夏のレプリカ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.47
  • (285)
  • (580)
  • (1319)
  • (70)
  • (5)
本棚登録 : 5346
レビュー : 437
  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062730129

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • S&Mシリーズの中では異色なのかな…前後編とも違う連続のような、前後するような作品でした。 でも個人的には不満。同じ文章の繰り返しが多すぎるし、杜萌のキャラがイマイチ好きになれないし、なにより犀川先生の出番が少ない‼ これを一番最初に読んでたら森作品は読まなかったかもしれません。

  • やはり誰が犯人なのか、どんなトリックなのか毎回予想するがそれを上回って来るのが森博嗣の作品なんだなぁと感じた。

  • 森博嗣さんのS&Mシリーズ、7作目。

    前作の「幻惑の死と使途」と同時期に起こっていた事件ですが、関連はあまりありませんでした。

    萌絵の親友、杜萌の視点からお話が進むため、犀川先生はあまり登場せず。
    萌絵も同時に動いている前作の事件と、試験勉強に手いっぱいで積極的には関われなくて。
    それもあって、最初の方は少し退屈に感じてしまいました。

    結末は切なく悲しかったです。
    このシリーズ、動機がいつもはっきりしませんが、今回も動機がぼんやりしていたため、悲しい気持ちが処理しきれなかったよー

    今回、犀川先生は安楽椅子探偵状態でしたね。
    トリックについてはヒントがたくさんありましたが、やっぱり分からず。。。
    叙述トリック!とびっくりしました(笑)

  • いつも通り緻密なプロットとあっと驚く結末はさすが。しかし他の作品と比べるとどうしても地味な印象が否めない。犀川先生の登場シーンが少ないのも少し残念だった。

  • S&Mシリーズ7冊目。

    6冊目の「幻惑の死と使徒」と、同時進行で発生している、萌絵の親友である杜萌が巻き込まれる事件。

    最終的な犯人は、想定外だった。
    そして、悲しい結末。

    いくつもの記憶のすり替えを行い、それに気づいていく過程。
    それは、無意識であるが、とてつもない苦しみを伴うものだと思う。

    萌絵も杜萌も、辛く悲しい結末。

    しかし。。
    睦子さんは、なんて恋愛エキスパートなんだ!
    学ばねば(笑)

  • それはちょっとずるいでしょ!という真相。

    犯人の動きに少し納得のいかない部分もある。

    『幻惑の死と使途』との相関関係も薄く、ただ時期が重なっているだけ・・・といった印象。

    ただ、名家の誘拐、仮面、犯人死亡など、想像を掻き立てるキーワードが多かったので、推理しながら読むと楽しい。

    それだけに、細かいことが気になってしまう。。。

    ”どれくらい細胞の数が増加したときに、生命は意思を持つのだろう。単細胞であれば、いつまでも生きられるのに、意思を持つために、自らの寿命を縮めるのである。いや、寿命があることが、意思を作るのかもしれない。意思とは、消滅の自覚だ。”

  • 当事者ほど客観的になれないんだよね。

  • 「すべてがFになる」以来手が出なかった森博嗣作品。ミステリィが読みたくて、久々のS&Mシリーズ。相変わらずわかりにくい名前と、馴染まないカタカナの表記に悩まされるが、それなりに引き込まれて次を読みたくなる展開はさすが。ただ、事件の真相自体は想像の範囲でそこまでの意外性がなかったのが残念。萌絵と杜萌が最後にチェスをするシーンは美しくて哀しい。 杜萌には同調も同情もできないけど、兄の素生とはもう一度会えるといいな・・・とおもった。 それにしても、素生はいついなくなったんだろうな~

  • 途中で気付いた。
    萌絵ちゃんじゃない、と。
    で、笹木さん・・・?
    ささきさん???てなった。
    S&Mではとても異色な作品で面白かった。
    ラブストーリーを読んでる気分だった(笑)。

  • 今回の事件はとっても不思議なお話でした。
    萌絵ちゃんのお友達一家が誘拐されて、犯人が死んでいたという。

    この前の作品「幻惑の死と死途」と同じ時期に発生していて、
    偶数章と奇数章で事件がわかれているんですね。
    つまり、お友達が誘拐されている時も、萌絵ちゃんは別の事件に夢中だったわけです。
    萌絵ちゃんのお友達ということで、かなりの切れ者なんですよね。
    大学で離れ離れになった友達に久しぶりに会って、
    チェスをするってのは普通の大学生じゃないよね。

    このお友達の家庭も複雑で、父親が二世議員なんだけど婿養子で、
    奥さんがなくなっていて、後妻の連れ子が今回の主役なんです。
    更に、父の連れ子に盲目のイケメン兄ちゃんがいて、詩集を出してる作家なんだけど、
    とても神秘的で、いろいろあるんですよね。

    事件は3人いた誘拐犯のうち、2人が死んでいて1人逃げたのでその人を探すんですが、
    萌絵ちゃんが参戦して事件を調べ始めるんですね。
    いつもの通りですね。
    最後は、やっぱりそうだよね。って思いました。

全437件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家、元研究者。名古屋大学工学部建築学科、同大学大学院修士課程修了を経て、三重大学工学部助手、名古屋大学助教授。名古屋大学で工学博士を取得し、2005年退職。学会で数々の受賞歴がある。
作家として、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、同作で作家デビュー。S&Mシリーズとして代表作の一つに。『スカイ・クロラ』シリーズは本人も認める代表作で、2008年アニメ映画化された。その他にも非常に多くの著作がある。

夏のレプリカ (講談社文庫)のその他の作品

森博嗣の作品

ツイートする