三国演義〈第1巻〉 (講談社文庫)

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感想 : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062730938

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  • 羅貫中原作の大河歴史講談をベースに作者が解釈した作品。仁義の人というより中小企業の社長の如く生き抜いていく劉備、豪傑である自分の価値を認めさせる方法を考える関羽、呂布より強く頭の切れる張飛、天才的な槍の使い手にして爽やかな青年趙雲、怪しい術は使え政治家としては超一流だが軍事はヘッポコで軍令書をかざす孔明など面白い解釈。カカと大笑いして乱世を突破していく曹操が良い味出してる。
    三国演義なので晋の統一まであるので姜維、鄧艾らの名将たちの動きも分かる。

  • 「封神演義」の安能さんということで、けっこう宝貝がとびかう妖怪大戦争みたいな「クワン」みたいな三国志を期待していたのですが、けっこう普通。

    うーん、これこそ正しい「演義」という感じなのかなぁ。
    人の思いのこまかいところは、安能版らしく、ちょっと皮肉な感じですが、ストーリーの運びは、めちゃくちゃオーソドックスです。

    でも、それなりに読みやすいところが、メディアファクトリーからでているマンガ版の「三国志」とちょっと違うところ。

    見せ方しだいということですねぇ。

  • 何冊か読んだ三国ものの中でダントツで大好きな作品。
    三兄弟ばかりにスポットが当たる三国演義は読み飽きた、と思っていた頃に出会ったせいかとても思い入れがあります。本々作者さんの大ファンという事もあるのですが。

  • 私が三国志にはまったきっかけとも言える一冊。

    確か初めて読んだのは小学生~中学生の間だったと思います。
    おかげで漢字が物凄く強くなりました・・・。

    漢詩や漢文もたまに出てくるので、
    ちょっと本格的な中国の歴史小説です。

  • 自分にとって初めての三国志本。

    普通の三国志演義とはやや違うとこもあるが、そこがこの作品の独自のテンポ感を生みだしている。


    特に前半の曹操の覇権の拡大の過程は読んでいて、わくわくさせられる。劉備陣営の独特の侠的関係も良い。

    原作を改変しすぎず、なおかつ爽快感をより出している良作。

  • たまに私的三国志ウェイヴが来るので、手軽に手に入るものを片端から読んだりするのですが。個人的にはこれがお気に入り演義で、何度も読み返しています。この著者が前記で語っている、「三国志の世界」を楽しめば良いのだ!という部分に全面的に共感しています。ごちゃごちゃ難しいこと言わずに皆で楽しめばいいじゃーん。
    小説の体裁としては色々微妙なんですが、テンポの良さが小気味良い。いきなり長々と詩が入ったり、いきなり人が死んだりするテンポがすごく「らしい」感じです。昔、岩波で注釈と首っ引きで読んだ時のテンポに似てる。人物の解釈も、ドライでクサくなくて好みです。

  • 私が三国志を知った本でありまする。

    私はゲームから三国志を知ったわけではなく、この本から物語を学びました。

    文章は、正直ものすごく難しいです。はっきりいいますけど。
    難しい漢字とか漢文とか、普通に出てきます。
    ただし、ハードボイルドで、滅茶苦茶男くさい。
    これぞまさに歴史小説です。
    血が滾ります。

    本格的な三国志を読んでみたい御仁には、非常にお勧めします。
    中国の文化や思想も学べますし。

  • スタンダードな感じ。
    一番好きかも。

  • 全6巻

  • 中国の書籍を多数、翻訳されている安能先生が書き下ろした読み応えたっぷりの三国演義。いつも呵々大笑している曹操、孫策対太史慈の長ぁい一騎打ち、長坂あたりから一気呵成に盛り上がる劉備陣営、姜維の返し弓…等など心に残る描写が盛りだくさん。

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