アインシュタインの不在証明 (講談社文庫 よ 23-19)

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  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062730280

感想・レビュー・書評

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  • 面白い!推理小説はこうでなくっちゃの王道推理小説!笑笑

    ありえないような内容にしてますよー気を付けてー伏線いっぱいはったからねーよく見てー

    って冒頭に出てきて、随分親切な本だな。自信あんだなーと思いながら読んでたら、っていう本を書いてるひとがいてさ!みたいな流れになってきて、本の中と実際と、事実と本の中とを行ったり来たり。

    そして、まさか本の通りに殺人しようとしてる?

    って気がついたときには物事がどんどん動き出してる。そんな推理小説です。

    アニメのように、ありえない設定でありえないよーっていう内容なんだけど、なんか面白い。コナン見てるみたいなそんな軽い気持ちで読みすすめられます!ザたのしみ推理小説!

  • 軽井沢純子シリーズの最終作品。
    ミステリー小説応募作品の最終選考会が、淡島の高級ホテルで開催。ストーリーは別にして、現実に淡島にこうしたホテルがあることを知り、行ってみたくなった。

  • ミステリ論を聞いてなるほどなぁと思っていたら終わってしまった

  • 2014.1.17処分

    軽井沢純子シリーズ。
    「ピタゴラスの時刻表」「ニュートンの密室」と合わせた3部作のラスト。
    今回は鉄壁のアリバイの意義に着眼した作品とのこと。
    鉄壁のアリバイモノという時点でそれが崩されるのが作品のお決まりとなり、読者の意表をつくことが出来なくなってしまうではないか、と。
    以下ネタバレになるけれど、
    アリバイが崩れないかは必ず検証される、という前提を利用した人物が、真犯人の疑いを逸らす為に、あえて本当に犯行が不可能だった自分のアリバイに疑わしさを持たせていた、という内容。

    吉村達也さんの作品はどれもとても読みやすく、面白く読める。
    ただ、尻切れトンボ感というか、全ての謎が綺麗に納得できないところがあるというか…爽快な驚きといった、読後に残るものがないのが残念。

  • 初の吉村本。
    全く知識なしにたまたま図書館で借りて、たった今読了。
    なかなか面白かったので、wikipedia にて吉村さんを検索したところ、何と今年の5月に亡くなったとのこと。ご冥福をお祈りします。

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著者プロフィール

東京生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送ディレクター、編成プロデューサー、 扶桑社書籍編集長を経て1990年より専業作家。
1986年扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』でデビュー。2009年10月発売の『蛍坂』が200冊目の著作。
2011年9月ライフワークの『魔界百物語』がスタート。100本の書き下ろしミステリーに挑む。

「2012年 『幻影城の奇術師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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