずに済んだというくだりが、インドに馴染む人というのは、
    こういう考え方をするのかと感じた。

    インド人のお金儲けに対する考え方

    親日家
    明治維新が経済再建の手本

    Thank you , sorryという言葉を使わない
    代わりに no problem(お互い様の意味っぽい)
    言葉でチャラにしたいのか?言葉と引き換えに感謝や謝罪の気持ちが帳消しになる。本当にその気持ちがあるなら時間をかけて行動で示せ ということらしい。

    「愛は平和ではない。愛は戦いである」
    思っても見なかった考え。国民性の表れか。

  • 「発想法」と言うか、発想の根底にある考え方や文化を実例とともに説明した内容だった。自分のチームにもこの本で説明されていた「NRI」がいることもあり、とても興味深かった。筆者の書き方も警戒で、飽きることなく読み進められた。

    以下、自分メモ
    ・「ありがとう」「ごめんなさい」は言わない
     →言葉でチャラにせず時間をかけて行動で示す
    ・郷土愛の深さ →国旗や国家の侮辱罪がある
    ・二面性 →例えば、化学者としての自分とヒンドゥー教徒としての自分を持ち、ガンジス河で沐浴をする
    ・親日 →戦後の日本が復興できたのはインドから輸出された鉄鉱石のおかげ

  • おもしろかった言葉は「愛は戦い」「サラスワティ女神(弁才天)なんてソフトでおもしろくない」。全体を通して文化、考え方のちがいがおもしろかった。

  • Yotsuya

  • こんな海外事情特集はほんとに面白い。飽きないなあ、やっぱりインドってのは奥深いですね

  •  インドと言うとカレー、タージ・マハール、数学、ITが頭に浮かんでくる。そんなインドを専門としている著者によるインド本だ。


     読んでいてびっくりしたのが、インド人は「すみません」や「ありがとう」を言わないということだ。と言っても礼儀知らずというわけではない。簡単にそんな言葉で表すよりも、時間をかけて行動で示すことが重要だからと言う趣旨の発言をヒンディー語の授業で先生が生徒の質問で答えたと著者が述べている。


     世界各地で活躍するインド人が増えている。日本も例外ではない。東京都江戸川区と江東区にインド人コミュニティーができて話題になっている。そうなった理由が書かれているが、今のようになったのには理由があったのがわかる。


     著者も述べているが、ハイテクを駆使するイメージがあるインドとその一方で精神面では昔からのものを受け継いでいる。まるで、西洋化した部分がありながらもその根底には日本的なものがある日本人と相通じる部分があるような気がしてならない。

  • インドの魅力が沢山詰まった本。特に昨今話題のインド工科大学について触れられているのが面白い。そんな有名大学なのに、授業開講日の後に授業の場所と時間が公開され、初回誰もこなかっただとか、日本では考えられない話が沢山。
    昨年自分が通っていたデヘラドゥーンのローズマウントスクールが出てきたのは驚きだった。いやあ、もう最高(≧∇≦)

  • 23冊目。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

山田真美
作家・博士(人文科学)。インド工科大学ハイデラバード校客員准教授。公益財団法人日印協会顧問。元・明治学院大学特命教授。1960年、長野県生まれ。明治学院大学経済学部卒業後、オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ大学大学院で海洋学、インドのデリー大学大学院でインド哲学を研究。2009年、高野山大学大学院修士課程修了、修士(密教学)。2014年、お茶の水女子大学大学院博士課程修了。博士論文のテーマは『カウラ事件の研究』。1990年よりインド文化関係評議会(ICCR)の招聘を受け、インドマジックとインド神話を調査研究。1996年より2001年まで家族とニューデリー在住。1996年より毎年『ブリタニカ国際年鑑』のインドの内政・経済・外交記事を担当。2001年、日印芸術研究所(インド政府認可法人)言語センター長就任。著書に『運が99%戦略は1% インド人の超発想法』(講談社刊)、『死との対話』『ロスト・オフィサー』(ともにスパイス刊)、『夜明けの晩に(上・下)』『ブースケとパンダの英語でスパイ大作戦』(ともに幻冬舎刊)、『インド大魔法団』(清流出版刊)、『吉祥天と行くインドの旅』(インド政府観光局刊)など多数。
ホームページ yamadamami.com

「2024年 『インド工科大学マミ先生の ノープロブレムじゃないインド体験記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田真美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×