司法戦争 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (712ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062731713

感想・レビュー・書評

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  • 良かった!

    しっかり組み立てられた構成かつ司法制度と三権分立が学べて加えてハードボイルド!

    贅沢な作品。

    前半は用意周到だけど、後半は大胆かつ粗々なのは、この手の作品ではあるあるだけど,さすがにあの爆破は衝撃的だよ…。

  • 全く想像もつかない所でのアホなバカ試合。正直この話、途中で終わっても それなりにも面白かったのに。最後辺りは付け足し感がありあり。ちょっと残念。全体的には面白かったです。只前回読んだ検査捜査の方が面白かったです。

  • 数年ぶりにサスペンス小説を手に取りましたが、中嶋博行さんの他の作品も読んでみたいと思いました。

  • イヤー面白かった。
    読みごたえ抜群。
    沖縄県警の刑事二人組が、いー味出してます。

  • ジョン・グリシャムに影響を受けて小説を書き始めただけあって、グリシャム好きなら間違いなくドハマりする作品。
    もっと前に読んでいれば、電子マネーや陪審制(日本では裁判員制度)については「これからまさに起ころうとしていること」としてもっと楽しめたかも。
    様々な機関の思惑が入り乱れる中、根気よく絡まった糸を解きほぐしていく真樹を少しは見習わなきゃ、とすぐに諦めちゃう自分は反省。
    著者の3部作で法曹三者は全て登場し、長編は長らく出版されていなかったが、2013年に「新検察捜査」が出版されたのでそちらも早く読みたい。

  • 長編。争いの焦点が実は違っていて、裏そのまた裏があるところは面白い、あと沖縄の刑事がかっこよく描かれているところも良かった。
    最後がちょっとあっさりしすぎ。600ページ以上ひっぱってきて、ラスト5ページでおわり、というか最後は結局司法制度も世の中も変わりませんでした的な終わり方。これって犯人側の勝利になるのか。

  • 読了

  • 面白かった。著者の新作が出ないのが残念。

  • 2016 1/13

  • このあと日本の司法制度は今のように変わったわけかな。手に汗握ったたけどしっかり守られた主人公。彼女の時だけ失敗ってね(笑)。守ろうとした刑事の姿が感動的.... 壮大なドラマ観た感じ。

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著者プロフィール

1955年茨城県生まれ。早稲田大学法学部卒。ジョン・グリシャムの作品に影響を受けて小説執筆を始め、横浜弁護士会に所属しながら1994年『検察捜査』で第40回江戸川乱歩賞を受賞。現役弁護士ならではの司法界のリアリティと、国家権力の影を作品に取り込むスケールの大きいエンターテインメントで人気を博す。著書に『違法弁護』『司法戦争』『第一級殺人弁護』などがあり、本書は『検察捜査』『新検察捜査』に続き女性検事の岩崎紀美子が活躍する最新作である。

「2023年 『検察特捜 レディライオン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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