悪意 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 15411
レビュー : 1475
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062730174

感想・レビュー・書評

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  • うーーん
    読んだけどさ 
    あまり好きになれないな
    なーんでか、って?
    死に逝く者にとって小さいことだよ、いってることが

  • 多作でありながら、一定の水準を保ち続けているのは、さすがだと思います。この作品も、動機の謎を主眼に置いたという目新しい視点、二重、三重の叙述トリック、すべてをひっくり返す終章のどんでん返し、といろいろな読みどころが用意されています。
    しかし、読み終わって、あまりすっきりしません。一言でいえば、現実感がないんです。要するに「そこまでするか?」ということです。動機の謎を主眼にするという試みは成功しています。こういうミステリーもいい、と思わせます。叙述トリックもきれいに決まっています。ルールの中で最大限の効果を発揮しています。
    しかし、それらがすべて、最後のどんでん返しを決めるために用意されているように思います。すべてをひっくり返して、曲がりなりにも着地できればそれでいい、そんな風に考えて書かれた作品のように思えます。ですから、本来の動機自体に若干無理があっても、どんでん返しのエネルギーでその無理が目立たなくなっているようです。
    伏線の回収も遺漏なくできているし、傷らしい傷は見当たらないのですが、根本のところで納得できず、私はすっきりしませんでした。

  • 最後まで読まないと真実は分からない。
    最後まで読んでも本当に理解できたかどうかは分からない。

    東野圭吾さんの作品の中でも重い部類に入ると思います。

  • 後味悪い。ここまで、手の込んだ作為をしてまで、友人(恩人でもあるはず)を貶める動機に納得いかない

  • 2019/10/06

  • 昨日書きましたが、東野圭吾さんの加賀刑事シリーズが好きで
    文庫本を中古で10冊まとめ買いしました。
    ということで、昨日から時間があれば読書
    ラグビー、サッカー、読書。
    独り好きの自分には至福の時です。

    まず最初に手に取ったこの「悪意」という作品。
    本当によくできていて、最後まで読むとなんて人って奥深いんだ
    そしてなんて感情的な生き物なんだ、と思います。

    ドラマから入った派なので、自分の中の加賀刑事は
    俳優の阿部寛さんです。
    物事を深く洞察し、人の心の深淵を覗くのがうまい。
    ロジカルに組み立て、犯人を追い込んでいく姿勢は
    すごすぎます。本を読んでいてもそのイメージがピッタリきます。

    「悪意」っていうタイトルは、読み終えれば本当に的を得ている。
    残り9冊この調子でじっくり読みたいと思います。

  • 意外な展開が続く作品です。殺人事件も犯人逮捕も作品の前半部分にあり、これからどうなるの?っと読みながら思ってしまうくらいです。この作品は犯人の「動機」が非常に興味深い作品になっています。また、刑事の捜査の仕方、操作中の考えや思いが詳しく描写されている部分が多く感じられ、この部分も興味深い作品です。ミステリー作品が好きな方は絶対読むべき作品だと思いました。
    最後のページまで読むと作品のタイトル「悪意」の意味が胸に刺さるような感じでわかり、あぁ~なるほど~そうなのかぁ~っと思いました。

  • 解説で桐野が書いていた内容に納得。書かれていることが真実ばかりではないとわかっていても、人は同化したいものだと。共感できる本ほどおもしろいと感じるのだと。その心理をうまく利用したミステリ。
    序盤でそれは割とわかったのだけど、どこまでが?どうして?というのは過去の章までなかなかわからない。犯人を最初に明かして、読者に推理を楽しませる面白い作品だった。

  • 殺人の門に近い気分になった。くらい。

  • 上手いなぁ~後半どんでん返しのどんでん返し笑。偏見から悪意に・・・いじめってそんなものからかと思うと本当に怖い。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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