脂肪と疲労をためるジェットコースター血糖の恐怖 人生が変わる一週間断糖プログラム (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062729901

作品紹介・あらすじ

ほうっておくと、命も縮める!!

食後の眠け、集中力の低下、イライラ、中年太り、原因不明の体調不良は、糖の過剰摂取による「血糖値の乱高下=ジェットコースター血糖」が原因だった!

本書は私たちの体、心までも支配する「ジェットコースター血糖」に立ち向かうための糖質制限食事法をご紹介。

コンビニや外食でも簡単に実践できる「一週間断糖プログラム」で「水槽の中にいたような」感覚から、「羽がはえ、空を飛べる」感覚を味わってください。

感想・レビュー・書評

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  • 1日に摂るたんぱく質

    普通の日 体重×1.2 66g
    運動した日 体重×1.6 88g

    肉100g 20g
    魚100g 20g
    卵 6g
    豆腐300g 20g
    納豆 7g

    1日に摂る野菜 400g


    1週目 断糖する
    肉、魚、大豆製品、卵、葉物野菜、キノコ類、チーズ、糖類ゼロのチョコレート

    2~4週目
    上記に根菜と無糖ヨーグルト
    1食当たり20gまでの糖質OK

    5週目以降
    糖質は1食20~40g
    1日70~130gまで可能
    ラーメンや寿司は月に1回までOK
    足がつるのはマグネシウム不足

  • ここに書かれている内容を実践して、頑張る!

  • 血糖値スパークを起こさないようにする為にどうすればいいかのヒントがあればと思い読んでみました。糖質が高い食べ物は何かを知っておくことで、回避する事ができるようになります。意外な食べ物や調味料(特にポン酢)の糖質が高いことや、ケトン体を増やすことで脂肪を燃焼させてエネルギーに変えるサイクルを作ることが大切だと感じました。ただ、過度な糖質OFFダイエットは体重を大きく減少させてしまうので、一階の食事でタンパク質を20g程度取ることを目標しましょう。

    食べるべき食品
    ・キノコ、緑黄色野菜、肉類、豆類
    取るべき油
    ・ココナッツオイル、EPA、DHA

  •  炭水化物ダイエットという単語は、ダイエットをしていない人でも耳にするかと思います。関連して、血糖値スパイク、あるいは当書のタイトルにも使われているジェットコースター血糖という単語も聞くようになりました。

     この本は、そんな血糖値センシティブな中年以降を主なターゲットとして狙って書かれた血糖値対策本だと思います。

     特筆すべきはそのシンプルな構成です。三部構成となっており、①理論②体験談③レシピとなっています。①理論では糖質と血糖値の関係、ケトン体生成について、またダイエット中に注目するべき徐脂肪量の考え方等が解説されています。②では糖質ダイエットに成功した方々の体験記が書かれており、興味をもって読めます。③のレシピでは、外で働き外食もコンビニも日常にある方を意識して書かれたレシピ集で、恐らく多くの方がああこれならできるかもと思うのではないでしょうか。

     これ以外にも、全体的に現代人に配慮した書きぶりに筆者の優しさを感じます。上記のレシピの前に一週間どのように絶糖、減糖をしてゆくかの導入法が書かれていますが、外食ならファミレスや居酒屋などでご飯抜きを頼めるようになど、なるべくなるべく減糖生活を送れるような工夫がシェアされています。

     これに対して私は、いくつか物足りないと感じました。糖はどこまで悪いのかについてもっと掘り下げてほしかった。筆者も一日20-40g程度は取ってよいと書いているが、ひょっとすると一日20-40g取るべき、と表現するべきなのではないか。この本を読んだ人なら、とりわけ真面目な人に限って、100%糖分を取らないように努力してしまうと思う。仮に糖分を完全に絶った時どういう影響があるのか。糖分の機能や必要性を認めて書けばより公平で説得力のある書きぶりになったのかもしれません。

     また上手な炭水化物の取り方についてももう少し書かれていれば嬉しかった。私はお米大好きですが、白米よりも玄米だと血糖値の上りが緩やかとか(いや、知りませんよ)、コーンとジャガイモはどちらの方が血糖値上昇が緩やかで食物繊維が豊富かとか。筆者は栄養士ですし、こういうのは得意なのではと思うのです。

     いずれにしてもこの本は血糖値スパイクについてはまとまっており、入門書としてはよいかと思います。理論的な背景に興味がない人でもダイエット本として読めます。新書の欠点である制約されたボリュームという点で、深い議論はできないのですが、血糖値関連書の入り口として読むのにはよろしいかと思います。

  • 第5章の1週間のレシピが、コンビニや居酒屋という自炊のできない人を意識して組みたてられており、一緒に載ってた糖質の多い少ない早見表もあわせると非常に使い勝手が良い。
    健康診断でもhba1cとか空腹時血糖値しか測っていない人が大半だと思うが、このレシピ通りに生活すれば自然に健康な生活に戻れること請け合いです、買ってカバンに入れて持ち歩く(コンビニではこれを見ながら買い物を決める)に値するサイズもドンピシャの保存版では。著者自身もここに書かれえてあることを意識して生活したら1年間で20kg痩せたそうです

  • とても参考になると思います。
    ただ,個人的な考え方ですが,かなり進行した状況でもこのやり方をやっていけば,復活するような書き方かな?と感じますので,できるだけこの食事療法?は最後の切り札としてとっておいて,普段の食生活でできるだけ健康を作っていきたいですね。

  • レビュー省略

  • 初読

    同じような本を立て続けに読んだ甲斐あってw
    大分理論がわかってきたぞ
    大体同じ事を少しづつ違う表現で書かれてると
    理解しやすいみたい

    この本は超具体的にコンビニ食を多用して
    糖質制限食のメニューを紹介してる
    自炊したい人はまたレシピ本を買えば良いとして
    ここまで具体的に商品名が出してあれば男性にもとっつきやすくて
    いいんじゃないかな。

    ケトン回路にしよう系だから
    もし、甘いものやご飯をもう一度、好きなだけ食べてしまったら、
    再びジェットコースター血糖がおこり、リバウンドはあっという間。
    そんな時は今度こそ心を強くもって導入期からやり直し。
    って脅し系?の文章があったけどそれは嫌だな。
    というか、一回のドカ食いでリバウンドするようなダイエット、
    全然良くないでしょ。
    あとがきでは「一度切り替えた頭と体なら少々失敗してもやり直しがききます」
    とあったけど…
    うーん、私は糖質摂っても(適度なら)構わない身体になりたいんだよなぁ

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著者プロフィール

管理栄養士。低糖質料理研究家。過去に20kgやせた経験あり。
現在は、大手企業で栄養相談、病院の臨床研究においての栄養療法を監修。

「2017年 『イラスト図解一番わかりやすい糖質と血糖値の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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