加筆完全版 宣戦布告 上 (講談社文庫)

著者 : 麻生幾
  • 講談社 (2001年3月15日発売)
3.45
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062731119

加筆完全版 宣戦布告 上 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 自衛隊が動くことができるための、法律や関係各所の調整が事細かに描かれている。
    自衛隊は鞘に入りっ放しの刀である。
    情報戦については、原始的なスパイ物を読んでいるようであり、陳腐であると感じた。

  • いいです、読んで損はありません。

  • 敦賀湾に北朝鮮と思われる小型潜水艦が座礁した。通常の航続距離を離れたこの潜水艦には北朝鮮陸軍の精鋭レンジャー一個小隊が乗り組み、敦賀半島に潜伏する。現行法の枠により警察力にて本案件に対処しようとした内閣は、手痛い反撃により多くの死傷者を出してしまう。自衛隊という法律によってがんじがらめに縛られた軍隊はこの現実に際して座視するしか手がないのである。日本は小規模ながら大変練度の高い軍隊を保有する国家であるが、テロリストに対する鎮圧活動も現行法では許されていない。このような有事の際して、無力なのである。本作は、この問題を鋭く抉り、自衛隊という軍事力を、持ちながら法政軍備を持たない国家問題を読者に投げつけた。

  • 何かあった時、政治家は役に立たない。

    人の命より、世論と自分の当選を考えるから、残酷かつ無茶苦茶な判断が出来るのだと思った

    出てくる人が多すぎて混乱したけど、話的には中々濃くて良かった

  • <上> 2002.10.22 読了
    <下> 2002.10.25 読了

  • 北朝鮮兵士が日本に上陸してきて原子力発電所がテロの標的になる話。
    軍事もの?にも分類されるのだろうけど、恋愛が主軸の有川浩さんのとは違って、もうガッツリ軍事系。
    軽い感想で言えば、とりあえず警察庁は内部同士は仲良くしようぜ、ってのと、警察庁と外務省の仲が悪すぎて笑える。あとキャリアが現場の邪魔しすぎてて笑える(実際どれもマジなら笑えないんだけどね)
    その他の感想は下巻でー。

  • 日本の国防を考えさせれるシミュレーション小説。
    リアルすぎてついていけないところも数多いですがすごく考えさせられる小説でした。

    有事法制がない2001年に執筆されており、有事法制が2003年に整備されたとはいえ、今、有事が起こったら、結局はこの小説のようなことになるのでは?と思い恐怖を感じます。そもそも、今の有事法制でこのような事態は防げるの?その辺も理解していないのは自分だけではないでしょう。

    ストーリーとしては、原発のある敦賀半島沖に北朝鮮の潜水艦が漂着し、対戦車ロケット砲で武装した11名が上陸します。警察が出動しますが、圧倒的な武力の差に太刀打ちできず犠牲者が続出します。普通、映画の世界では、こんな時には自衛隊でしょって思うわけですが、有事の際なのに自衛隊が出動できない。災害の際には出動できるのに..そんな現実を見せ付けられることになります。そういった自衛隊の出動について、自分たちの責任のなすりあいをする政府、官僚。一方での現場での命をかけたやり取り。あまりのギャップにつらくなります。
    ようやく、自衛隊の出動が決断されますが、ここでも、相手が撃つまでは発砲できず犠牲者がでます。
    目の前に敵がいるのに、発砲するためには総理大臣の許可がいる!現場つらすぎます!!交戦規定もない。あいまいな中で、何を信じて命を懸けなくちゃならないのか..
    そして、北朝鮮から新たな潜水艦が..潜水艦をどうするのか?中国の動きは?アメリカは?まさに一色即発というところでくだされる決断は...
    最後は、あっけなく終わってしまうのですが、それまでの過程がやはり恐ろしい、リアル感が十分伝わってきます。
    有事の際に、日本は本当に国民を守ることができるのでしょうか。

    戦争はしない、けれど、自分たちの命は守ってほしい。戦争と防衛という難しい課題を正面から見せつけられ、考えさせられる小説でした。
    そう、フィクションであり続けてほしい。そして預言書にならないでほしい。
    そんな物語です。

  • 050323

  • なんなのこの国は、日本って大丈夫?って思ってしまいました。

  • 日本が抱える憲法上の問題や自衛隊と言う
    ハードウェアはあっても法律・憲法と言う
    ソフトウェアがしっかりしていないなど
    本当にあった事件のドキュメンタリーか?
    と思えてしまうくらいでした。
    (事実、韓国で起きた事件をモデルに
    しているようですが。)

    娯楽作品とは言え考えさせられる
    作品でした。

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